主人に思いを伝えると
「本気で言ってるの?!」
「子育てが原因で倒れたのに?!」
そりゃ、そう思うよね。
私も決断したものの迷っていた。
やっぱり無理だよね。
また、しんどいの嫌だし。
でも、欲しい。
毎日主人と「どうしよう。」
すると、ある日
「産みたいならいいよ。
俺も覚悟決めた。
また、倒れるかもしれない。
また、つらい日々になるかもしれない。
それでも支えると決めた。挑戦してみよう。」
ありがとう、ありがとう。
闘病中も、主人に一番助けられた。
すごいな、この人。
あとは、天に任せよう。
授かったら、産んでも大丈夫だよということ。
排卵日も測らず。
自分の体の感覚で。
お互いのタイミングや疲れなどで
たった一度だけだった。
そして、2週間程たったころ。
日々の瞑想中
マリア様のような人から
おくるみにくるまれた女の子を
「この子をお願いしますね。」
と言って渡された。
あっ、妊娠したんだ!
と、この時確信。
そして、その後1週間程たち…
陽性反応!!!
主人に見せると
「まじか?!
じゃあ、そういうことだ。頑張ろう。」
嬉しさと不安を抱えながらの
4回目の妊婦生活のはじまり。
覚悟はしていたが、しんどいつわり。
今回はさらに、ホルモンバランスの乱れから
息苦しさが続く。
発作を思い出す。
そして、不安にかられる。
「こんな状態で本当に産めるのか?!」
「やっぱり無理だったのか。」
「息苦しい、しんどい。」
パニックは不安になればなるほど
息苦しさが増す。
また、この状況に戻るのか。
せっかく治ってきたところだったのに。
そっちにいくな。
もどってこい。
大丈夫、大丈夫!
この息苦しさは、ホルモンバランスのもの。
自分が生み出してるものじゃない。
自分の内面と向き合い
精神統一。
それでも、心が折れそうになる。
そんな時、また瞑想中、
お腹の赤ちゃんが励ましてくれた。
「ママ、大丈夫だよ。
これを乗り越えられるってわかってるから
私は来たんだよ。」
「私は元気に育つから何の心配もしないで。
自分の体のことだけ考えて。」
「私は、みんなを元気にするために
行くんだよ。楽しみにしててね。」
えっ?!お腹の赤ちゃんとも繋がれるの?!
それから、つらいとき
何度も何度も励ましてもらっていた。
その度に、ありがとうと涙する。
あの励ましがなかったら
乗り越えられなかった。
それぐらい、今回は息苦しかった。
つらかった。
そして、何とかつわりを乗り越え
少しずつ楽になっていった。
その後も何度も赤ちゃんと繋がる。
お腹にいる愛おしさを
噛みしめながら。
会えることを
心待ちにしながら。
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