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1 フォロー講義
基本書フレームワーク講座では、
大学教授の「基本書」を利用して、法律を「体系的」に学習すると同時に、本試験での
「出題予想」 の視点から講義を進めています。
「体系的」理解+「出題予想」講義!
この2つの相反するような視点を可能にするのが、アウトプット→インプット同時並行
型講義です。
インプットは、常に、①全体(森)から、②アウトプットの視点から学習していかなけ
れば、本試験で「得点」をすることができる知識にはなりません。
森から木、木から枝、枝から葉へ
資格試験の「合格」を目指す以上(研究者になるわけではないので)、どうすれば、本
試験で「得点」することができるのかということを意識していく必要があります。
したがって、大切なのは、過去問が解けるようになることではなく、本試験の初見の
問題が解けるようになることです。
すなわち、本試験で「得点」していくためには、①何を、②どのように記憶していけば、
本試験で得点することができるのか?ということを、常に意識する必要があるわけで
す。
ところで、皆さんの記憶用ツールには、各テーマごと、記憶しておくべきところに、復
習の段階で、何らかのマーク等が、きちんとされているでしょうか?
記憶→集約→理解
ただ基本書を「読む」だけの学習や、過去問を無闇に「解く」だけの学習では、なかな
か「合格点」を取ることができないのが、最近の行政書士試験です。
特に、時間のない「社会人」の方にとっては、アウトプット→インプットの「視点」か
ら、問題作成者のキキタイコト(ツボ)を掴むことが大切です。
問題作成者のキキタイコト(ツボ)とは、
行政書士試験の過去問や他資格試験の過去問で頻出している知識を「共通項」で括りだ
すということです。
問題作成者(大学教授)のキキタイコト(ツボ)は、講義中に検討している「パーフェ
クト過去問集」の問題を見れば、行政書士試験・司法書士試験・司法試験、どれでも一
緒であることがよくわかると思います。
このことに気がつくかどうか?
「パーフェクト過去問集」は、
問題を何回も「解く」ことが目的ではなく、問題作成者のキキタイコト(ツボ)を抽出
するためのサンプルツールとして使うと効果的です。
一番過去問を解く量が少ない時に合格する!
多くの受講生(合格者)の方が云っていることが、だんだんとわかってきたとき、きっ
と合格が目の前に近づいているのではないでしょうか。
2 復習のポイント
① 所有権(2)
まずは、コアテキスト民法p172以下、総整理ノートp112の図表で、添付(付合・混
和・加工)について、モノとカネの視点から知識を整理しておいてください。
ここも、典型的な図表のパターン問題ですね。
民法は、
こういう典型的な図表問題で落とさなければ、合格点が取れてしまう年も多いですの
で、まずは、典型的な図表問題の図表を、しっかりと記憶しておいてください。
② 共有(1)
まずは、コアテキストp178、総整理ノートp112以下で、共有の内部関係について、
①使用、②変更、③管理、④保存に順に、知識を整理しておいてください。
共有は、今回の改正事項ですが、①使用、②変更、③管理が改正されています。
変更と管理については、パワポスライド(第8部所有権論⑥~⑨)の事例も活用して、
新しい制度である、裁判による変更と裁判による管理の制度をよく理解しておいてく
ださい。
また、パワポスライド(第8部所有権論⑩)で、特別の影響を及ぼす場合の具体例を
アタマに入れておいてください。
なお、総整理ノートp125の図表は、令和元年の記述式でそのまま出題されています。
典型的な図表問題!
講義中にもお話したように、記述式対策としては、総整理ノートp125の図表のように、
典型的な図表問題は、事前に、記述式のストックとして、アタマの中に入れておくのが
いいかと思います。
典型的な図表問題で落とさない!
講義中に、記憶しておいてください!という図表は、付箋やマークを付けて、なるべく
早いうちから、記憶の作業を行ってみてください。
次に、コアテキストp182、総整理ノートp125以下で、共有の外部(対外)関係について
総整理ノートp126の図表で知識を整理しておいてください。
ここでも、パーフェクト過去問集問題85、90、91で、同じ判例の知識を聞いていることに
気がついたかどうかが、問題を解くときに重要になってきます。
同一性の認識
問題85 → 行政書士試験
問題90 → 司法書士試験
問題91 → 司法試験
このように、パーフェクト過去問集の過去問を見ると、司法試験でも、司法書士試験で
も、行政書士試験でも、同一テーマについて、どの試験でも、同じ条文と判例の知識を
聞いていることがよくわかるはずです。
このように、択一式は、
どの試験でも、同じような条文と判例の知識を聞いてきますので、この同じように聞い
てくる条文と判例の知識を、記憶しやすいように、図表を使って、集約しておけば、本
試験でも得点することができる確率が上がってくるのではないかと思います。
その図表が、総整理ノートp126の図表です!
基本書フレームワーク講座では、
講義中に、出題が予想される問題も同時に検討して、①何を、②どのように「記憶」し
ておけば、本試験で得点することができるのか、その対象を明確にしていきます。
受講生の皆さんは、
この出題のツボを「軸」にしながら、常に、アウトプット→インプットの「視点」から
復習をしてほしいと思います。
一度、知識を抽象化して、出題のツボを押さえてしまえば、もう過去問や肢別本を何
回も繰り返し解く必要がないことがよくわかるのではないかと思います。
③ 共有(2)・地上権
まずは、コアテキスト民法p185以下、総整理ノートp126で、共有物の分割について、
改正点を中心に、知識を整理しておいてください。
次に、コアテキスト民法p189以下、総整理ノートp127で、所在等不明共有者の持分
の取得と譲渡について、パワポスライドの事例とともに、各制度を理解しておいてく
ださい!
ここも、改正事項です。
最後に、総整理ノートp134の図表で、地上権と土地の賃借権について、制度と制度
の比較に視点から、知識を整理しておいてください。
制度と制度の比較の視点
地上権と土地の賃借権の比較問題は、大問では未出題ですので、問題94を、予想問
題として活用してみてください。
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