『独眼竜の人』
↑この中に魚がいます、さて?
↑上の落描きは森の石松。
第7部では脇なのに、
彼の印象がやたらと残ってる。
2月14日に観た映画。
冬のことですなぁ。早いもので、
もうすぐ5月。当ブログは
映画を名目上テーマにしているから、
映画の話をしたいのだけれど、
あかん、すっかり映画へのテンションが落ちてしまった。
5/1の映画サービスデーには、
一本ぐらい観たいのだけど、
今巷では何をやってるのか、何を観ればいいのか、
さっぱり分からん…。ともかく
観たかった『クロッシング・ザ・ブリッジ』を観終え、
ただいまはサントラに浸る日々。
映画って麻薬みたいなもので、
取り憑かれて観だせば 次々に観たくなるけど、
一旦 距離を置いてしまうと、
スグソコの映画館ですら遠くなる。
本も、音楽も、美術も、仕事もおそらく、
同じく中毒性を合わせ持っているけど、
映画は特に強いように思う。
きっと暗闇の中に映る白いスクリーンが麻薬。
ぼんやりと浮かんで夢ごこちを誘い、
愚者をそこから逃れなくさせるのだ。
夢、か。映画館の外の、
日常の夢の中にいるのかも、
今の私は。
『次郎長三国志』は、
昨年、ハマって観たマキノ雅広監督のシリーズ物だけど、
一年というブランクはキビシイな、
もう乗れなかった。
本作第7部と次作の第8部のみ、
昨年観逃してたので、勇んでいったのに、
物語は忘れてるわ、
古き良き昭和に作られた時代劇がもつ、
独特のリズムにも付いていけないわで、
・・・白けてしまった、もったいない。
昨年、一気に観ておくべきだったな。
若い時の長門裕之さんて、
ほんまに桑田圭介さんに似てるなぁ…
なんて、またまた思ってしまい、
見せ場の泣きのシーンで、あろうことか、
サザンの『いとしのエリー』が頭の中で流れたがな。
1954年公開作品
~2007.2.14 シネマヴェーラ渋谷にて鑑賞~
*Home*