還暦を過ぎて、2巡目に入った120才に至る時代を「大還暦の時代」というそうです。
昨年、『たましいよろこびっぱなしの生き方』(川田薫×近藤洋一 著/ヒカルランド)という本が出版されました。
サブタイトルが、「60才×2巡目《大還暦の時代》は楽しいことだらけ」、帯には、「還暦までの60年は予行演習だった。人生、これからが本番!!」とあります。
私の父は若い頃、英語の通訳や英語塾を経営して、生計を立てていたのですが、それを卒業し、七田式教育法を世にうったえ始めたのは、40代の終わりごろでした。
その後、日本中に教室が増えていって、年間300回講演をしていたのが60代の時でした。
というわけで、父の人生でいちばん輝いていたのは60代の時だったのですが、それは、大還暦時代をスタートダッシュしていたということだったんですね。
今日は、九州地区の講師の勉強会で、この本の著者のお一人、川田薫先生のお話を聞かせていただきました。
「物と対話する」という話があって、「ありがとう」「ごめんなさい」と毎日何度も繰り返し言って、魂のクリーニングをすると、物と対話できるようになるのだそうです!
それで、白砂糖や精製塩と話をした時、「私のことを体に悪いとか言っているけれど、私をこんな姿にしたのは人間じゃないか!」と激怒していたというお話をされました。
砂糖本来の姿は黒く、塩も、もともとにがりを含んでいたのに、そこからミネラルを取り除いて精製して白くしてしまったのは、君たち人間じゃないか!というわけです。
この本には、「魂が喜ぶことをやろう」というタイトルの章もあり、対話形式で読みやすく、なるほど~!と腑に落ちるお話がたくさんありました。