京都の“とあるお店”。
珈琲・モーニング・丼物・うどん・たばこ。
まとまりのないお品書き…
おもしろーい。
京都は間之町通にて。
奈良が好きでここに住んでますが、
やっぱり生まれ育った京都も好き。
京都タワーを見たり、「ポルタ」に行くと、
帰って来た～とホッとする。
電車に乗れば1時間足らずでに行けるのに、
引きこもりが使命の絵描きゆえ、なかなか行けない。
なので、『じゅうじゅん』展を観に行った日は、
久しぶりの京入りが嬉しくて、
京都駅から三条までブラブラ歩いてみた。
五条通り。すっかり国道になって。
記憶にある印鑑屋さんが！
今にもビルに呑まれそう。
数年前にキレイになった画材の「画箋堂」。
ここでパステルを購入。
近くの専門学校「RAY」に行っていたのは遠い昔のこと。
学校も廃校になってしまった。
なのに、つい「RAYの者ですが…」と言いそうになる。
学生は一割引になる制度、まだ続いてるの？
堺町通りの「錦湯」、健在。
京都に住んでいる頃、たまに利用してた。
入り口に「寄席」の案内が貼ってある。
他にアートイベントも行われてるみたい。
三条通り。ハイカラな店が増えたなぁ！
メインストリートの四条通りより人が多いし。
にしても、奈良の三条通りとはずいぶん趣が違う。
富小路通で見かけたお店。
絵葉書屋さんかな。気になる～。
今度、ゆっくり行ってみたい。
そして、『じゅうじゅん』展へ。
その後、料理旅館の「吉川」さんで およばれ。
ロビーに浄瑠璃人形が！
ここここここ ここって高級店?!!!
「吉川」さんの標章図案、結び雁。
「あれ？ 眉毛があるんですね？」
と言ったら、女将に笑われてしまった。
こんなそんなで
「吉川」さんのお座敷で、天ぷら会席を馳走に。
お部屋は手入れの行き届いたお庭に面していて、
これぞ京都！ という雰囲気。いやぁたまらん！
お料理も気配りのきいた上品な京料理、
たいへん美味しゅうございました。
自腹では絶対に来れない！ ごちそうさんどした～。
血液型でいうと京都はA型、奈良はO型、
なんていって、京都と奈良の違いを説明してた。
けど、久々に京都を歩いて感じた違いは、
京都って学生の街なんだなぁと改めて。
京都市内にある大学の数は
全国一だ、という話をきいたことがある。
実際に町を歩いてみると、
地元の大学生らしき賑やかな集団を何度も見かけた。
大学生が多いということは、
よそ者が多いということで、
よそ者が多いということは、
向こう見ずな輩が多いってことで。
しかも学生には時間がたーっぷりある。
だから、京都って、
実験的な空間が生まれやすい。特に文化面で。
東京よりも断然に面白いのは明らかで、
それは東京に居ながらにして、
盆正月に東京が空っぽになることから、
なんとなーく分かっていたけれど、
自分の足で歩いてみて実感できた。
ので、アンテナ立てに京都へ行こう、これからも。
一方の奈良。
奈良も負けずに京都にならえ、とは思わない。
奈良は大人が似合う。たとえば、
「重い荷物をずっと背負っていたけれど、
ある時、やっとこさ 荷物を下ろすことができた」
そんな人に奈良は優しい。
もちろん子どもにだって、学生にだって奈良は優しい。
けど、都市より、自然や動物が好き、
そういう“青い者”に、
奈良はしっくりくるように思う。
「画箋堂」サイト京都で一番画材がそろうお店です。
料理旅館・天ぷら 吉川|「京都おこしやす.com」リーズナブルなランチタイムがおすすめです。
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