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1 フォロー講義
基本書フレームワーク講座では、
各科目、理解用ツールとして、大学の先生の書いている教科書を使っています。
この教科書は、主に、大学で初めて法律を学ぶ大学生向けに書かれた本であり、各科
目の基本が書かれています。
行政書士試験は、
大学の先生が問題を作問していますから、こういう教科書を読むことで、各科目の基
本をよく理解することができるだけでなく、本試験でどこが出題されそうなのか、大
学の先生の関心点も見えてきます。
各科目の基本の理解+出題予想!
法律書の中には、こういう大学生向けの教科書の他に、研究者や実務家の人が参考に
するような専門書というものもあります。
講義中にご紹介した、
中田先生の「債権総論」がその専門書です。
講義で使用する民法入門は、民法全体で約750ページですが、中田先生の「債権総論」
は、債権総論だけで、約800ページの書籍です。
さすがに、こういう専門書を読む必要はないですね。
このように、
法律書と言っても、教科書と専門書がある訳です。
講義で使用する民法入門は、初学者向けに、どうしてそのような制度が規定されてい
るのか、制度趣旨が丁寧に書かれている教科書ですので、まずは、この制度趣旨を、
しっかりと理解してほしいと思います。
昨年の記述式では、
2問ともに、制度趣旨を書かせる問題が出題されていますので、制度趣旨を理解して
おくことが重要ですね。
理解→集約→記憶
まずは、制度趣旨の理解ですね!
2 復習のポイント
① 債権者代位権
まずは、民法入門p332で、債権者代位権の「本来」の制度趣旨をよく「理解」して
みてください。
制度趣旨からの理解
この制度趣旨の部分は、
今後、債権者代位権の各要件・効果を学習していく際の基本になりますから、復習す
るときには、この部分をよく読んで、債権者代位権の「本来」の制度趣旨をよく理解
してみてください。
制度趣旨から理解していくと、各要件・効果の意味がよくわかってくるのではないか
と思います。
「理解」することで、記憶「量」を減量することができます。
次に、民法入門p334以下、総整理ノートp203以下、パワーポイント(債権者代位権
③)で、債権者代位権の「要件」に関する判例の知識をきちんと集約化しておいてく
ださい。
最後に、総整理ノートp205、パワーポイント(債権者代位権⑦)で、債権者代位権の
「行使方法」について、「簡易な債権回収」という視点から知識を整理しておいてく
ださい。
債権者代位権は、
「簡易な債権回収」の手段として使えますが、今回の改正で、423条の5が規定され
たため、その有効性が大幅に減殺されるといわれています。
この部分は、やはり、令和3年の本試験で直球で問われました
ね。
また、総整理ノートp206、パワーポイント(債権者代位権④⑤⑥)で、債権者代位権
の転用事例について、知識を整理しておいてください。
債権者代位権の転用パターン
令和4年と令和6の本試験でズバリ出題されましたね。
② 詐害行為取消権(1)
まずは、民法入門p339、総整理ノートp211以下、パワーポイント(詐害行為取消権
①~③)で、受益者に対する要件について、判例を中心に、知識を整理しておいてく
ださい。
次に、詐害行為の類型に関する特則については、具体例とともに、総整理ノートp214
の図表で、条文知識を整理しておいてください。
行政書士試験では、
改正後の出題はありませんが、他資格試験では、この部分が頻出していますので、要注
意です。
最後に、民法入門p342、総整理ノートp214以下、パワーポイント(詐害行為取消権④)
で、転得者に対する要件と請求の内容について、before-afterの視点から、もう一度、
よく理解しておいてください。
詐害行為取消権は、
今回の改正で条文数が大幅に増えたと同時に、思想の大転換もありますので、理解して、
記憶が定着化するまでには、時間がかかると思います。
③ 詐害行為取消権(2)
まずは、総整理ノートp212・215、パワーポイント(詐害行為取消権⑦)で、二重譲
渡と詐害行為取消権について、二重譲渡リベンジパターンとして、知識をパターン化し
ておいてください。
二重譲渡リベンジパターン
本試験でも、択一式で出題されていますので、何のテーマの話なのか、きちんとテーマ
検索が出来るようにしておきたいところです。
次に、総整理ノートp216、パワーポイント(詐害行為取消権⑧~)で、受益者と転得
者の権利について、事例を参照しながら、後始末をよく理解しておいてください。
この部分は、改正前民法にはなかった制度ですから、まずは、条文をよく理解しておい
てください。
本試験で改正部分が出題されるとしたら、この部分ではないかと思います。
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