病院が大嫌いな不登校のHSC気質の長女。


ここ半年ぐらい、溜まった気持ちが

身体への症状として出ていた。


口唇炎、目の周りの炎症にめんぼう

そして口内炎。

次から次に出きていた。


その度に病院へと促すが

これがどうしても切り替えられず

行けない。


何をされるかわからない不安と

行った方がいいのはわかっているが

切り替えられない、発達特性が影響し

連れていこうとすると

小さな子どものように癇癪を起こす。


幼い頃は、担いで連れていけたが

5年生はさすがに無理…。


もう、自分で切り替えて行くしかない。


この半年、あの手この手で試みるが

上手くいかない。


何とか、市販薬でしのいで治ってきたが

今は、口内炎がしぶとく

治りかけても、また出来る。


たかが口内炎でも、長女には

不安なのだ。


私も、不安気質なので

気持ちはよくわかる。

始めのうちは、寄り添う。

大丈夫だよ。

そうだね、気になるよね。

うん、うん。


「でもさ、口内炎かと思ったら

 虫歯の詰め物が原因で

 治療したじゃん?」

と、妹の痛がっていた

歯医者の治療を思いだし

不安になる。


歯医者を促してみる。


「でもさ、でもさ…」


出てくる、出てくる。


寄り添っても、対処方を伝えても

どんどん出てくる。


だんだん私もイライラし始める。


これはもうびしっと。

同じ大人と思って

はっきり言ったほうがいいな。


いつまでそうやって不安を選んでるの?

選んでるのは自分なんだよ。

それに気づかなきゃ

いつまでもそのままで

変われないよ!


治したいなら

気になるなら

病院、歯医者にいく!

そこは覚悟決めなきゃ!


これまでも何度促して

行っていないか。

何度、癇癪を起こされたか。

そのモヤモヤもあり

強い口調で、わーっと沸き上がってきた。


今までは、行かないを決めるのは長女。

それで、ひどくなっても長女が選んだもの。

どうにかなっても、それは受け止める。

そう思っていたが

今回は、あまりに不安や言い訳を言うので

いい加減行こうよ

私も安心なのにという思いだった。


すると、わかってるけどと

一言言ってそっぽを向く。

いつもなら、そんなこといったってと

泣いたり、怒って少し暴れたりするが

しなかった。


早く治してあげたいし

どうにかしてあげたいが

私もここまでにする。


親だから、どうにかしなきゃとなれば

ぶつかって

お互い苦しくなる。


私は、きっかけを作るだけ。

あとは、長女が決める。


もう、ここまで。

これ以上は言わない。

私のイライラもここまで

引きずらない。


少し離れて、そしてそっと隣へ。

手を握る。

何も言わない。



きっかけは、私がやれる時に

やれるだけ作る。

あとは、そばにいてあげればいい。


対策も言葉もいらない。

手をぎゅと握る。


そして、話題を変える。

今に戻る。

握った手に

大丈夫だよの思いをこめて

今に。


きっと、切り替えられるようになるよ。

それまで、隣で見守るよ。


日々の小さな出来事

私たちの信じたことを

1つ1つ、乗り越えていこう。


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