何がしたいの?問われると困る希さんのお話連載中です。

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いつも不安だらけ。やりたいこともないのに年齢だけ上がっていく。辛い時はスピリチュアル本を読んで不安を沈めていた希さん。

 

ある時、間違って私の著書を手に取ってしまって頭をぶん殴られたような衝撃を受け、ご相談にいらっしゃいました。

LINEアイコンを変え、メイクを習って服装も変えて婚活アプリに登録。同い年の浩二とであい2度目のデートで結婚前提に付き合ってほしいといわれ彼氏ができました。…が、同時に心療内科に通っていること、精神病で休職していた過去も打ち明けられました。自分は非正規雇用、転職は、結婚は、将来の不安がどっと押し寄せます。

 

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希「冷静になったら浩二さんは理想通りの男性かも。話も聞いてくれるし、なんでも話せるかも。

やっていけますよね。

病気なんて誰だって可能性ありますしね。隠さず打ち明けてくれる人だから。」

 

菊乃「そうだね。理想の男性に出会えてよかったね。彼から元彼について聞かれたの?」

 

希「いえ。特に何も」

 

菊乃「じゃ、何も言わなくていいんじゃないの。仮に聞かれても元彼は既婚者だったから別れたでいいんじゃないの。ウソじゃないし、30年以上生きててそういう経験あってもとくに詮索してこないんじゃない。22歳の時に不倫してそれが唯一の元彼ですと詳細を正確に説明する必要ある?」

 

希「そうですね。あー、もう10年も前のことだし。もう私も30代ですもんね。そう言われたらそうです。付き合ったら既婚者だったってことだってあっておかしくない齢ですよね」

 

菊乃「転職活動のことだけど、履歴書や職務経歴書はできたの?どっかエントリーした?」

 

希「まだです。職務経歴書とかどう書くか分からないです」

 

菊乃「志望動機とかはエントリーする会社ごとに変えるものだと思うんだけど、まず履歴書と職務経歴書を書いて添削してエントリーしてそこからじゃないの」

 

希「どんな仕事がいいか分からないんですけど」

 

菊乃「仕事はやってみないとわからないところはたくあんあるよ。今の仕事も外からのイメージと実際にやってみてからでは全く違ったでしょう。品質管理の仕事に仮に就職したとしても、同僚に恵まれるとかわからないんですよ。

ちょっといったん転職から離れて彼と付き合うきっかけを思い出してほしいの。彼と出会うまでどんな男性がいいか、どんな男が自分に合うか考えて分かってから探した?

 

希「いや。分からないです。はじめは共通の趣味が大事かなって思ったけど、趣味が合うより思いやりがある方が大事だなって思って。

彼は近くに住んでて、年が同じで、2回目のデートで付き合おうっていってくれたから付き合うことになったんです。」

菊乃「そうだったよね。そんなに具体的に細かい条件決めず。その時のご縁を大事にしてできたんだよね。

仕事もそんなに狭く条件決めなくていいんじゃないの?

まず、家から通えるところで、今の仕事より休みがあって、だと限られてこない?

 

あとは、今の希さんの経歴で面接してみたいって企業があったらその会社をよく知って、働くことで自分が役立てることをアピールするだけだよね。

 

婚活なら会ってみたいって思われるプロフィールを作ったじゃん。

転職なら会ってみたいって思われる履歴書・職務経歴書を作るのが先で向いてる仕事かどうかなんて、内定も出ないうちに考えることじゃないんじゃないの」

 

希「あー、そうです。なんか、婚活の時みたいにスピリチュアル本だけ読んで頑張った気になっていたのと同じことやってました。

履歴書ないのに、どんな仕事が合うのか、どの資格をとればいいか、エントリーもしてないのに不安で調べてばっかりいて。でも何にもできることないんだけどなぁ。」

 

菊乃「その辺は転職の専門家に頼ろうよ。

ただの飲食店勤務って書いたらそりゃ1行で終わるけど。

シフト作成やパートさんの採用面接もやっていたなら、マネジメント経験ありって書くことがだってできるんだよ。

法事とか団体予約も多いお店なんでしょう?」

 

希「そうですね。一人二人で使うより法事とか、会社の飲み会、親睦会みたいなのが多いです。

ダンサーとか手品師の手配もするし、今月からビアガーデンもやるんですよ。夏は地元のバンドをよんでライブみたいなのもやるんです。苦手なのに司会もやらなきゃいけなくて。」

 

菊乃「たくさんかける経歴あるじゃん!イベントの司会や企画運営もやるんでしょ。

それはジョブカフェの人に相談して職務経歴書に『こういう経験は職務経歴書にどう書くといいですか?』って聞いてみよう。あとは、試しに応募してみなきゃ。

転職支援の人にお話を聞くと、完璧に合う適職探して何年も探すだけとか滝汗

時間かけて完璧な履歴書・職務経歴書作ろうとして、

応募しないで何年も履歴書書き続けているゲッソリ人も多いんだって」

 

希「そうですよね~。それじゃダメなのはわかるんですけど、私も少し気持ちわかります。

そうなったらやばいですね。今だって辞めようって8年思い続けていたしチーン

上司にも転職したいこと伝えて、まずは書類作ります。」

 

菊乃「そうだね。やってみて」

菊乃とのLINEセッションが終わってから直ぐにジョブカフェの面談を予約した。考えると不安だけど、動いていると忘れてしまう。

嫌なビアガーデン企画も、経歴になると言われると気が楽になった。

 

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頭で考えて不安になり、動けなくなるって方多いですよね。

「私ってそもそも結婚に向いているのかな?」

「こんなに婚活が気持ちが乗らないって結婚したくないんじゃないかな」

とか考えて答えが出ないことをグルグル考えたら不安を作るだけ。頭じゃなく体を動かして爆弾ドンッメラメラ

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ジョブカフェは無料で相談できる公共の就活相談ができる施設ですべての都道府県にあります。

転職するかどうか迷っているという方も相談もできますよ。

 

東京、千葉、埼玉、神奈川の一都三県の方は飯田橋の「東京しごとセンター」がサービス充実してますよ。利用は無料です。

なお、ご相談に来る方は正社員で働いている方の方が多いです。