『スパイ・バウンド』の
ヴァンヴァンやで!
空港で我が身に危険が迫っていることを
察知したヴァンサン・カッセルは、速効トイレへ駆け込んだ。
そこにフラリと おしっこをしに来た
“アメリカの つるべ”みたいな太った男、
突如、襲いかかったヴァンヴァンは、
男からパスポートと洋服を巻き上げ、
あるプロの手口を使って、太った男になりすます。
・・・けど、ぜんぜん、
ぜんぜん似てないで、馬ズラのヴァンヴァンが
そんなオタク・デブになるなんて、むりっ!
が、しかし、難なくヴァンサンは
パスポートチェックをくぐり抜け‥‥
・・・・・
・・・
んな、マンガみたいなことっ!
『スパイ・バウンド』って、
実際に起きた事件を忠実に再現してあって、
元・スパイの証言も取り入れているそうなので、
ヴァンヴァンのようなアホ臭い変装も
それに基づいて作られているとしたら、
関所破りも簡単にできるのかもしれないけど、
出国審査って、そんなにチョロイ…?
映画の舞台設定が昔々なんだろうか、今現在、
エアチェックは かなり厳しくなっているだけに「安い」感じがした。
映画のヴァンヴァンのカメレオン変装は おもしろかったけど、
反って怪しさが増してたっちゅうねん。
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相方へのツッコミ本日分
でこよ、『オペラ座の怪人』の映画版て、
舞台がそっくりそのまま映画化されてるんやったら、
舞台を観たことがある あたしは観る必要はなさそうや。
あたしが観たのは劇団・四季のじゃなくて、
全編英語のオール・イギリス人キャスト、
オペラ風の構成が重厚で見応えがあったで。
もともと あたしは“ミュージカル嫌い”で、
日本人が外人さんになるミュージカルだと
恥ずかしくて観てられず、背中が痒ぅくなってしまうのに、
『オペラ座の怪人』は例外で、
「外人さんは すごいなぁ」と単純に感動した。
でこ君、みやげにもらった『おにぎりせんべい』は
さすが老舗のマスヤ、後をひく甘辛さがたまらん!
大事に大事にチョボチョボ食べてるんやけど、
『満月ポン』も侮れへんな~、
素朴な中にも頑固な甘辛さ、お口の中に香りが広がって、
これぞ上方のお菓子やと目頭が熱ぅなるわー。
●『オペラ座の怪人』を観た でこのブログ