【復習ブログ】基本書フレームワーク講座 民法16・17・18回(キーワード反応) | リーダーズ式 合格コーチ 2025

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「アタマ」と「こころ」を元気にする経営を科学する!リーダーズ総合事務所・リーダーズ総合研究所代表(中小企業診断士・社会保険労務士・行政書士・産業カウンセラー・キャリアカウンセラー・メンタルヘルスマネジメント検定Ⅰ種・FP)コンセプトは人と人の「つながり」

 

 

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1 フォロー講義

 

長い間、行政書士試験の受験生の方々を見てきましたが、試験に合格できる方とそうでない方の違い

のひとつは、テーマ検索がきちんとできること、その前提として、「キーワード」にきちんと反応できるか

否かではないかと思っています。

 

最近の民法の問題は、 問題文(選択肢)が長文化して、一体、何のテーマの話なのかがよくわからな

い問題が数多く出題 されています。

 

特に、記述式の問題において、アタマが真っ白になってしまう方が多いのも、このためだと思います。

 

しかし、いくら問題文が長文化しても、問題作成者(大学教授)は、この部分に気がついてほしいという

「キーワード」を必ず散りばめています。

 

受験生としても、長い問題文の最初から最後までをじっくりと読むのではなく、問題を解く際のカギとな

る「キーワード」に気がつく必要があります。

 

 

毎年、受験生の問題冊子を数多く見せていただいておりますが、得点出来ていない方ほど、気づかな

ければならない「キーワード」を、スルーしている場合が多いのではないかと思います。

 

 「キーワード」に、何もマークがされていません・・・

 

今回の講義の最後に検討した代理人の権限濫用の問題で云えば、「専ら自己の借金の返済に使うと

いう意図」が、テーマ検索のための「キーワード」となります。

 

「キーワード」の発見→「テーマ検索」という「アタマ」を創っていくためには、出題パターンの把握が重

要になってきます。

 

2 復習のポイント

 

① 代理(2)

 

まずは、パワーポイントト(第10章契約の締結と代理③)、総整理ノートp39で、復代理について、問題

27の視点から知識を整理しておいてください。

 

復代理については、行政書士試験では、大問では、未出題テーマです。

 

次に、パワーポイント(第10章契約の締結と代理⑤)、総整理ノートp43で、無権代理が行われた場合

について、本人と相手方の採り得る手段について、知識を「記憶」しておいてください。

 

知識を「記憶」する場合には、各項目について、あらかじめ「記憶」するべきテーマの「視点」と「個 数」

を頭の中に入れておくのがいいと思います。

 

例えば、パワーポイント(第10章契約の締結と代理⑤)では、本人の採り得る手段(静的安全)は 「2

つ」、相手方の採り得る手段(動的安全)は「4つ」という具合です。

 

資格試験の勉強では、やはり、最低限記憶しておかないと問題が解けない前提知識というものがあ

りますので、そういう知識はなるべく早く記憶しておくことが重要です。

 

本人が採りうる手段=静的安全の保護

相手方が採りうる手段=動的安全の保護

 

民法総則では、このように静的安全と動的安全の保護の視点から記憶しておくと、記憶しやすいとこ

ろが多くありますので、是非、このフレームワークを有効に活用してみてください。

 

ちなみに、昨年の記述式は、制限行為能力者と取引をした相手方の保護(催告権)i=動的安全の保

護に関する問題でした。

 

② 代理(3)

 

まずは、パワーポイント(第10章契約の締結と代理⑦)、総整理ノートp44で、無権代理と相続のパター

ン(森)を、「アタマ」の中に入れておいてください。

 

その上で、パワーポイント(第10章契約の締結と代理⑧)、総整理ノートp44で、単独相続の場合の事

案処理ができるようにしておいてください。

 

特に、無権代理人の本人相続の事案は、本人が死亡前に追認拒絶をしていなかったか、していたか

によって結論が異なってきます。

 

民法は、このテーマのように、問題肢が全体の中のどの類型に当てはまるのかを識別させるパターン

の問題が数多く出題されます。

 

このようなパターン問題は、事前にパターンを「記憶」してしまえば、本試験では間違えることはないの

ではないかと思います。

 

