元興寺の旧境内を中心に発展した地域のこと。
その元興寺では毎年、8月の23日と24日に、
地蔵供養会が行われます。
![◆ cinemazoo-元興寺](https://stat.ameba.jp/user_images/20090824/13/ko-mainu/e4/37/j/t02200165_0640048010239539162.jpg?caw=800)
今年は日曜と月曜日に行われるということで、
昨日の日曜日の夕刻、
「五想庵」を終ってから出かけてみました。
奈良一年生の私が
元興寺の境内に入るのは、この春の節分以来のこと、
もちろん地蔵会は初めてです。
![◆ cinemazoo-灯り5](https://stat.ameba.jp/user_images/20090824/13/ko-mainu/eb/8d/j/t02200293_0480064010239539159.jpg?caw=800)
![◆ cinemazoo-灯り4](https://stat.ameba.jp/user_images/20090824/13/ko-mainu/1b/8b/j/t02200293_0480064010239539153.jpg?caw=800)
『万灯供養』の様子。
菜種油を注いだ灯明皿に小さな灯が揺れます。
![◆ cinemazoo-灯り3](https://stat.ameba.jp/user_images/20090824/13/ko-mainu/e1/6a/j/t02200293_0480064010239539147.jpg?caw=800)
![◆ cinemazoo-灯り2](https://stat.ameba.jp/user_images/20090824/13/ko-mainu/3c/c9/j/t02200293_0480064010239539138.jpg?caw=800)
マッチの灯に似た消えそうで消えない祈りの道。
庶民の心意気を感じます。
![◆ cinemazoo-灯り](https://stat.ameba.jp/user_images/20090824/13/ko-mainu/14/0e/j/t02200293_0480064010239538214.jpg?caw=800)
とても原始的な灯。華やかさがないぶん、
地蔵信仰が今も土地に根付く、そう思わせてくれる。
この灯明皿、来年の地蔵会のために、
誰もが作らせていただけます。
![◆ cinemazoo-皿制作](https://stat.ameba.jp/user_images/20090824/13/ko-mainu/10/4b/j/t02200293_0480064010239538210.jpg?caw=800)
![◆ cinemazoo-完成](https://stat.ameba.jp/user_images/20090824/13/ko-mainu/91/e3/j/t02200293_0480064010239538205.jpg?caw=800)
子どもから大人まで“皿作り”を楽しんでます。
いいな~この風習! 当然、私も作りました!
5*SEASONとサインを入れたくなってしまった!
煩悩ですな。
本道「極楽堂」に入ると
![◆ cinemazoo-曼陀羅](https://stat.ameba.jp/user_images/20090824/13/ko-mainu/76/2d/j/t02200293_0480064010239538202.jpg?caw=800)
『智光曼陀羅』が見守っておられます。
こちらは複製で、曼陀羅堂のご本尊の方が
「ならまち」庶民信仰の中心になるんですね。
![◆ cinemazoo-灯籠](https://stat.ameba.jp/user_images/20090824/13/ko-mainu/03/8c/j/t02200165_0640048010239538199.jpg?caw=800)
本堂では『行燈供養』が。
灯篭には各人それぞれの書や絵があり、
さながら『祈りギャラリー』のよう。
表現を生業にしている私と友人は声を揃えて
「なぜ、私たちのモノがないのか…?」。
そのうち、そのうち。
町民信仰の中心の元興寺。
檀家でなくとも、
親しくお参りできる庶民の寺は
階層による隔たりがなく、全ての人が幸を祈り、
先祖の御霊を供養できる聖域なのかもしれない、
なんて思ったりした初の地蔵会でありました。
ここは地域に根を張られたお寺さんなのしょうね。
今日も元興寺では地蔵会があります。
ちょこっと寄ってみよっと。
![クローバー](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/054.gif)
「五想庵」から徒歩4分ぐらい。地蔵会の歴史についてはこちら
![5*](https://emoji.ameba.jp/img/user/ko/ko-mainu/1291164.gif)
![5*](https://emoji.ameba.jp/img/user/ko/ko-mainu/1291164.gif)
近鉄奈良駅から徒歩7分 JR奈良駅から徒歩13分 土日祝OPEN 11:00~18:00
![やぎ座](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/221.gif)
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