先日11月末に病院に行った折、腫瘍内科の先生から「癌遺伝子パネル検査」というものがあって、現在は癌患者の意向を聞いていますが、私に受ける気持ちがあるか、どうか、と言われました。

本来なら検査料も有料となるところを、こういうサービスの治験者というよりも関心のある方に紹介しています、とのことでした。

 

もうすぐ締め切り間近なので良ければ参加してもらえれば、という話に今の治療に不満はないものの、かと言って、今の治療のままでは癌が小さくなるという見込みがあるわけでなし、話を聞いた時に不安な気持ちもありましたが、やってみなければ解らないが、それが今後の癌治療に役立つならと思い切って参加することを決めました。

 

後で、そう言えば、この秋、日経新聞に「自分だけの」癌治療という見出しの記事があったようで確か切り抜いておいたはずなのでということで探したら、ありました。

 

以下、日経新聞より がん治療の分野で、患者ごとに最適な方法を提供する「カスタマイズ型」の道が開けてきた。

中外製薬は遺伝子を分析して抗がん剤を選ぶサービスを2018年度内にも始める。

 

以下(略)

 

中外製薬が始めるのは、がんに関連する遺伝子を一度に複数調べる「がん遺伝子パネル検査」と呼ぶサービス。

がんは遺伝子の変異で発症する場合があり、例えば同じ肺がんでも変異した遺伝子の種類によって効く薬が異なる。患者のがん組織から約320種類の遺伝子変異を調べ、最適な薬の情報を医師に伝える。

 

(以下略)

 

国内では中外が3月に承認を申請し、18年内にも認可が下りる見通しだ。遺伝子パネル検査は既に大学病院や国立がん研究センターが自由診療で始めているが、中外の新サービスは初めて保険適用を受ける見通し。

自己負担額は国立がん研究センターの約47万円から数万円に下がるとみられる。

 

中外の小阪達郎社長は「1人ひとりにあった抗がん剤を選べるようにすることで患者中心の医療を実現できる」と話す。

がん治療と言えば標準治療(手術に代表される)が中心で患者は知らないまま、と言うか気付かないままに医師の治療を受け入れざる得ませんでしたが、遺伝子パネル検査によって患者中心の癌治療に変わっていくように思います。

 

ただ、自分の遺伝子が解ったからと言って、その遺伝子に合った抗がん剤がみつかるとは限りませんが、遺伝子が解れば何らかの治療方法はあるのではないでしょうか、また創薬支援にもつながると思います。

 

 

今、起業するとしたらということで、行動観察と潜在的ニーズについて前回は考えてみました。

潜在的ニーズということを考えていくと余計に難しく思え、やはり十年前から私自身、進歩していないようにも感じていましたが、今ふと気付いたのは株式優待品の売買と交換サービスがあれば結構利用する人もいるのでは、と思った次第です。

 

私は以前に株式投資をしていたころは株主優待としてクオカード(500円分)を貰ったことがありますがクオカードはコンビニのセブンイレブンで使えますので貰った当時はセブンイレブンで全部使い切ってしまいました。

私が欲しい株主優待品は食事券などにはあまり興味もありませんが図書カードなら欲しいと思っていたら、クオカードでも店舗によりますがジュンク堂などでは図書カードと同じ様に使えると聞いています。

 

株主優待と言えば桐谷広人さんが有名ですが、株式投資には配当もあり(勿論、無配当)のところもありますが、これに加えて株主優待制度を採用している会社はかなり多いのではないでしょうか、お米からカタログギフト、株主優待カード(キャッシュバック)

自社レストラン3千円分の優待カード、食品会社では3千円相当の自社製品の詰め合わせ、などと、いろいろありますがコチラが欲しい商品の場合はいいですが、他の商品や優待品の場合がいい場合もあるのではないでしょうか。

 

ネットで調べたところ、株主優待品は金券ショップで換金されているようで航空会社の優待品の場合は金券ショップを利用することが出来ますが、食品会社の優待品の場合などは売買は無理ですし、他の商品との交換も出来ません。

 

私は今、私の買った株は値下がり状態で勿論配当もなければ株主優待もありませんが、今は昔と違って売買単位が引き下げられ100株単位で売買できるようになっています、更にNISA(非課税制度)もあって何千株、何万株を持っている必要はなくなり例え100株でも株式を持って配当と株主優待を楽しむことが出来るようになっています。

 

このように考えていけば、飽くまでも株主優待品の売買・交換サイトとして起業できるような感じはしています。

ただ、このようなサイトは私が知らないだけで既に存在し活用されているのかも知れませんが、私の売り物としては他に用意しているものがありますが、それは秘密です。

 

 

前回までは、日経新聞にれんさいされていた名古屋商科大学教授、澤谷百合子先生のコラム「サービスイノベーションとは何か」について6回に亘って引用・紹介させていただきました。

 

確かに、この連載を読んでいくとイノベーションとは本来的にサービスであることが解りました。

しかし、この連載で取り上げられたサービスイノベーションは全てサービス化とデジタル化が結びついたものをサービスイノベーションとして捉えています。

 

今の時代、IT化・デジタル化は避けて通ることが出来ないことであることは私にも解りますが、では、ここで取り上げられた事例はイノベーションと言えるのでしょうか、サービスイノベーションという言葉を使えばイノベーションの範疇に入って来るとは言えるものの時代を変え社会を変えるほどのインパクトがあるのか、と言われれば私は「否」と答えるでしょう。

 

イノベーションに大きい・小さいは関係ないのかも知れませんが、業界にインパクトは与えても時代や社会を変えるほどのインパクトを与えてないからです。

 

では、どうすればインパクトを持ったイ社会や時代を変えるインノベーションとは何でしょうか、例えば私事(大腸癌ステージ4)で恐縮ですが、本庶佑先生が仰っているように2年以内に癌で亡くなる人がいなくなるような時代が来る、ということは癌治療に効く薬が開発されればこそインパクトを持った社会や時代を変えるインノベーションと呼べるのではないでしょうか。

 

社会や時代を変えるイノベーションは、どうすれば生み出すことが出来るのでしょうか、私がイノベーションを再度考えようとしたのはイノベーションと言うとAIやビックデータに頼り過ぎのように思えたからです。

知識と知恵、今の時代は知識がもてはやされますが知恵は、ある意味イノベーションの源泉でもあるわけで簡単に手にすることは出来ません。

 

だからこそ知恵はどうして生まれるのか、を深堀していけば面白い発見につながるかも知れません。

イノベーションを再度、角度を変えて考えてみようと思います。