モネの池に行って、その後、お昼に落ち鮎を堪能して
いよいよ、「うだつの上がる町並み」へと向かいます。
さてはて、うだつが上がる、とは?
まず「うだつ」ですが、(パンフレットより)
「卯建(うだつ)」とは、屋根の両端にある防火壁の事を言います。しかし
この「うだつ」をあげるにはいっぱしの店を構えなければならなかったのです。
うだつは”富の象徴”であり、”努力の報酬”であります。
つまり、「うだつの上がる町並み」とは
「うだつ」が残る立派な古い商人の街並み、と言う事です。
古い町並みももちろん見所ですが、
この岐阜県美濃市は、美濃和紙も有名です。
そして偶然ですが、ちょうど
「美濃和紙あかりアート展」なるものも開催してました。
古い街並みの中でも、
「美濃和紙あかりアート館」と
「旧今井家」
は有料ですが、見ごたえがありそうです。
二館セットで買うと、ちょっとお得になります。
まずは「美濃和紙あかりアート館」へ。
外観は美濃市産業会館として建てられた建物で
国の有形文化財にも指定されてるそうです。
でも、ぱっと見、地味なんですけどね。(;^_^A)
でも中に入って二階の展示場にはいると・・・、
テンション上がります。
暗闇に浮かび上がる、数々のあかりアート。
一番奥の壁面の写真は、夜の「美濃和紙あかりアート展」だと思われます。
実際に夜に見たらさぞかしきれいなんでしょうね~。
どれも美濃和紙を使った灯りなんです。
とても和紙とは思えないような造作がまさにアートです。
中には小学生?中学生?が作った作品もいくつかありました。
これはこれで、味がある。ウンウン
ちなみに、館内も写真は撮り放題です。
美濃和紙あかりアートを堪能したら、町並みを散策です。
先に言ったように、ちょうど「美濃和紙あかりアート展」が開催中だったため
作品がアクリルケース入れられて軒先に展示されてます。
古い街並みと、和紙アートが素晴らしいです。
いいタイミングで来ました。ヽ(^o^)丿
建物も古い昔ながらの建物を維持してるところと
リノベーションして今風に改築してあるところが混在し
不思議な雰囲気を醸し出してます。
こちらはリノベーションした感じの蔵。
中に入ってみると、
梁(はり)は残したままで、壁にはアートな壁画が。
いくつかの部屋に分かれていて、カフェだったりショップだったりします。
で、ショップに入ってみました。
中はまさに美濃和紙屋さん。
手すきの紙そのものを売ってたり、美濃和紙のレターセットなども売ってました。
吹き抜けの二階にも商品が置いてあります。
二階の吹き抜けから1階を見下ろしてます。
まぁ、オサレな空間ですねぇ~。
またしばらく散策して、少し疲れたのでお茶することに。
と、またオサレなお茶屋さんがありました。
中はカウンターとテーブルが一つだけのこじんまりとした空間。
「はっぱすたんど」と言うだけあって、メニューはほうじ茶と、抹茶のお店です。
そして、この時期の岐阜と言えば、やはり栗。
特に、栗きんとんが有名です。
このお店も季節限定で、ありましたので、せっかくなので頂きます。
ほうじ茶ラテと一緒に頂きました。
久しぶりに食べた栗きんとんは、もうまんま栗っ!て感じで大満足です。
子供の頃から、これが大好きで、でもなかなか食べられないので
子供の頃は、これをそれこそ1時間もかけてなめるようにして
味わってました。(;^_^A
最後に、もう一つの有料館「旧今井家」へ。
豪壮な和紙問屋さんだったそうです。
巨大な建物と、蔵。
中庭もあって、なんとも豪華な造りです。
一部は資料館にもなっていて、当時の面影もしのべます。
さて、見終わって表に出ると・・・・、
あららら、まさに「美濃和紙あかりアート展」の準備が始まってました。
この頃が夕方4時ごろ。
陽射しが傾き、これはコレでいいムード。
露店が出始め、お客さんも増えてきました。
きっと日が暮れてからが、真骨頂なんでしょうね。
ちなみに、最初の美濃和紙あかりアート館で、
夜の美濃和紙あかりアート展の大きな写真がありましたが(写真二枚目)、
その前に立って写真を撮ると、
まるで、その場にいるみたいでしょ。
でも、夜を待たずに、帰りました~。(;^_^A
うだつの上がる町並みは、それほど広い範囲ではないので、
ゆったりと回れます。
モネの池と、うだつの上がる町並み、どちらも堪能できました。
それにアユもね。
やっぱ知らない街に来るのは楽しいですねぇ。
すっかり旅気分を満喫しましたー。ヽ(^o^)丿
11月には、また岐阜に来ます。
今度は全国旅行支援を使って、下呂温泉で一泊。
四季桜と紅葉のコラボと、美濃焼巡りの旅です。ヽ(^o^)丿