狐面のお煎餅。
私に似てるから、と京都の友人がくれた。
…うん。似てる。
伏見稲荷のお土産、めちゃ美味しい。
生地に練り込んだ白味噌がたまりまへん！
ざざっと年越しソバを食って、
『紅白』をチラ見しつつ、
大掃除をやっつけていたら、
ゴーン。除夜の鐘が聴こえてきて、
わが家にも新年がやってきました。
奈良で迎える二度目の元日。
鹿の絵を描く身としては、
何をおいても春日大社に馳せ参じなくては！
春日神社に着いたらこの行列。
午前2時過ぎ。
昨年はもっと早くに並んだせいか、
列はもっと長くて1時間ぐらい並んだけど、
30分待ちぐらいだった。
というか「待つ身覚悟」で出かけたから、
並ぶのもが苦じゃなかった。
見通しがないまま“待たされていた”去年は、
ものすごーく辛かったことを思うと
奈良2年生、少しは学習しているみたい。
そして参拝、
新年を迎えられたお礼を神様にお伝えし、
おみくじを引く。
今年は「鹿フィギュア」のおみくじにしてみた。
口に加えてる巻き物を広げると…
中吉。うん、大吉よりいいかも。
午前3時過ぎ。
東大寺、着。
元日の朝まで無料開門だったけど、
こちらは人出が少なく寒さがこたえる。
強風に かがり火も凍りそう。
大仏さま、ご開帳～！
お盆に見た「万灯供養会」は華やかで、
極楽を絵に描いた雰囲気だったけど、
お正月は地底へ招かれた気分。
青白い光に包まれた大仏さまは、
きりっと厳しいお顔に見えた。
対して、お盆のは「赤い世界」。
二月堂にも参拝。もう5時前。
「いっそ殴ってくれや！」と思うほど寒かった！
神様、仏様にご挨拶を済ませ、
新年の勤めを果たしたとホッと安堵、
帰宅したのが朝の6時前。
寝たのが7時ぐらい、なのに、なのに
元日に目が覚めたのは午前9時半！
朝寝坊できないってのは老化の表れ？
雑煮は京風。
白みそ仕立てで作って、食べた昼過ぎ、
近くの神様は敬わねばと、
改めて、いざ鎮宅霊符神社へ。
大笑いの狛犬さんと酸っぱい顔の狛犬さん、
今年も のほほん。いい感じ。
貧乏性ゆえ、ゆっくり賀正気分を味わえず、
元日から雑用をダラダラやっていると、
夕方になって、お隣のナイス・ペアが遊びに来てくれた。
ありがたや、ビールと「おせち」の差し入れ付き！
ならば、と春日大社で購入したお神酒を振舞う。
「おせち」をつまみに三人で、
ビール、酎ハイをちびちびやってたら、
めっきりお正月気分！
こうして、何の決意もなく年を越し、
新年第一日目も ふけていき…
おそらく今年のテーマも例年通りと自覚する。
「場当たり的に快楽主義で過ごす」に変化なし。
ここに至って、ようやく新年のご挨拶を。
あけましておめでとうございます！
今年もお気楽者でお調子者ですが、
どうぞ よろしくお願いいたします。
伏見稲荷大社私に似た狐面のお煎餅『稲荷狐の舞』は
伏見稲荷大社の門前にあるようです。
春日大社 東大寺
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