【復習ブログ】合格スタンダード講座 民法10・11・12回(制度趣旨を理解する) | リーダーズ式 合格コーチ 2025

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「アタマ」と「こころ」を元気にする経営を科学する!リーダーズ総合事務所・リーダーズ総合研究所代表(中小企業診断士・社会保険労務士・行政書士・産業カウンセラー・キャリアカウンセラー・メンタルヘルスマネジメント検定Ⅰ種・FP)コンセプトは人と人の「つながり」

 

 

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1 フォロー講義

 

合格スタンダードテキストは、基本的には、①事例、②意義、③趣旨、④要件、⑤効果というフレー

ムワークで、テキストを執筆しています。

 

判例は、各要件・効果ごとに、関連するものを入れてあります。

 

最近の本試験は、民法は、圧倒的に判例の知識を問う問題が多いですので、合格スタンダードテ

キストにも、かなり多くの判例を入れてあります。

 

さて、講義の中でもお話しているように、民法を基本からきちんと「理解」するためには、各制度の

制度趣旨を「理解」していくことが大切です。

 

制度趣旨の理解

 

復習をするときには、静的安全と動的安全の調和の視点から、各制度の趣旨を理解してみてくだ

さい。

 

もし、この制度がなかったらどうなるのか?

 

というのが、制度趣旨を考えるときのポイントになってきます。

 

2 復習のポイント

 

① 代理(3)

 

まずは、テキストp63の図解で、表見代理がどのような制度であるのか、その制度趣旨を理解して

みてください。

 

いつも講義の中でお話している、静的安全と動的安全の調和の視点が、だんだんと理解すること

ができるようになると、民法の本質が見えてくるはずです。

 

次に、テキストp64以降の、109条・110条・112条の順に、表見代理が成立するめの要件論につい

て、重要判例の知識を整理しておいてください。

 

テキストp64の事例は、表見代理の問題の出題のツボを掴むための問題ですから、もう一度、要

件のあてはめの視点から問題を検討してみてください。

 

前回、テキストp36の代理人の権限濫用について、お話しするのを忘れていましたので、次回の

講義の冒頭でお話していきます。

 

代理人の権限濫用は、

 

問題文のキーワードに反応して、きちんとテーマ検索することができるかが勝負のテーマではな

いかと思います。

 

② 無効と取消し

 

まずは、テキストp67以下で、無効について、①無効原因(事由)、②主張権者、③主張期間につ

いて、知識を整理しておいてください。

 

次に、テキストp68以下で、取消しについて、①取消原因(事由)、②主張権者、③主張期間につ

いて、知識を整理しておいてください。

 

最後に、テキストp68の事例を検討しながら、追認と取消しの関係について、もう一度、理解してお

いてください。

 

テキストp70の無効と取消しの比較の図表は、この後も度々見ていきますので、なるべく早めに記

憶の作業を行ってみてください!

 

資格試験に短期間で合格するためには、記憶すべきことを、なるべく早めに記憶していく必要が

あります。

 

③ 時効(1)

 

まずは、テキストp76の事例で、時効の援用権者について、各人物の図解がきちんと書けるように

しておくと同時に、テキストp77の援用権者の図表で、○×が付くようにしておいてください。

 

保証人や連帯保証人は図解できるとしても、物上保証人や抵当不動産の第三取得者となると、

かなり怪しくなる方もいますので、まずは、図解の練習をしておいてください。

 

抵当権の第三取得者は、記述式でよく出題されています。

 

次に、テキストp78の図解で、時効中断と時効利益の放棄の位置づけを、もう一度、確認してみて

ください。

 

民法は、各制度が組み合わさって横断的に問われてきますので、まずは、ひとつひとつのテーマ

を縦割りで理解しておいてください。

 

なお、p79の判例は、行政書士試験では未出題判例ですので要注意

です。

 

この判例は、行政書士試験に既出題か未出題かは、講師であれば当然把握していますので、講

義中に、この判例は未出題重要判例で要注意です!と指摘した判例は、よく理解しておいてくだ

さい。

 

また、テキストp80の事例で、時効中断の事由について、事例の中で処理できるようにしておいて

ください。

 

最後に、テキストp82の事例で、取得時効の要件のあてはめが出来るように、もう一度、要件・効

果に関する知識を整理してみてください。

 

昨年は、要件⑤に関する事例問題が大問で出題されていますので、このテーマの出題は、択一

式では、しばらくお休みかもしれませんが・・・

 

 

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