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1 フォロー講義
合格スタンダードテキストは、基本的には、①事例、②意義、③趣旨、④要件、⑤効果というフレーム
ワークで、テキストを執筆しています。
昨年の本試験では、民法択一式の9問中7問が、一昨年の本試験では、9問中8問が、判例の知識
を問う問題でしたので、民法の本試験対策の中でも、判例対策が、最も重要になってきます。
本試験対策=判例対策
したがって、スタンダードテストにも、かなり多くの判例を入れてありますので、条文の要件・効果とセ
ットにしながら、判例を理解しておいてください。
さて、講義の中でもお話しているように、民法を基本からきちんと「理解」するためには、各制度の制度
趣旨を「理解」していくことが大切です。
制度趣旨の『理解』
復習をするときには、静的安全と動的安全の調和の視点から、各制度の趣旨を理解してみてくだい。
もし、この制度がなかったらどうなるのか?
というのが、制度趣旨を考えるときのポイントになってきます。
2 復習のポイント
① 代理(3)
まずは、テキストp65の図解で、表見代理がどのような制度であるのか、その制度趣旨を理解してみて
ください。
いつも講義の中でお話している、静的安全と動的安全の調和の視点が、だんだんと理解することがで
きるようになると、民法の本質が見えてくるはずです。
静的安全と動的安全の調和
次に、テキストp66以降の、109条・110条・112条の順に、表見代理が成立するめの要件論について、
重要判例の知識を整理しておいてください。
テキストp66の事例は、表見代理の問題の出題のツボを掴むための問題ですから、もう一度、要件の
あてはめの視点から問題を検討してみてください。
最後に、テキストp37の事例で、代理人の権限濫用について、きちんとテーマ検索が出来るように、判
例のロジックを理解しておいてください。
代理人の権限濫用は、問題文のキーワードに反応して、きちんとテーマ検索することができるかが勝
負ではないかと思います。
パーフェクト過去問集の問題24の肢1と問題26の肢イを使って、キーワードに着目しながら、代理人の
権限濫用をパターン化しておいてください。
典型的なパターン問題の場合、 問題を解くときに、チェックしなければならない箇所が決まっています
ので、是非、解法パターンまでアタマに入れておいてほしいと思います。
② 時効
まずは、テキストp78の事例で、時効の援用権者について、各人物の図解がきちんと書けるようにして
おくと同時に、テキストp79の援用権者の図表で、○×が付くようにしておいてください。
保証人や連帯保証人は図解できるとしても、物上保証人や抵当不動産の第三取得者となると、かなり
怪しくなる方もいますので、まずは、図解の練習をしておいてください。
ちなみに、抵当権の第三取得者は、記述式でよく出題されています。
次に、テキストp80の図解で、時効中断と時効利益の放棄の位置づけを、もう一度、確認してみてくだ
さい。
民法は、各制度が組み合わさって横断的に問われてきますので、まずは、ひとつひとつのテーマを縦
割りで理解しておいてください。
なお、p81の判例は、行政書士試験では未出題判例ですので要注意です。
講義中に、この判例は、未出題重要判例で要注意です!と指摘した判例は、本試験で出題される可
能性が高いですので、よく理解しておいてください。
また、テキストp82の事例で、時効中断の事由について、事例の中で処理できるようにしておいてくださ
い。
最後に、テキストp84の事例で、取得時効の要件のあてはめが出来るように、もう一度、要件・効果に
関する知識を整理してみてください。
昨年は、要件⑤に関する事例問題が大問で出題されていますので、このテーマの出題は、択一式で
は、しばらくお休みかもしれませんが・・・
③ 物権総論
まずは、テキストp90で、物権と債権との相違点について、もう一度、理解しておいてください。
物権と債権の相違点の具体化した事案は、この後、テキストp142の事例で登場します。
次に、テキストp95の事例(問題39)で、民法における事案処理の思考プロセスを、アタマの中に入れて
みてください。
《民法の事案処理の思考プロセス》
① 生の主張
↓
② 法律構成
↓
③ 要件あてはめ
記述式の問題で、請求権型の問題は、②法律構成を、要件型の問題は、③要件あてはめの部分を聞
いてきますので、記述式の問題を解くときにも役立つ思考プロセスです。
最後に、テキストp96の図表で、このプロセスを基に、物権的請求権の内容について、①生の主張→②
法律構成の視点から、もう一度、知識を整理してみてください。
①生の主張→②法律構成は、セットにして、パターン化しておくと、記述式対策としても役立つはずです。
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