修二会 “お水取り” |  ◆ R I N G O * H A N

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歌うパステル画家5*SEASON鈴御はんの蒼いブログショー

◆ cinemazoo-初目
巨大な動く火の玉

◆ cinemazoo-火の粉
時に流れ星のよう

◆ cinemazoo-お松明廊下
1本ずつお目見えし
お役目の終わった御松明。


宗教を持たない私にとって、
偶像ではなく火の動作こそ、
偉大なる創造主かもしれない、
そう感じさせてくれた欄干の炎。

「松明はなぁ、修二会の行事やないで
 坊さんのための明かりやで」
通称「お水取り」の名で親しまれている、
東大寺の大法会を観ているとき、
ひとりの観衆の声が耳を かすった。
明かりに過ぎないからこそ、
私は初めて目にした御松明に、
一瞬とはいえ、無垢だった気がする。

映像でしか見たことのなかった“火の玉”に、
いよいよ対面することになった午後7時。
この一大事、どうしてコンパクトカメラを通して見られよう、
しかと自分の肉眼で見つめねば…
けど気が付けばシャッターを押してた。
貪欲でしょうか。

闇中に最初の御松明が舞い上がった瞬間、
3000人もの観衆が一斉にどよめいた。
言葉にならない高揚があったのではなかろうか。
一瞬の感覚解放は宗教だの、言語だの、思想だの、
あらゆる隔たりを超えていたと信じたい。

◆ cinemazoo-善男善女
カメラ隊のおじちゃん。
とどめたものは何どす?

◆ cinemazoo-蝋燭
私も二月堂に火を灯した。
私のと“隣人”のために2本。


マメさんと観た御松明の夜、
おもろかったーっ。
14日までにまた行くどーっ。

「巨匠・修二会の巻」 つづく

ニーッ 東大寺 二月堂 修二会 3/14まで
近鉄奈良駅から徒歩25分ぐらい、5*宅から30分ぐらい。

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