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1 フォロー講義
長い間、行政書士試験の受験生の方々を見てきましたが、試験に合格できる方とそうでない方の違い
のひとつは、テーマ検索がきちんとできること、その前提として、「キーワード」にきちんと反応できるか
否かではないかと思っています。
最近の民法の問題は、
問題文(選択肢)が長文化して、一体、何のテーマの話のかがよくわからない問題が数多く出題されて
います。
特に、記述式の問題において、アタマが真っ白になってしまう方が多いのも、このためだと思います。
しかし、いくら問題文が長文化しても、問題作成者(大学教授)は、この部分に気がついてほしいという
「キーワード」を必ず散りばめています。
受験生としても、長い問題文の最初から最後までをじっくりと読むのではなく、問題を解く際のカギとな
る「キーワード」に気がつく必要があります。
毎年、受験生の問題冊子を数多く見せていただいておりますが、得点出来ていない方ほど、気づかな
ければならない「キーワード」を、スルーしている場合が多いのではないかと思います。
「キーワード」の発見→「テーマ検索」という「アタマ」を創っていくためには、出題パターンの把握が重
要になってきます。
講義の中では、この出題パターンについても、お話していますので、是非、問題を解くときの参考にし
てみてください!
2 復習のポイント
① 契約の成立
まずは、テキストp250で、契約の類型について、区別の実益に注意しながら、知識を整理するとともに、
この後学習する契約類型をなるべく早く記憶していってください。
①諾成契約と要物契約
②双務契約と片務契約
③有償契約と無償契約
次に、テキストp253とp255の事例で、申込みと承諾について、条文を確認しながら、知識を整理してお
いてください。
最後に、テキストp258の特定物の全部滅失パターンの図解で、原始的不能、債務不履行、危険負担
の関係をよく理解してみてください。
特定物の全部滅失パターン!
講義の中でもお話しているように、民法は、数学に似ていますから、問題を解くのに必要な公式(パタ
ーン)は、なるべく早く記憶して、使いこなせるようにしておいてください。
危険負担は、
債権者主義、債務者主義という言葉で出てきますが、問題を解くときには、結局、代金支払請求権が
存続するのか、それとも消滅するのか、きちんと事例処理が出来るようにしておいてください。
② 双務契約
まずは、テキストp259以下で、同時履行の抗弁権の要件と効果について、知識を確認しておいてくだ
さい。
同時履行の抗弁権は、
行政書士試験では、大問では未出題ですが、他資格試験では、テキストp260の図表問題がよく出題
されています。
同時履行の抗弁権は、この後、契約各論のところで、各契約類型ごとに登場しますので、その都度、
テキストp260の図表に戻って知識を確認してみてください。
次に、テキストp265以下で、契約の解除について、要件→効果の視点から、知識を整理しておいてくだ
さい。
債務不履行解除と合意解除については、この後、賃貸借契約で頻出していますので、この時点で、両
者の違いを理解しておいてください。
最後に、テキストp268とテキストp108をリンクさせならが、解除前の第三者と解除後の第三者について、取消しの場合と比較させながら、もう一度、知識を整理しておいてください。
民法は、関連するテーマや制度について、相互参照(クロスリファー)することができるようになると、点
の知識が線となり、線の知識が面となっていきます。
点→線→面
皆さんも、是非、相互参照(クロスリファー)させながら、民法の復習を行ってみてください!
③ 贈与契約・手付け
まずは、テキストp269の事例で、書面によらない贈与契約の撤回について、不動産の贈与を具体例に
して、既履行の意味を理解しておいてください。
テキストのこの事例は、
昨年の記述式(問題46)で、ズバリ的中しています。
次に、テキストp275の事例で、解約手付けについて、要件→効果の視点から、知識を整理しておいて
ください。
解約手付けについては、大問で出題されるというよりか、総合問題のひとつの選択肢として出題されて
いますので、判例をよく理解しておいてください。
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