今夜、書道のオンラインレッスンがありました。
本来ならば、9月の課題、王羲之の『喪乱帖』から「摧絶痛貫」を教わるところですが、
10月に秋の昇段試験が控えているため、月例課題はパスして、今月から昇段試験の課題に取り組んでいます。
それは、朱徳潤の「沙湖晩帰」の中の「櫓聲歸去浪痕淺搖動一灘紅蓼花」の14字です。
よく見ると、ちょいちょい、旧字体とか異体字になっています。
「聲」は「声」、「歸る」は「帰る」、「淺い」は「浅い」、「搖れ」は「揺れ」です。
画数がとっても多いですが、行書で書くので気にはならず、それより書き順が大事です!
実はこの課題、2020年の秋の昇段試験にも出ました!
その時は、私にとって初めての昇段試験、準初段から初段になれるかどうか?というチャレンジでした。
しかし、今回は四段から五段へということで、ハードルはかなり上がっています。
しかも、お手本の書体が前回と違っていて、改行位置も違うので、同じ言葉だけど、初めてのようなものです。
今夜は2回目のお稽古だったので、前回、正しい書き順で書けなかった字も書けるようになり、1歩前進!
五段になれたら嬉しいですが、なれなかったとしても、頑張った時間は無駄ではないはず!
「実力が伴わないラッキー昇段」より、「実力は上がったけど現状維持」の方がいいのかな…
昇段したいけど(笑)
本日も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。