私は、小学校低学年の時、父に百人一首を仕込まれました。
・「上の句を聞いて下の句が言える」
・「取り札(下の句)を見て上の句が言える」
・「決まり字を聞いて下の句が言える」
その後、100枚のカルタの置き場所を憶えるというところまでやったので、高校1年生の大会で優勝した後、二段と認定されました!(過去の栄光です。今は面影有りません…)
私にそれを教えてくれた父は、七段でした!
というわけで、百人一首は私の得意技でしたが、昨年秋から、書道で「かな」を習い始めたのです。
今月の課題は、大江千里の「月見れば 千々に物こそ 悲しけれ わが身一つの 秋にはあらねど」です。
競技カルタでは、決まり字は「つき」なので、「つき」と聞こえたら、一目散に「わがみひ…の札を取るのです!
あれから40年の時が流れ、今は、藤原行成が書いたといわれる関戸本古今集を購入し、
変体仮名と取っ組み合いをしています。
崩して書かれていますが、変体仮名の元となった字は、次の通りです。
「月三れ盤 ちヽ尓毛のこ曽 か那し希れ わ可みひと徒農 あき尓はあ羅年登」
この字を書こうとすること自体、チャレンジですが、せめて読めるようにしたいものです!
本日も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。