Mr.インクレディブル |  ◆ R I N G O * H A N

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歌うパステル画家5*SEASON鈴御はんの蒼いブログショー

さて、誰でしょう? 映画を観た人ならピピンと来るはず~
これに真ん丸メガネを付ければ‥‥え~と誰やったっけ???
(ここでパンフレットを見る)パラパラパラ‥‥
エドナ・モード!

こんなふうな、シルエットだけで構成されたエンドロール、
あれがめちゃくちゃ洒落てて、よかったなぁ。
もちろん本編も さすがの出来栄。
スト-リングのおもしろさ、構成の巧みさ、
アイデアの豊かさ、そして見事な3D技術などなど、
どれをとっても特級品! あっぱれ! 気合い勝ち!
けど‥‥
ザクッと本音をいってしまうと、
ピクサーは危なげない無難な線を歩んだなぁという
不完全な燃焼感があるのは何故だ?
さぁさぁ、今日も「語るの大好き!説教も得意!」という
あたしのショータイムの始まりや~。

まず、タイトルが投げやりでイヤ。
『Mr.インクレデイブル』って、
「カタカナの題名さえ付けときゃ客は来る」みたいな、
安直な匂いが嫌い。もうちょっと、
愛情をもってネーミング出来ないものか。一緒に観た友だちなどは
「覚えにくいよねー
 家に帰ったら映画のタイトル忘れてそー」って。
ちなみにインクレディブルとは英語で
【信じがたい。素晴らしい】という意味。
・・・『お見事! 五人組参上!』とか・・・どう・・・?
ともかく、ここでは『インクレ』と略させてもらいまひょ。

つぎに私にはどうしてもピクサーが
人間をえがいたとは思えない。
いやいや、キャラクターの設定は最高!
デフォルメ(誇張や簡略)の仕方はピカイチだし、
危惧していた“3Dによる人工皮膚人間の無気味さ”でさえ微塵もなかった。
本作では、これまでピクサ-作品が
公開される度にいわれつづけてきたアレは見事にクリアされたのだ。
アレとは、つまり『3Dアニメの弱点は人間の描写が不得手問題』で
『インクレ』はそれを軽く乗り越えたというわけ。
絵の表現を最新技術を駆使して限りなく人間に近付けるのではなく、
相方も いっているようにマンガの延長でよろしい。

おっと、あかんなぁ。もっとお説教してやりたいところなのに、
残念、今日はこれからバレエの公演を観に行かねばならぬ。
年末は遊ばねばならんし、仕事もキーキーやし、
まさにジェットな日々であります。(つづく)

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忘れちゃならない本日分の相方へのツッコミ
ちがうて~堀江社長はジェットくんにも似てるけど、
シンドロームにも似てるって。
見てみィ、首がないやわ、ズングリ体系やわ。
そやからシンドロームの体にジェットくんの顔(首はなし)を乗せたら、
堀江社長になるねん。
相方があたしのことを珍しく「説明好き」と誉めてるような気がするが、
この前の『インクレへのツッコミ』については、
きちんと伝わっていない模様。
もうそろそろ時間切れなので簡単に説明すると、
あたしは相方の『インクレ』の感想を
勘違いして映画を観たのがコトの始まりなのさ。
まぁ、あたしの説明力もまだまだ、ということやな。
ほな、また!
おっと、でこよ、きみはオッサンを描かせたら天下一やな。
ピクサーも でこに学んでほしいもんや。


●相方・でこのブログ http://koma-inu.ameblo.jp