おしどり喧嘩笠 |  ◆ R I N G O * H A N

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歌うパステル画家5*SEASON鈴御はんの蒼いブログショー

あたしが時代劇を観てるとき、
一番色気を感じるのがココ↑だったりする。
男の人の太股チラリって たまりまへん~
ウヒャウヒャ~ってあたしゃ 明るいスケベでーす。


先週観たこの映画、鶴田浩二さんの太股が、
色白でムン♪としてて よかったわぁ。
ええもん、見せてもらいました~
まんまんちゃん アン☆ ←関西人が言う神様へのお礼
この映画、1957年の映画で、
ポンポンと画面に傷があるわ、場面はトブわで、
レトロ度満載、古き良き時代の昭和を嗅いで、
愉快愉快と楽しむにはピッタンコの一本。
主演も当時の人気コンビ、
鶴田にーさんと美空のひばりちゃん、
ふたりとも目張りバリバリ、
白塗りバッチリで、もろ お人形。よっ 千両役者!
画面にパッと花が咲いたみたいな
筋の通った「アイドル祭り」でーす。
ひばりちゃんが民謡を唄ったり、
鶴田にーさんの立ち回りにも花を持たせるべく
かなり工夫されてるよん。…いいや、苦労かなぁ、
“ひばりママ”があれこれと指示だしてるのが、
やおら頭にチラチラ浮かんできて笑えてきた。
「お嬢に そんな地味な着物、やめてっ」とか。

あと、基本がドタバタ劇なので、
脇を固める人数が多く、
大部屋小部屋の俳優さんの行き過ぎた熱演が笑える。
少しでも出番をもらおうと、必死だったろうな。
「作品性」たら「監督の姿勢」とかじゃなく、
スターをスターらしく見せるための逞しさを楽しんでみましょー。

ちなみにあたしはこの映画、
ひばりちゃんファンの母に連れられて、劇場で一回、
テレビでも2、3度は観てる。
でも、どーしてもタイトルが覚えられん!
この間、劇場で これを観て、始まってすぐに
「あ、この映画観た!」って思い出したがな。
当時の映画って、今のカタカナタイトルブームに似てて、
同じような漢字を使った似たりよったりの題名なのと、
とにかく 本数も たくさんあるわ、ひばりちゃんの映画。
あたしも かなり観てる(母に観させられた)けど、
一番記憶に残ってる“銀幕のひばりちゃん”は、
嵐カン主演の『鞍馬の火祭』で演じた杉作と、
『森の石松』とか、捕物帳とか、
あたしが名付けた“ひばりちゃん お姫さまシリーズ”かな。
いずれも京都で育った子ども時代に、
名画座という場所で観てるはず。
あたしが小学校にあがると、
テレビでは1950~60年代の映画を毎日毎日放送してたっけ。

思えば、母に手を引かれ、
ひばりちゃんの映画を観に行っていた頃には、
まだ京都の目抜き通り、四条通をチンチン電車が走り、
京都が“かつての映画の都”だった名残りが
街並にも母の姿にもあったなぁと、
何度目かの『おしどり喧嘩笠』をなつかしく観た。

★★★☆☆☆☆ 7点満点で3点
いや、ほんと楽しいねんけど、
鶴田にーさん、ごめん‥‥。

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相方・でこへのツッコミ本日分
風邪なぁ、今年の正月に思いっきり引いて、
死ぬかと思ったけど、厄落としやな。
今は元気百倍ビタミンウルトラC☆ 意味不明!
オヤシラズ退治、がんばってやー。
芸能レポも楽しみにしてるわー。

●テレビが家にないあたしのための
芸能レポーター・でこのブログ