めっちゃいいこと書いてたので
2019年3月のブログを再upします。
なぜか和の習い事って「怖そう」なイメージあるけど(気持ちは分かる。馴染みが無いからかな?)
でもびびりながら受けるレッスンてなんもいい事ないと思う。怖いと頭に入りづらいから。
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この前、おしゃべりしていて久しぶりに
「自分がはじめて着付けを習った時のこと」を思い出しました。
わたしは大学生時代、某和食のお店でアルバイトをしており
(ホールの女性スタッフは全員着物を着用するお店でした)
その時に着付けを習ったのが一番最初でしたの。
女性社員さんが着付けを教えてくれました。
のぶえ(19歳)、着付けは初めてどきどき
シフトインする前に、
肌着から長襦袢、お太鼓結びまでを
通しで全部おしえてもらいました。
なかなか帯までを全部覚えられないわたしに
3回目のシフトの時かな…
「なんで覚えてないの!?」
「まだ一人でできないの!?」とお叱りが
それがすげー怖くて
えっ、3回目からは一人で着るんですか、、初耳、、みたいな
いま考えたら肌着から帯までを通してやる×2回
だけで全部覚えるって
無理だなぁ。とおもうのですが
(いまのトレーニング体制がどうなってるかは分かりません)
あのころはハタチにもなってなかったしただひたすら
えーんこわいよ~悲しいよ~
アルバイトってこんな大変なのかよ~と思いながら
怖い社員さんに怯えつつバイトしておりました。笑
(良いバイト仲間ばかりだったので、働くのは楽しかったです^^)
時は流れて、その10年後
いろいろあって「着付け講師になろう!」と思い立ち
着付け教室の講師養成コースに通い始めました。
「いろいろ」が知りたい人はこちらをどうぞ▶私と着物①着付けとの出会い
そこで
今もレッスンしている、全9回の初級コースレッスンが
「すこしずつ積み重ねる」
「忘れることは想定内」
という考えの上に組まれていることを知り
すごくほっとしてうれしかったし、
あ~わたしもこうやって習いたかったなぁ~
と感じました。
習い事とお仕事の違いはもちろんあるのです。
アルバイトスタッフに9回かけて着付けを教えるのは時間のかけすぎ。
ただ、
「はじめて着付けを習う人はこんなことに躓きやすい」
「こうやって伝えると身に付きやすい」
というポイントを習得したことは、
「あのときなんでなかなか覚えられなかったのか」
「がんばっても、なぜあまりキレイに着られなかったのか」
というあの頃のモヤモヤが
10年越しにすっきりする体験でした。
この前、ブログを見てくださった方が
「レッスンが楽しそうな雰囲気ですよね」と言ってくださって
とても嬉しかったです。
ありがたいことに生徒さんからも
「楽しい」と言っていただいています。
着付けを楽しく習得していただくことは
とても大切にしたいところです。
着物を着るって、手がかかるものです。
すごくめんどうくさいと思います。(そのめんどうが愛おしく感じるようになるのですが)
それなのに
着物を楽しむ最初の一歩になるレッスンまでもが
行くのが嫌になるような、怖い雰囲気とか怖い講師だったら
続けたくなくなるよなぁと思うのです。
怖いの嫌い。
(あっ怖くはないけどスパルタなレッスンなのであしからず、、笑)
着物は楽しいなぁ。
もっとたくさんの方にこの楽しさを味わってほしいなぁ。
という考えから講師になったので
着付けがしっかり習得できるし
行くのが楽しい
そういうレッスンをしていきたいと思います。
初めての着付け体験、
思い出としては悲しいけど
「こういうやり方はしないようにしよう」という情報として
役に立っているなぁと思うのでした。
最後まで読んでいただきありがとうございました♡
きものはじめてさん向け
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