ヴァンサン・カッセルは大道芸人 |  ◆ R I N G O * H A N

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歌うパステル画家5*SEASON鈴御はんの蒼いブログショー

『オーシャンズ12』で“一芸”を披露したヴァンヴァン。
いや~お見事! きっとこの場面、
ヴァンヴァン自身が提案したんだろう。


ヴァンヴァンて、
もしかしたら、ちょっとだけ運動音痴かもしれない、
なんてことを以前想像したことがある。
たとえば『クリムゾン・リバー』の時の、
血の気の多い刑事役なんかは、
演技自体は さすがに完成度が高かったし、
見せ場として数カ所あったアクションも、
決めどころでは シャキシャキ決まってた。のに、
気になったのが腰、ずっと腰が落ちず、
突っ立ったままカッコ悪く動作してた。
腰が入らない蹴り、突き、連打に、
付け焼き刃かなーと思ったり、
体が異常に硬いのかもしれないと思ったり。
また、ヴァンヴァン自身がアクション映画のことを、
ナメたような発言を以前雑誌でしていたこともあって、
もしかすると「運動音痴ゆえの負け惜しみ」
かもしれないと考えたりもした。

ただ、別に俳優が運動音痴でも まったく構わないわけだし、
アクションが苦手な俳優なんてゴロゴロいるし、
そんな運痴を理由に、あたしが、
ヴァンヴァンに飽きるなんてことは全く想像しなかった。
そこそこアクションが出来る映画スター、それでいい、
性格派俳優として、また深みのある表現者として、
ヴァンヴァンは あたしの表現テーマに ふさわしい。

ところが、それらの考えは全て
あたしの妄想に過ぎなかった!
『オーシャンズ12』のヴァンヴァンは、
しっかり均整のとれた身体だったし、柔軟性もあったし
ハードな動きも見事に決まってた。
思えば、『クリムゾン・リバー』のアクションは、
単に未完だったのか、または、
猛烈にトレーニングを継続している事実が、
『~12』の あのシーンで見て取れるのかもしれない。
でも あの場面、映画的には あまり必要がなく、
せっかくのヴァンヴァンの頑張りが もったいなく思えた。

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相方へのツッコミ・本日分
『パッチギ』観たんかぁ。もちろん あたしも気になってるでぇ~。
しかも邦画嫌いの でこが誉めるんやし、
なおさら気になってきたやんか。しか~し、
今月の映画はもう終わりで、来月の観賞予定は
『スパイス・オブ・ライフ』
『スパイ・バウンズ』『レイ』と目標数3本を達成してて、
あと、今月の持ち越し分1本については、『パッチギ』
『オペラ座の怪人』『ライフ・イズ・コメディー』
の中からどれかを観ようと思ってるねん。それと今になって、
『ハウル~』が気になりはじめたん‥‥、
たぶん 観ぃひんやろうけどナ。あと、別件で短編アニメの
『岸辺のふたり』↓は観なさいという命令が友から発令!
http://www.crest-inter.co.jp/kishibe

でこが東京に来たら、一緒に何か映画観よかぁ~?
●相方・でこのブログ