歌が上手いですね。
3月の終わりぐらいから、
ポツポツ言われるようになりました。
いえ、ちょっとだけ上手くなったんです、
最近、やっと…アハアハ。
というのも今年の2月から、自分が楽器にるために、
本気で努力してきたんです。
きかっけとなったのは、
1.31のデビュー1周年記念ライブでした。
あのライブが終わった後、
根本的に「歌う」ということは
どういうことなのかを見直し、トレーニングしなければ、
この先はもう私、楽しめないんじゃないか、
と、真剣に思い、悩みました。一瞬ですけど、
「歌なんて私にとっては何の意味もないんじゃないか」
そう思えて、歌手になったことを後悔したほど…。
でも、そんなネガティブさはすぐに消えましたけどね。
なぜかというと、歌うことはすごく楽しいし、好きだから。
なので、もう少し努力して、
それでもダメだったら、そのときは止めてもいいだろうと。
でも、どうやって努力すればいいんだろう????
手っ取り早い方法としては
ボイストレーニングの教室に通うことですが、
なにしろ時間がない。絵の〆切りに追われる毎日の中、
たとえ週1回でも時間を割くことなんて、とても出来ない。
じゃぁということで私が選んだのは、
インターネットで調べまくることでした。
「ボイストレーニング」とか「歌の上達」などのキーワードで、
次々に検索していくと、トレーニング方法は、
ひとつだけでなく幾つかあることが分かりました。
それらを塗りつぶすように試していくと、やがて、
私にはこれが合うな~という方法に出逢いました。
それは何かというと・・・「喉仏を下げる」です。
出来るようになるまで、毎日毎日くりかえす。
最低でも30分。どうしても時間がない時は、
上手い人の歌を聴く、これをずっと繰り返しました。
私はYouTubeでちあきなおみさんの歌や、
平井堅さんの歌をよく聴きましたね。
私の歌のトレーニング方法、
それはネットで見つけ、工夫したわけですが、
最初は上手くいくのかどうか不安でした。
やはりどこかの教室へ通うべきなんじゃないか…と。
でも、「歌うことはスポーツである」
この言葉をネットでよく拾いまして、
ああ、練習しかないんだと思い直したわけです。
鉄棒の逆上がりを練習するみたいに何度も何度も。
頭で考えるんじゃなくて、
実際にやって、身体に覚えさせる。
やがて、私はどうやら恵まれた声の持ち主で、
親に感謝しなくちゃいけないタイプなんだ、
ということが分かったんです。
私は震えない声の持ち主である…と。
反対に、声が震える人は、それを矯正するために、
何度も何度もレッスンをする必要があるが、
私にはその時間が省略されるわけだ…これはラッキー!
その時点で、自分の声に自信が持てるようになり、
ひとりでするトレーニングも寂しくなくなったのです。
一、喉仏を下げ、「声」を外へ大きく出す。
一、舌を喉の奥に縮め、口の中を広げるようにする。
今も、まだまだまだまだ未熟ですから、
もちろんトレーニングは孤独に続けています。
こんなふうにネットで調べると、大抵の疑問が解決します。
テレビやラジオでこんな情報、知ることはできないはず。
ネットこそ最高権力という意見に私も賛成です。
さて、トレーニングが功を奏したわけではないのですが、
ここで吉報です♪
「RADIO SAKAMOTO」のオーディションコーナーで、
私の『りんごりんごりんご』がノミネートされました。
長嶋りかこ さんによる選出で、
番組としては去年の坂本龍一教授に続いて2度目です。
RADIO SAKAMOTO オーディション ノミネート #60
嬉し過ぎます。理解者が増えた気がして。
RADIO SAKAMOTO オーディション ノミネート #55
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