オペレッタ狸御殿 |  ◆ R I N G O * H A N

 ◆ R I N G O * H A N

歌うパステル画家5*SEASON鈴御はんの蒼いブログショー

バレンタインが終わった今、
次のイベントは雛祭り。雛祭といえばお雛様。
『~狸御殿』のオダジョーとツィイーのコンビは、
お人形そのもの、まるっきりお雛様。
オダジョーの顎にはホクロも描いといた。


『スパイ・バウンド』を観たときだったかな、
予告で鈴木清順監督の話題作
『オペレッタ狸御殿』の映像が流れてきた。
噂にきく豪華さとインチキ臭さに、
あたしの「気になるゥ~度」は跳ね上がり~。
出演者はニッポンの貴公子オダジョーが若様に、
中国の名花チャン・ツィイーが狸役(たぶん)、
それに、美空のひばりちゃまがデジタル出演と、
気になるツボが満載、和のオペレッタということで
絵ズラ的にも刺激がありそう、
これは公開を楽しみに待とう~っと。

ただ予告で発覚したのが あたしの“飽き症”。
オダジョーが、もう私の中では終わってた。
なんてこと! 去年の大河ドラマ『新選組!』で、
あんなにも齋藤オダジョ-にメロメロにされてたのに、
たかが 5分ソコソコの予告編に、
オダジョーの顔がバーンと大写しになっただけで
「お腹いっぱい~ごちそうさま」だなんて。
まぁ旬がすぎたわけですが、ようするに、
あれですな。美形すぎる、オダジョーって。
「美人は3日で飽きるが、ブ○は3日で馴染む」。
この ことわざ通りの人ですな、見た目が整い過ぎてると、
「隙間」をこよなく愛する私としては、
感情の入る余地がなくなり、腹八分を通り過ごして、
満腹感を得てしまう。そう、体に悪い、満腹は。

でも、たとえばの話。
オダジョーのポイントにもなっているアゴのホクロ。
あれが もう少しずれて、鼻の天辺にあったとしたら‥‥、
こんなにも早く、あたしは腹一杯にはならず、
“オダジョー山”も下りることはなかったろうに。
さよ~なら~オダジョーーーーーッ。でもキミの映画は
可能な限り観るえー『パッチギ!』は まだ観てへんけど。

古い話を思い出した、
研ナオコさんが有名になる前のこと、
ある芸術家から「なんという美人だ! ぜひ描かせてほしい」
と大絶賛されたという。あ、でも
もしかすると、それはカメラマンで
「撮らせてほしい」だったかもしれないけれど、
ともかく、あたしも研ナオコさんは美人だと思うし、
機会があったら、ぜひ描いてみたい人だけれど、
こういう あたしのセンスは一般的ではないわけで、
いわゆるワイドショー的な感覚とは、
まったく異質なもの。失礼な話、
人の顔をキャンバス・サイズで捉えてしまっている。

ということで、
楽しみに待ちたい『オペレッタ狸御殿』だけれど、
あたしが無意味に そのスタッフから
フォトジェニック賞を選ぶなら、
主演の豪華で絢爛なおふたりではなく
ヒゲボ-ボ-の鈴木清順監督、その人しかない。

**************************
愛する相方の でこちゃんへのツッコミ (おえっ)




でこっ!





なんでもない~。呼んだだけ~。

三段腹のお姉さん方にヨロシク~(みの風)。

●呼ばれただけの 相方でこのブログ