典型的パターン問題

 

この典型的なパターン問題は、昨年の本試験でも出題されていますので、もう一度、パーフェクト過去

問集問題36の肢イが、どの類型になるのかを、選択肢のキーワードに着目しながら、よく確認しておい

てください。

 

この典型的なパターン問題を落としている方は、この肢イの正誤を間違えている方が多いはずです。

 

 このような典型的なパターン問題は、事前に準備することが可能ですので、是非、出題パターンと解

法パターンをマスターしてほしいと思います。

 

3月16日からは、Aランクの典型的なパターン問題の出題パターンと解法パターンを、肢別ドリルと前

提知識の図解を使って伝授していく、民・行☆解法ナビゲーション講座の配信が始まります。

 

民・行☆解法ナビゲーション講座

 

民法は、Aランクの典型的パターン問題、約40テーマについて伝授していきますので、通常の講義の

復習として、有効に活用してみてください。

 

民・行☆解法ナビゲーション講座の詳細

    ↓こちらから

https://bit.ly/2Gg4LE6

 

おそらく、この講座を受講すれば、もう過去問や肢別本の問題を何回も繰り返し解く必要はなくなるの

ではないかと思います。

 

次に、パワーポイント(第10章契約の締結と代理⑨)、総整理ノートp44で、共同相続の場合の事案処

理ができるようにしておいてください。

 

ここでも、どのような視点から事案処理をすれば解答が導けるのか、きちんと解法パターンをアタマに

入れておいてください。

 

③ 代理(4)

 

まずは、パワーポイント(第10章契約の締結と代理⑥)、総整理ノートp45~で、表見代理の要件(109・

110・112条)を、「権利外観法理」の視点から「記憶」しておいてください。

 

権利外観法理は、

 

94条2項、表見代理をはじめ、いくつか登場しますので、「静的安全」と「動的安全」の調和の「視点」を

よく理解しておいてください。

 

本人の帰責性=静的安全の保護

相手方の信頼=動的安全の保護

 

表見代理のあてはめ問題は、問題24以降出題されていませんので、問題24で、処理パターンを確立

しておいてください。

 

表見代理の問題を解くときのポイントは、本人の帰責性の有無です。

 

次に、パワーポイント(第10章契約の締結と代理⑪)、総整理ノートp27で、代理人の権限濫用につい

て、93条の心裡留保とリンクさせて、知識を整理しておいてください。

 

代理人の権限濫用について判例は、 表示と効果意思の不一致(意思の不存在)である心裡留保(93

条)と類似の関係にあることから、93条ただし書を類推適用して、代理行為を無効としています。

 

このテーマの問題が出てきたら、きちんとテーマ検索及び問題の処理が出来るように、キーワードと処

理手順をもう一度確認しておいてください。

 

最後に、パワーポイント(第11章意思表示の無効と取消し①②③)、総整理ノートp 51で、無効と取消し

について、比較の視点から知識を整理しておいてください。

 

民法では、無効と取消し、無権代理と他人物売買、連帯保証と連帯債務など、類似の制度数多く出て

きます。

 

制度と制度の比較

 

制度と制度をヨコに比較することで、一つ一つの制度がよりよく理解することができ、横断的な問題に

も対応できるようになるはずです。

 

また、パワーポイント(第11章意思表示の無効と取消し③)で、意思表示理論について、内心的効果

意思を中心に、その理論を理解してみてください。

 

次回以降、この意思表示理論のパワポを使いながら、意思表示各論について、お話していきます。

 

≪講座説明会

 

リーダーズゼミ5期生

 

3月9日(土)18時~

辰已法律研究所東京本校

リーダーズゼミ合同説明会

 

リーダーズゼミ5期生の詳細は

       ↓こちらから

https://bit.ly/2KzxIti

 

≪合格体験記

 

2018年度行政書士試験に、お仕事もしながら、73歳(試験当時72歳)で、受験1回で合格さ

合格者の合格体験記を、こちらにアップしましたので、是非、参考にしてみてください。

 

70歳を超えてからの受験勉強、本当に頭が下がります。

 

2018年度行政書士試験合格体験記

      ↓こちらから

https://bit.ly/2TEPA9x

 

 

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