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更年期は、生理がなくなる「閉経」をはさんで前後5年、合わせておよそ10年間を指し、女性は誰もが経験します。閉経する時期は日本人の場合は50歳前後で、更年期はおおむね45歳~55歳と言われています。
この間に、卵巣からの排卵が止まり、妊娠することが不可能になります。
また、エストロゲンやプロゲステロンなどのホルモンの生成量が減り、身体に各種の変化をもたらします。その結果、さまざまな症状が何年にもわたって続く場合があります。
更年期の代表的な症状としては、ホットフラッシュや発汗、気分の変動などが挙げられます。
更年期における8つの事実
心臓のリズムが変化する
更年期になると、緊張したり、運動をしていないのに胸がドキドキしたり、息が苦しくなることがあります。
エストロゲンなどの女性ホルモンは脳の視床下部からの命令によって卵巣から分泌されており、更年期になると、その卵巣機能が低下して視床下部からの命令がうまく伝達されなくなります。視床下部が正常に機能しなくなり、自律神経のバランスが崩れてしまいます。心拍は、自律神経によってコントロールされているため、動悸などの症状が引き起こされます。
エストロゲンには心血管を守る作用があり、更年期にはこの作用が失われることで動悸などの症状を伴う循環器疾患が増加すると考えられています。
簡単な対処法
まずは、ゆっくり深呼吸して呼吸を整え、リラックスすることを心がけましょう。また、動悸は更年期の症状だけではなく、別の病気の症状として出る場合もあるので専門医に一度相談してみることをおすすめします。
エストロゲンの減少によりコレステロールが変化しやすい
エストロゲンは、月経周期を調節する、悪玉コレステロール(LDL)値を抑える、善玉コレステロール値(HDL)を上げるなどの働きを持つホルモンのひとつ。エストロゲンの分泌の減少により善玉コレステロール値が減り、悪玉コレステロールが増える傾向にあります。
更年期にさしかかる前から健康的なライフスタイルを維持することで防ぐことができるでしょう。
人づきあいがおっくうになる
更年期は、感情や気分の変動が激しくなるせいで、内向的になりがちな時期。人づきあいがおっくうになるなど社会生活に影響をおよぼす行動をとり始めたりなどの変化は、もともと外向的な人に特に目立ちます。
更年期に差し掛かると、多くの女性は生き方等について考えるようになり、自分自身のための時間を増やす必要性を感じます。
今まであきらめていた趣味や学び、誰かのために役立つことをやってみようという気持ちになります。
これは更年期のポジティブな面と言えます。
食生活を変える必要がある
スーパーで売られている加工食品の多くは、多くの化学物質を含んでいるため、更年期の女性たちの体内でホルモンの分泌を阻んだり、バランスを崩したりする可能性があります。
無添加の自然食品をもっと食べるようにし、パラベンやフタル酸・BPAなどの添加物を含んでいる食品は避けることが大切です。
新鮮なくだものと野菜をもっと食べるようにすること。更年期の症状を乗り切るために身体が必要としている栄養素を、たっぷり提供してくれるでしょう。
髪に変化が起こる
更年期に伴うホルモンの変化は、あなたの髪の健康にも影響を与えます。
髪が細くなったり、パサついたり、抜け毛に悩まされるなど。
これを防ぐには、化学製品やヘアアイロンなどの使用を避けるだけでなく、ヘルシーな食生活を実行し、ビタミン・ミネラル・タンパク質をたくさん摂るようにしましょう。
感受性が高まる
生理前の不調と更年期症状の関係性についての研究では生理前の不調が強い人は更年期になりやすいことが明らかになっています。
こうした症状がひどくなってしまう原因のひとつに、「感受性の高さ」も挙げられます。
感受性が高く、ちょっとしたことでもストレスに感じてしまう人は更年期症状がひどくなってしまうこともあるのです。
そのため、性欲にも変化が現れ人によって亢進したり減退したりする人がいます。
性欲の変化
性欲が増す人
閉経後の女性のなかには性欲が向上する人もいます。それは、「妊娠の不安が減った」「育児を終えてパートナーとの親密な関係を楽しめるようになり、心の余裕ができた」などが理由として考えられます。
性欲が減退する人
更年期および閉経後の女性のなかには性的に興奮しなくなったり、セックスに興味を失ったりする人も少なくありません。
エストロゲンが減少することで、膣内分泌液が減少するため、性交時に苦痛を感じることなどが原因になります。
大切なことは、自分の気持ちに正直になり、自分に対して親切にすること。「変化に適応し、ストレスに対処することで、更年期の不快な症状からより早く抜け出し、それまでの状態に戻ることができます」。
ー北米更年期学会の院長であるステファニー・フォビオン医学博士ー
睡眠時間をもっと必要とする
「睡眠は自律神経に深く関連しており、自律神経のバランスが保たれると睡眠にも良い影響をおよぼします。
ホルモンが変化するため、更年期の女性が睡眠時間をもっと必要とするのは当然だと言えるでしょう。以前よりも昼寝の必要性を感じるようになるかもしれませんが、正常な睡眠サイクルを阻害しないように、昼寝は30分以内にとどめましょう。
ホットフラッシュを体験する
ホットフラッシュとは、のぼせ、ほてり、発汗の症状がみられる更年期障害の一つで、具体的には次のような症状があります。
・上半身が暑くなり、のぼせたり、ほてったりする
・急に顔が熱くなる
・滝のような汗をかいて止まらなくなる
原因
卵巣から分泌される女性ホルモンである「エストロゲン」の分泌量が減少することに関係しています。
エストロゲンは脳の視床下部と下垂体からの指令で卵巣から分泌されますが、卵巣に寿命が来ると、エストロゲン分泌ができなくなり閉経を迎えます。
閉経前後はいわゆる卵巣機能が揺らぐナイーブな時期。脳からの指令に卵巣が応えることができずにいると、脳からのホルモンは過剰に分泌されてしまいます。
脳視床下部ホルモンは血管、体温、発汗などの調節をつかさどる自律神経をコントロールしているので、この脳ホルモンの乱調が自律神経を失調させ、ホットフラッシュの原因になると考えられています。
対処のしかた
身体中がカッと熱くなる不快な感覚は夜間に起こることが多く、安眠を妨げる場合があります。ゆったりとした服を身につけ、通気性のよいシーツと枕カバーを使用し、室温を適正に保ちましょう。
ヨガ・瞑想・アロマセラピーなど、リラクゼーションのためのテクニックも役に立ちます。
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