すきやきの画像の用意はございません。
なんせ弱肉強食、
1台の鍋を9人でつつくのですから。
写真なんてアータ、そんなゆとりはなかったのでした。
妹が実家へ連れて来た愛犬ラッシュ。
遊び疲れてスヤスヤ。
実家でもアイドルでした。
お盆じゃ!実家へ集合!
と いう呼び出し状が妹からメールで届く。
現在お仕事がパニック状態の巨匠は、
すみやかに「今回はパス! すまん」と苦渋の返事。
しかし、敵も強し。すぐさま返事が届き
「夜は亀牛や。すきやきらしいで」
「帰ります」
巨匠の血縁・大八木親族が呼ぶところの亀牛、
正式名称「亀岡牛」は、
ほっぺがボタボタ落ちる美味な肉。
奈良の大和牛もたいそう旨いらしいが、
私ゃ亀牛に勝る肉は無し、そう断言いたす。
100グラム500円で目眩がするジューシーな亀牛が、
なんと実家は「お盆だから張り込んだ」という。
この幸運を逃してなるものか!
一路、京都は亀岡へ。目指すは実家のすきやき!
グツグツグツグツ。
滑り込んだ「亀牛すきやき」は絶品。
至福とはこの日のために用意された言葉でありましょう。
おかげさまで、
両親は暑さにめげず元気ハツラツ。
妹一家も5人全員、健康そのもの。
ただ、高1のイケメン甥だけが昨夜、
サッカーの練習で不参加なのは残念でしたが、
ふたりの姪とは、肉の奪い合いをしつつ遊んでもらえたし、
母の友人と姪の親友、
妹の幼なじみ親子も遊びに来てくれたりして、
実家は相変わらずの“実家天国”でありました。
改めて、感じる。
両親がつつましい生活ながらも、
ずっと笑顔で健康だからこそ、
巨匠は捕らえ所のない作家・5*SEASONに
邁進できるのだ、ということ。
亀牛につられて、ようやく帰郷という、
押しも押されぬ道楽娘の己を恥じつつ、
人が集う実家の楽天ぶりに安堵。
すきやきの食い逃げのような帰省だったけど、幸せ。
夜がふけ、「ならまち」へ帰ってくると、
迎えてくれたのは寺川屋さんの灯。
この光、すでに故郷かも。
亀岡牛とは
いつか「五想庵」でも亀牛ですきやき宴会をしたいな~。
亀岡牛販売所「ガレリアかめおか」内『道の駅アトニオ』
5*SEASONギャラリー「五想庵」のご案内
近鉄奈良駅から徒歩7分 JR奈良駅から徒歩13分 土日祝OPEN 11:00~18:00
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