尼ランチ
つまり尼崎でランチ
友だちに会いに尼崎へ。
奈良から近鉄に乗ると、
尼崎には1本で行けてしまうんだけど、
「ほんまに? ほんまに乗り換えなしで?」
と落ち着かない。難波でそわそわするも、
当然ながら電車は尼崎へ到着し
迎えに来てくれた友だちの車に乗り込む。
たかが1時間足らずの移動なのに、
まるっきり小旅行気分だった。
尼崎、通称・アマへ行ったのは初めて。
車中から見える景色にも
「ここって何があるんだろー?」
と目を皿にして見てしまった。
なので、ファミレスのランチですら、
「アマで初ランチやわっ」と嬉しい。
単細胞でよかったかもしれない、と思えるのは
こんなとき。小さなことを大きく喜べる。
アマの友だちはミュージシャンで、
この春、アルバムが完成する。
そのCDジャケを
私に描かせてもらえることになった。
アマへ行った目的はその詳細を聞くため。
「音楽」に合う絵を描くってことは
ものすごーく好きな任務なので
がぜん張り切ってしまう。
アマを後に、難波で画材を調達し、
最後は猛犬♀とその娘と某イラストレーターと
法善寺横町の串カツ屋さんで晩餐。
大阪名物・猛犬♀。
写したくなかったのに、そこは猛犬、
猛然と画面に入ってきやがった。
串カツ屋なのに おでんもある。
オシャレなジャーマンポテトもある。
私以外の3人は生粋の浪速の女、
「浪速よもやま話」に花が咲きまくり。
雅びな京女の私は話に付いていけへんので、
ちょこちょこ突っ込みを入れる程度だったけど
ハタの客人方からすると
「大阪談義」で熱く語っているように見えたらしい。
店を出るとき、見知らぬおっちゃんが
「ええ話聞かせてもらえた!おおきに!
わしは関係者やねん」
って声をかけてきたけど、何者だったのか?
初アマの日は濃厚ソースを飲んだみたいな
こってり充実した一日でありました。
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