昨日の続き・・・
さて、太陽光発電のお話です。
今年になって気になっているTVコマーシャルがあります。
「真黒な太陽光発電パネル」
そう、あの井川遥さんが出ている あのCMです。
今までの太陽光発電パネルとはなんだかイメージが変わって随分スタイリッシュ!
さっそく調べると「出光シェルグループ」の「ソーラーフロンティア」という商品。
「2007年グッドデザイン賞 エコロジーデザイン賞」を取った製品らしいのです。(なぜかナットク・・・)
おまけに「第2回ものづくり日本大賞 優秀賞」ってのも受賞しているスグレモンらしいのです。
さっそく岡山の取扱店を調べると、たった4社しかない。
その一つ、倉敷の「ひだかや」さんに連絡を取ってお邪魔してまいりました。
広いショールームには各社のソーラーパネル、エコキュート、IHヒーター(IH専用の鍋も各種)、風力発電、水力発電などなどモノスゴイ種類のエコロジー商品を扱っておられてビックリ!
もともとはインテリア・家具から始まってキッチン・ユニットバス、不動産、一般建設業とどんどん守備範囲を広げていかれたらしい。
お出迎えいただいたのは環境事業部のHAさん。(まだお若い方なのですが太陽光発電に関してはかなりのプロとお見受けいたしました)
今までの太陽光発電(シャープ、京セラ etc)はほとんどが「結晶シリコン系」(青く光っているパネル)に対して「ソーラーフロンティア」のパネルは「金属薄膜系」(真黒パネル)という分類になるらしい。(フムフム・・・)
「金属薄膜系」の特徴はというと
①陰による影響が少ない(従来タイプよりも幅広い光の成分を吸収できる)
②太陽電池の厚さが薄く出来る(1/100:パネルの厚みではありません)ので原料となる資源が少なくてすむ(また少ないエネルギーで製造可能)
③太陽電池の主成分は銅・インジウム・セレン(頭文字をとって「CIS」太陽電池といいます)で鉛やカドミウムなどの物質を使わない。
④なによりデザインが主張しなくて、しかも従来型(シリコン系)よりも薄く施工できる。(約2/3の薄さ!)
とまぁ、「金属薄膜系」がいいことづくめのようですが従来からの「結晶シリコン系」にはかなりの実績があります。
いずれにしても「晴れの国/岡山」では太陽の恩恵が存分に受けられることは間違いありません。
*余った電力の買い取り価格が1/19現在では従来の倍の48円/kWhで、国からの補助金も¥70,000/kW も来年度からはもう少し引き下げられるそうです (今年の3月末までの申請かつ6月末までの工事完了・・・いまからじゃ間に合わない?)
それ以降は毎年少しづつ安くなるらしい(4月以降は買取り価格が41~42円/kWH、補助金が4万円台/kWくらいの予想です)・・・・・ザンネン!
追伸:「金属薄膜系」のソーラー発電はもう一社やっています。
なんと、あの「HONDA」です。オオ~ (また後日ご報告いたします)