この瞬間の為にこれまでがあったと言っても過言ではないのかも。
SHIROBAKOの23話、ようやく見れました。
明日の最終回をオンタイムで見るべく、準備を整えたワケです。
一話の中に様々な感情にさせてくれるような仕掛けがあり、アニメという娯楽としてのクオリティの高さを感じます。
駆け足に感じる部分はもちろんありますが、必要最低限の情報を詰め込み、大事な場面にきっちり繋げてくれる工夫はさすがの一言。
これは僕の解釈ですが、後半パートからの怒涛の展開に繋がるシーン。
これは経験ある方もいらっしゃる気がします。
もうダメだ、万策…と思っていると、気付かない事が、少しポジティブになると見え方が変わったりするんですよね。
これまでどうして単純なところに書いてあったアドレスに気づかなかったのか？
それはこれまでは自分たちでは何とか出来る状況だったからです。
今回、ついに追い詰められたからこそ、必要な情報が飛び込んできた、そう思います。
必要な事は出会いも同じで、人生の中に用意されているものだと思います。
最後のずかちゃんは僕がいく通りも妄想していたパターンのひとつ、脚本が変わってずかちゃん起用に合致しました笑
新たなキャラが男の子ではなく、女の子なのも必然。
それをさりげなく台詞の中で説明していたのも、さらに姉ではなく、妹で幼いのも、大きなフラグをきっちり回収した形でしょうか。
ずかちゃんファンとしては、最後のシーンは短か過ぎるようにも思ったりする。
ただ、短い時間に全てが凝縮していたからこそ、感動もひとしおだったようにも思います。
ずかちゃんが演じた最後の台詞がずかちゃん自身にかかるは言うまでもないですが、おいちゃんが涙を流す以外、台詞が無いのはおいちゃんと視聴者が重なり、よりシーンに感情移入出来るような工夫であるように感じます。
アニメを描くアニメであるから、アニメが描ける工夫が随所に散りばめられている、そう感じます。
果たして最終回はどういう結末を迎えるのか、今から楽しみでなりません。