アニメ ラブライブ!二期 Blu-ray 6巻 | アラサー、サッカー、オタク。

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ラブライブの10話、11話から感じていた既視感の正体があまりにも単純だったので、覚書として残しておきます。

ラブライブ 二期、10話ではμ’sを端的に表すなら何か、11話では卒業していく三年生が抜けた後どうするのか、がそれぞれ主題として描かれています。

どちらの主題も僕の心に響く、とても好きな話数たちなのですが、なんでこんなに響くのか、気になっていました。

それは僕が好きな概念を描いていてくれたから、という単純な理由でした。

10話では、話の結論としてμ’sのキャッチコピーは「みんなで叶える物語」となります。

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これ、そのまま僕が好きなサッカーの要素と同じ、なんですよね。

自分の気持ちを応援という形で誰かに託す。
託された側の全力のプレーに、パフォーマンスに感動する。
選手の目標は僕らの目標であり、それを達成した瞬間には一緒になって喜べる。

アイドル、という言葉から感じる僕のイメージですが、生き残るための競争が熾烈で、自分たちのアピールをしなければ生き残れない、というどちらかというと、アイドル自身に焦点が置かれると思います。

しかし、ラブライブ!から受けとっている僕のイメージは「学校の存続ありき」で始まり、かつアニメの中で他アイドルと凌ぎを削るシーンがほとんどなかった事から、「他のアイドルと対比する」という考えを持たずにアニメを見られていたのかもしれません。

また9話で学校全体でμ’sをサポートする、というシーンがこれでもかと描かれた後でもあり、先の「みんなで」が9人以外を含む、という事に自然と感動したんだと思います。

続いて11話では、二期の名場面の一つである「おしまいにします!」があるわけですが、きちんと終わらせる事、これが良かったような思います。

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対比として挙げられる事の多いアイマスとの差別化という意味合いもあるのかもしれませんが、終わりを設ける、事で僕ら誰しもが経験する、卒業、別れからくる悲しさを追体験させてくれました。

サッカーや野球がわかりやすいですが、高校生らのプレーになぜ僕らは感動するのか。
それは限られた時間、というものがあるからなのは間違いありません。
先輩は後輩を、後輩は先輩を、大切に思いあわなければ勝ち上がれず、いいチームは出来ません。

高校生を描いたラブライブ!において、μ’sのチームワークの良さ、勝ち上がるまでの葛藤を描いてくれた事によって、得られた感動であったように思います。

また、声優の新田恵海さんもいい演技をしてくれます。
普段は甘めの声なのですが、要所要所で場面に合わせた人の心に届く演技を聴かせてくれます。
主役の言動は一番観る人の目に、耳に留まります。
そこが正しく…といえばいいのかわかりませんが、きちんと喜怒哀楽を表現して、アニメの良さを下支えしてくれているように思います。

何度見返しても、しっかり感動をくれる、ラブライブの二期はあらためて良いアニメだと思います。

ラブライブ! 二期 6巻
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