USCPAに興味を持った大学生は単位を取ろう | 会計人高野博幸の「想いを言葉に!!」

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会計士試験合格後、税理士法人PwC勤務、LEC講師を経て医療特化の公認会計士・税理士事務所を開業した高野博幸のブログ。
「鶏口となるも牛後となるなかれ」をモットーに、夢を与え、ロールモデルとなれるように日々がんばります!

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と、昨日思いました。


あまり知らなかったのですが、USCPAを目指そうとすると学歴審査という関門があります。

この学籍審査というものが厄介で、単位を取ろうとすると本当に数十万かかる場合もあります!


まず簡単に試験制度について記載しておきますと、試験受験・合格→登録という流れが必要になります。

そして、各州によって受験要件と、登録要件が異なります。


よくある事例は、

①大学卒業で試験受験要件を満たすメイン州で受験・合格→追加で単位などを取ってワシントン州で登録

②単位要件が甘いニューハンプシャー州などで受験し、そこで登録


ちなみに、ある州で合格して別の州で登録場合、登録が認められているのはワシントン州など限られたところのようです。


そこで、ワシントン州で会計士登録する場合、あるいは他の州で受験要件を満たす場合に大学の単位が必要になります。

そこで日本人が一番ネックになるのは「会計単位」です。


英文の成績証明書で「accounting」「Auditing」「tax」「managerial accounting」「finacial reporting」などの名前がついている単位を、ニューハンプシャーでは12単位、それ以外では基本的に24単位集めなければなりません。

また、それとともに総単位数が150単位必要なこともあります。


もしこの要件を満たしていな人は、例えば予備校が提携している海外の大学などに高いお金を払って単位を取得する必要があります。

例えばTACさんであれば、3単位2万円強になります。


今大学生の人で、将来USCPAを視野に入れている人は、せっかく大学に高いお金を払っているので、特にとる必要がない単位でも、こういった単位を取得しておくことをお勧めいたします。



さて、私はというと、大学時代に財務会計4単位×2=8単位しか取得していませんでした。

最終的にはUSCPA登録まで視野に入れているので足りないのです!

本当は管理会計や監査論という講義もあったのでこれを取っていればよかった!


そう思っていました。

ちなみに、私はベッカー上級というTACの上級者向けの講座を取ったので、海外の大学の単位を取ろうとすると3単位で6万円、6単位で8万円ほどかかってしまいます。


高い!と思って、何とかならないものかなぁといろいろ試行錯誤してみたところ、なんと私は会計のゼミにいたことに気が付きました!!

そこで早速、ゼミの単位が会計単位と認められるかを調べたところ、通常の英文の成績証明書であれば「seminar」と書いてあるのですが、それを「seminar(accountig)」などに変えてもらえれば大丈夫な可能性があるようです。


これは大学の教務課との相談事項ですね。

人によっては、自分でシラバスを英訳して、認めてもらえるようにする人もいるようです。


ということで、私はゼミの単位を8単位、卒論の単位も4単位あるので、8単位はそもそもあるはずなのでどれかが認められれば12単位をクリアできそうです!そしてニューハンプシャーに出願したいです!

注)ニューハンプシャーの登録要件については、2014年から変更があるようなので、ご注意ください。



ちなみに、大卒で受験要件を満たすメイン州は、現状では日本受験の地域に入っていないようなので、海外まで受験しに行く必要があるようです。


私は、来年の1月から留学に行くことは心で決定していますので、ひとまずUSCPAは2012年1・2月に海外で受験します!



今後ブログでは下記の情報を書いていきたいと思います!

・日本のCPAの情報

・USCPAの受験日記

・TOEFL日記

・海外留学日記

・その他の日記


ひとまずUSCPAは今月末あたりまでは放置なのですが、TACの上級の教材や内容について、USCPAの単位申請など手続きを書いていきたいですね。


TOEFLは、勉強していることと、点数の推移などを記載していきます。


海外留学日記は、手続きやどこの学校に出したか、それ以外に話して得た情報などを記載します。


よろしくお願いいたします!


こうの