真冬の生ごみ堆肥作りに関する、4つ目の最後の記事になります。
まず、過去3回の記事でまとめたとおり、
そもそもの生ごみを減らす努力をしつつ、
それでも出てしまう生ごみについては、
2日に一回くらいのペースで土のう袋に入れています。
その際、できるだけ細かくすることで
生ゴミが土(微生物)と触れる面積を大きくしてあげると、
堆肥化が早く進むと思われます。
(これに関しては、通年で同じことが言えますが)
また、堆肥化がゆっくりのため、
(二重にした)土のう袋を2セット用意し、
交互に生ごみを入れてやったほうがいいようです。
我が家では、屋根がかかっている裏口のエコキュートスペースに
土のう袋を置いています。
(室外機の上の写真です←本当は物を置いてはいけない)。
左側が直近で生ごみを入れたほう、右側が前回生ごみをいれたほうです。
新たに生ゴミがでた場合、
右側の袋をよく混ぜた後に生ごみを入れますが、
その際、冬場は袋の中を均一に混ぜるのではなく、
堆肥の真ん中にスコップなどで穴を開けて生ごみと米ぬかを入れてザクザク混ぜ、
さらに周りの土を被せるようにしていくと良いと思われます。
中心部に生ごみの塊を作ってやり
発酵による発熱をできるだけ内部に留める、ということかなと。
あとは、土のう袋の口をヒネッて閉じ、
先ほどの写真の左側にあった
自作の雪よけ&保温装置に入れてあげます。
それを、(怒られるかもしれませんが)上の記事にもあるように
エコキュート本体の上に置いてあげると、
エコキュートから発散する熱で温かくなり
発酵が進みやすくなるのではないかと思っています。
そして、これまで雪よけ&保温装置に入っていた土のう袋は、
空気を入れるようにしっかりと混ぜてから、
段ボールの中にしまってやります。
ちなみに、段ボールの下には、通気性をよくするために
木の棒(←何でもいいと思いますが)を置いています。
この状態で段ボールの蓋をし、少しでも保温性を高めようとしています
(意味あるか分かりませんが)。
こんな感じで今年の冬を過ごしましたが、
意外にも真冬でも堆肥化が徐々に進んでいってました。
微生物ってたくましいんですね。
といいますか、逆に真冬は、臭いが出たり、虫が発生したりすることがないので、
土のう袋を使った生ごみ堆肥作りにチャレンジするには
いい季節かもしれませんね。
土のう袋を使った生ごみ堆肥作りの詳細はこちらの記事をご覧ください。
その他、生ゴミ堆肥作りやガーデニングに関する記事は、以下からご覧ください
(2022年3月20日現在、54記事)。