吊られた人 |  ◆ R I N G O * H A N

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歌うパステル画家5*SEASON鈴御はんの蒼いブログショー

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『吊られた人 ~極限の開花~』
手元に戻ってきた絵をデジカメでパチリ☆
クリックするとカラーになります


私の未来は『吊られた人』。
そして今日のお告げも『吊られた人』。
タロットの行方を問うてみても『吊られた人』。
身動きがとれない、束縛、逆転の発想・・・
などを表すこのカードが私に憑いているようで。

タロットNo.12の『吊られた人』を
私は新宿中央公園の桜をメインにして描いてみた。
吊られてしまったのは、永遠の旅人・愚者。
この絵のポイントは顔が笑っているところ。
「身動きがとれない」状態の渦中にいるときは辛くても、
きっと巡り巡る人生の中では
桜の花のように ほんの一瞬のこと、
ならば笑って「逆境」を楽しんでみよう、
世の中を逆さに見るぐらいの大らかさで…。
もしや、吊られた姿を見て、
和まされる他人もいるかもしれないし、
『吊られた人』は、けして悪いカードじゃなく、
考え方ひとつで人は幸せになれるってこと・・・
こんなふうに自分で ひも解いた解釈が、
まさに私のための解釈になろうとは・・・!
そう、展期間中よりも、むしろ
終わった後の方が何かとやることたくさんで…
とはいえ、楽しんでおります、
身体はクタクタですが、幸せでっせ!

おかげさまで6月の末日の満月の夜、
全力投球であがったマウンド
『新宿タロット・ガーデン』から降板しました。
もちろん、気分は満ち満ちて・・・!
本当にありがとうございました!

大大好きなお店「ベルク」に展示させていただいて、
30日とはかくに短いものかと呆然としつつ、
私は自らの5*SEASONの絵を6月の1月間、
他人事のように目にしておりました。そうして、
私の絵は「和」であり、基本的に明るいと実感しました。
展を終えて、改めて思う、
これからも陽の中の影をミーハーに
百八方美人で描いて行くべし、
「吊られた人」の私は、このように帰するわけです。
展と同時に「終わった」わけではなく、
まだまだ「新宿タロット」は完成していないのであって、
残りの6枚、いやいや、
勢いあまって小アルカナ56枚、
全78枚も描かねばなるまい、かように感じております。

さらに思うこと、それは友らの支え。
これなしに一ヶ月間、気力は もたなかったでしょう。
が、叱咤激励、支えの形は人それぞれ、
あたたかい声、きびしい声、
そのどれにも親愛を感じます。
感謝の気持ちと、生かされている自分を忘れずに、
これからも私は5*SEASONを続けていくのです。

しかも、まだ未完成の「新宿タロット」ですが、
心をもってくださっっている企業も現れました。
有り難いことです~っ!
が、吊られた私が今一番、情熱を傾けるべきなのは…
「描くこと」ですっ。まずは自分の本分を噛み締め、
気持ちも新たに邁進していかねば。

と、盛り上がったところで、静粛に。

え~と、今月のベルクの展示は写真です。
モノクロームの猫の写真がズラッと並んでおりますよ。
さっそく、7月イッピにベルクへ行ったところ、
ベルクに「落ち着き」が戻っておりました。
ベルクには本来、モノクロの写真が似合うのですねぇ。
そこで、私の展をき かっけにベルクと出会ってくださった皆様、
ぜひ7月もベルクへお立ち寄りくださいまし。
しかも、今月でベルクは17周年を迎えるそうで、
なんと、エビスビールが200円のお祭りがあったりします!
もっちろん、私もお祝い馳せ参じます。

しっかし、7月です。
めまぐるしく働きました~! まさに吊られてる~!
イッピは朝6時に搬出に行って、その後、
2つの展を観て、その後、
展示を終えた作品たちのの手入れを黙々とこなしました、
まさに貧乏暇無しを絵に描いた一日でしたが、
確認できたことが ひとつ。
「やることがわからない」よりも
「やることたくさん」を私は望んだということ…!
20代の頃、自分が何をやればいいのか分からず、
引きこもりっきりだったことを思えば、
「吊られた人」というカードに愛されている現在は
100倍も幸せだと思うのであります。

それにしても、今年の上半期最後の一ヶ月は
2週間ぐらいにしか感じなかった。
特異で、忘れ難い ゆめだったと思う、今。
体重もまた減っている…吊られているから
無駄な脂肪も下に落ちていくのかな・・・。

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