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1 フォロー講義
合格スタンダード講座の民法も、全48回中36回まで終了し、残すところ、あとわずかとなってきました。
なかなかいいペースで進んでいます・・・
次回の6時間で、債権各論の最後の方までお話して、最終回は、債権各論の残りと家族法について
お話していきます。
民法は、学習範囲も広く、復習するのが大変ですが、今のうちから、少しずつでも復習をしてほしいと
思います。
復習をするときに大切なことは、テキストを何回も繰り返し読むことでもなければ、過去問を何回も繰
り返し解くことで もありません。
今年の本試験に出題が予想されるテーマの出題の「ツボ」を抽出(集約化)して、その出題の「ツボ」を
きちんと記憶していくことです。
復習をする際には、
各テーマごとに、①何を、②どのように記憶しておけば本試験で得点することができるのかを意識して
ほしいと思います。
4月13日(土)には、
民法の復習がきちんと進んでいるかをチェックするための実力診断テストを実施いたします。
今回の民法☆実力診断テストでは、 皆さんの民法の基礎力を診断するとともに、今後の学習法につ
いて、①何を、②どのように勉強していけばいいのかという視点からお話していきます。
民法☆実力診断テストは、
無料公開講座となっておりますので、受講生の皆さんは是非、ご参加く ださい。
民法☆実力診断テストの詳細につきましては、後ほど、お知らせ致します。
2 復習のポイント
① 債権譲渡
まずは、テキストp216の事例で、債権の自由譲渡性の原則の例外について、最新の判例も含めて知
識を整理しておいてください。
次に、テキストp225で、債権譲渡の債務者対抗要件である通知について、知識を整理しておいてくだ
さい。
また、テキストp226の事例で、債権譲渡の債務者対抗要件である承諾について、異議をとどめた 承
諾と異議をとどめない承諾に分けて、知識を整理しておいてください。
最後に、テキストp230の判例で、民法467条1項の通知・承諾の制度趣旨を、不動産の譲渡の場合と
比較しながら、理解してみてください。
債権と物権(不動産)の比較の視点
また、テキストp229の事例で、債権の二重譲渡事例のパターンについて、各ケースごとに、優劣の結
果を整理しておいてください。
債権の二重譲渡事例の問題は、講義中に集約化したパターンをきちんと記憶しておけば解ける はず
ですから、本試験日までに、このパターンをきちんと記憶しておいてほしいと思います。
② 弁済
まずは、テキストp235以下で、弁済について、①誰が、②誰に、③いつ、④どこの視点から、知識を整
理しておいてください。
次に、その弁済の中でも、未出題テーマである、第三者弁済について、テキストp235の事例で、図解
をしながら、知識を整理しておいてください。
また、債権の準占有者に対する弁済は、平成26年度に択一式で出題されていますが、記述式では、
出題の可能性もありますので、テキストp236の事例で、知識を整理しておいてください。
最後に、テキストp240の事例で、弁済による代位について、どのような制度なのか、その制度趣旨を
よく理解しておいてください。
理解するところは、きちんと理解して、記憶すべきところは、きちんと記憶していくとが、資格試験に短
期間で受かるツボではないかと思います。
資格試験で重要なのは、やはり、理解、集約、記憶です.
③ 相殺
まずは、テキストp245の事例で、相殺の制度趣旨について、理解してみてください。
次に、テキストp246以下で、相殺の各要件ごとに知識を整理しておいてください。
相殺の問題を解くときには、誰が相殺するのかに注意して、自動債権と受働債権とを間違えないよう
に、必ず図解してみてください。
次回、テキストp247の事例を使って、民法511条に関連する判例を見ていきます。
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