ワクワク楽しい人生のフィールドにステップアップ
冬の寒さを元気に乗り切るために効果的なセルフケアについてご紹介します。
インドの伝統医学アーユルヴェーダの知恵では、
食事や睡眠も“冬シフト”する必要があります。
冬は体熱を生み出すエネルギーを多く消費するうえ、寒さで免疫力が下がりますから、
毎日睡眠をしっかりとって、体力を温存したいものです。
私の最近の悩みは、低体温です。
35度代です。
体温が低いと免疫力が下がるそうです。
理想の体温は、36度5分といわれます。
体温を上げるために、朝起きたらシナモンを入れた白湯を飲んだり、
腰にホッカイロを貼ったりしています。
服を重ね着して着ぶくれています。
アーユルヴェーダでは、3つの体質があるとされます。
また年を重ねると、どの体質もヴァータが強まっていきます。
図の出典：フィリップスつなぐヘルスケア
体温を上げるために続けたい習慣
食養生～温かい食事
体を温める野菜～根の野菜
・生姜 ・にんじん ・かぼちゃ ・ごぼう ・大根 ・レンコン ・玉ねぎ ・じゃがいも
体を温める果物～寒い地域で取れる果物
・りんご ・さくらんぼ ・ぶどう
体を温める発酵食品～発酵食品は体の代謝をよくする酵素を含んでいる
・納豆 ・キムチ ・味噌 ・チーズ ・ヨーグルト
体を温める食品その他
・唐辛子（カプサイシン） ・紅茶（発酵させて作られている） ・赤ワイン（ポリフェノール）
食養生～体を温めるスパイス
生姜、ウコン、カルダモン、シナモン、クローブ～体を内側から温めてくれる代表的スパイス
ウコン～代謝をアップさせて体を温めるだけでなく、抗菌・抗炎症作用→風邪予防
毎日ティーズプーンに半分ほどとる習慣がおすすめ。
しっかり睡眠をとる
睡眠中は、病原菌と戦う免疫細胞が産生されます。
※体温が下がると体内の免疫細胞の活性が低下し、感染症にかかりやすくなるといわれます。
免疫力を高めるために、冬は30分から１時間ほど長めに寝るのがよいとされます。
冬は日没が早く、日の出が遅いので自然のリズムに合わせると睡眠時間は長くなります。
うがい習慣で口の中を清潔に保つ
起床時、外出から帰った後など、ぬるま湯に塩を入れた水でうがいをして、
口の中の雑菌を洗い流しましょう。
アーユルヴェーダでおすすめしているのは、オイルプリング。
（少量のゴマ油やココナッツ油を10〜20分ほど口に含んだままうがいするもの）
口内細菌や老廃物をオイルで絡めとって排出させることで、免疫力を高めることができます。
朝起きたら白湯を飲む
白湯（沸騰したお湯を冷ましたぬるま湯）を飲むことで、水分補給と体を温める作用、
胃腸の活性化、デトックス効果が期待できます。
私は白湯にシナモンを入れて飲んでいます。
湯船につかってしっかり温まる
熱いお湯は、皮脂を落としすぎて皮膚を乾燥させ、
出たときに急激に体温が下がるので湯冷めしやすくなります。
そのため、冬は40度前後の湯でじっくり体を温めるのがおすすめ。
副交感神経が優位になり、
血管が拡張するので、あたたかさが長く持続します。
寝る前のオイルマッサージ
つま先など冷えやすい部位を、あたためたゴマ油でマッサージしてあげましょう。
これはアーユルヴェーダでは、アビヤンガ（油を塗る）といわれるボディケア法。
皮膚から浸透したオイルが、体の毒素を溶かし出し外に排出しやすくすると考えられています。
そのほか、リラックス効果、質の良い睡眠、冷え性の予防などの効果が期待できます。
この中で自分に向いていてできそうなことを試してみてはいかがでしょう。
また冬の過ごし方が、春の健康に影響します。
冬は春に向けて成長のエネルギーを蓄える時期。
エネルギーをじっくりチャージする期間でもあります。
いつもより、自分に優しく、大切に扱うことで、
春に花を咲かせる体力を養うことができます。
自分を大切にする習慣を作りましょう。
健康な心と体は、幸せな人生に導いてくれるはずです。
笑顔のすてきなあなたに
幸せがなだれのように訪れますように。
世界にただひとりの素晴らしいあなたにありがとう
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