昨日に続き、今日も最高気温は31℃を超える真夏日となった。

早朝は薄雲に覆われてしのぎ易かったが、昼前から晴れ間が広がり、熱中症予防警報の「警戒」が発表されて強い日差しが照りつけている。

 

 

昨年の6月、畑仕事の最中に熱中症にかかったことを思い出した。

こまめに水分を補給しているつもりだったが、炎天下での作業は想像以上に体力を消耗していたようだ。

幸い点滴治療で脱水症状は改善したものの、その後しばらくは倦怠感が続き、本来の体調を取り戻すまでに時間がかかった。

年齢を重ねるにつれ、暑さに対する備えの大切さを実感している。

 

 

そんな経験もあって、今日は朝のラジオ体操と散歩を済ませた後は、涼しい室内で過ごした。

無理をせず、暑さを避けることも大切な熱中症対策の一つである。

 

 

火鉢で飼っているメダカたちは、この暑さにも負けず元気に泳ぎ回っている。

春先から順調に繁殖し、気がつけばかなりの数に増えていた。

水面近くを群れで泳ぐ姿を眺めていると、暑さも少し和らぐような気がする。

 

ただ、気温の上昇とともに水温も高くなり、水の蒸発が早い。

こまめに補充しているものの、この暑さではあっという間に水位が下がってしまう。

メダカたちが快適に過ごせるよう、水質や水量の管理にも気を配りながら、本格的な夏の到来に備えたいと思う。

 

↑若宮大通り

朝から青空が広がり、梢を揺らす風が爽やかだった。

 

 

午前中はOB会の俳句サークル例会に参加してきた。

会場は元勤務先の会議室で、現役時代の仕事仲間たちとの楽しい集いでもある。

例会はいつものように、投句・選句・講評・合評という流れで進み、午前中の約2時間、季語や言葉の選び方に頭を巡らせながら俳句と向き合った。

 

↑白川公園

今回は、これまでの体験や暮らしの中で感じたことをもとに、初夏の三句を投句した。

 

 ・夏きたり肩に重荷の八十路かな
 ・山開き六根清浄凛として
 ・薫風を胸いっぱいに家路かな

 

嬉しいことに、このうち二句が高得点を貰った。

選者それぞれの感じ方や評価を聞くことで、自分では気付かなかった句の魅力や課題も見えてきて、大いに勉強になる。

 

句会の後は恒例の昼食会へ。

俳句談義に花を咲かせながら、近況報告や健康の話などにも話題が広がり、和やかなひとときを過ごした。

 

 

わずか二時間余りの句会ではあったが、俳句を通じて仲間と交流し、心地よい刺激を受けることに感謝しながら帰路についた。

 

↑納屋橋

お昼過ぎには気温が30度を超し、5月とは思えない陽射しの強さを感じた。

 

古川美術館で開催中の「山本眞輔・澄江 の世界〜祈りの情景〜」展を観てきた。

 

 

古川美術館は、昭和の実業家・故古川為三郎氏が長年にわたり蒐集した美術品を公開する場として開館された美術館。

 

 

分館の為三郎記念館は、為三郎氏の旧私邸を活用した施設で、庭園をはじめ、数奇屋造りの母屋や茶室などが国の登録有形文化財となっており、一般公開されている。

 

 

 

こちらでも様々な企画展が開催されており、今日は「それぞれの祈りのかたち〜山本真輔・澄江・真希〜」展が催されていた。

 

 

 

庭園を借景にした数奇屋造りの静かな空間に作品が展示され、現代美術でありながら、どこか懐かしい穏やかな空気が漂っていた。

障子越しの柔らかな光や、庭の緑との調和も美しく、作品世界をより深く味わうことができた。

 

 

 

 

鑑賞後は庭園をゆっくり散策した。

木々の緑が初夏の光に映え、街中とは思えない静寂に包まれていた。

 

 

 

この辺りは、かつて名古屋を代表するお屋敷街として知られていたが、近年は再開発が進み、高層マンションが建ち並ぶ街へと変わりつつある。

それでもなお、随所に往時の面影が残されており、文化の香りを感じさせる街並みであった。

 

 

 

美術館近くの店で昼食をとったが、素材が新鮮で美味しかった。

美術鑑賞の余韻に浸りながら、目も口も満たされるひと時を過ごすことが出来た。

 

毎週木曜日は、円空仏彫刻「木端の会」の稽古日。

午前中は荒子観音寺の教室で、久しぶりに仏像作りを楽しんできた。

 

 

白内障の手術で三週ほど休んだので、教室の空気や木の香りがとても懐かしく感じた。

仲間たちと挨拶を交わしながら、またノミや小刀を手にできる喜びをかみしめた。

 

今日は木屑が飛び散るような大きな作品ではなく、端材を使った小さな仏像作り。

手術前よりも木肌の感じや刃先の当たり具合がずっと鮮明に見えて、作業もしやすかった。

 

 

荒子観音寺の境内では、春に咲いていたツツジが終わり、今はアジサイが少しずつ色づき始めていた。

ほんの少しの間でも、季節が進んでいることも感じる。

 

今日も手術後初めて車で教室に往復するなど、日常生活を少しずつ取り戻している。

季節の移り変わりと共に、毎日の暮らしもまたゆっくり元のリズムに戻ってきた。

 

 

 

今朝も白川公園のラジオ体操へ向かう時に、園内の二か所に、それぞれ一羽ずつカルガモの姿があった。


先日コガモたちの姿が消えて以来、池の周りを気にするような気配を見ると、失われた雛を探している母ガモではないかと、つい想像してしまう。

 

 

体操の後、名古屋市科学館の庭にある「ニュートンのリンゴ」の木を観察した。

枝先には梅干しほどの青い実がいくつも付き、初夏の光を受けて瑞々しく輝いている。
ニュートンが万有引力の着想を得たという逸話で知られるリンゴの木。

その子孫とされる木が、この白川公園の一角で育っていることに、改めて不思議な縁を感じる。

 

 

秋になれば赤く色づいた実がたわわに稔るのだろうか。
果樹園なら今頃は摘果や袋掛けの作業をする時期だが、この木にはそうした手入れをしている様子は見られない。

自然のままに育つニュートンのリンゴが、どのような姿に成長していくのか興味深い。

 

カルガモの姿や青いリンゴの実など、日々見慣れた公園の風景も、季節の移ろいとともに少しずつ表情を変えていく。