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1 フォロー講義
いよいよ、基本書フレームワーク講座民法が開講致しました。
今年も、3時間の講義につき1回ずつ、復習ブログをアップしていきますので、受講生の皆さんは、
講義の復習の参考にしてみてください。
本講座は、再受験生の皆さんが、ひと通り学習した知識を、本試験の出題予想の視点から、「使
える」知識に変えていくことを講義の主眼としています。
知識の「使える化」
受講生の皆さんは、 講義の復習をするときも、この本試験で出題が予想される「大問」ごとに、リ
ーダーズ式☆総整理ノートに、知識を集約化していってほしいと思います。
「大問」という視点
知識の集約化のときに大切なのは、各「大問」ごとに、①何を、②どのように記憶しておけば得点
できるのかという、出題の「ツボ」を掴むことです。
①何を、②どのように
この点については、講義の中で、リーダーズ式☆パーフェクト過去問集を使って、各テーマごとに
お話していきますので、その部分を上手に集約化していってほしいと思います。
知識の集約化
資格試験に短期間でサクッと合格できる方とそうでない方の大きな違いは、おそらく、この知識の
集約化にあるのではないかと思います。
その意味で、ただ講義を聴くのではなく、その後の復習が大切になってくるのではないかと思いま
す。
予習のやり方、講義の受け方、復習のやり方など、最初のうちは、今までの皆さんの勉強のやり
方に応じて、試行錯誤の連続かと思います。
しかし、何をやるにしても、まずは、自分なりの「型」(フレームワーク)を確立していくことが大切で
すので、皆さん一人一人の民法の学習法を、なるべく早いうちに確立してみてください。
リーダーズ式☆総整理ノートには、
余白を多く取っておりますので、直前1カ月に何度も見直すためのオリジナル総整理ノートを作り
あげてほしいと思います。
2 復習のポイント
① 法的三段論法
まずは、パワーポイント第1章③~⑥で、問題を解く際の基本的な思考法である法的三段論法(演
繹法)のロジックを掴んでみてください。
法律を学習する上で「基本」となる「アタマ」の使い方が、法的三段論法、すなわち、演繹法的思考
です。
したがって、法的思考力の養成とは、この演繹法的思考をマスターしていくことになります。
この法的三段論法のロジックがわかれば、資格試験の勉強においても、何を、どのように記憶して
おけばいいのかが見えてくるのではないかと思います。
資格試験は、最後の記憶の勝負です。
受講生の皆さんは、是非、勉強のはじめのうちから、記憶を意識した勉強をしてほしいと思います。
記憶の重要性については、平成29年度の最新の合格者インタービューの中でも、合格者(受験2
回目)の方がコメントしていましたので、是非、参考にしてみてください。
資格試験というものは、出題の「ツボ」が掴めれば、あとは、過去問や問題を何問も解かなくても、
直前期の記憶の作業だけで、何とかなってしまうことがよくわかるはずです。
まさに、時間のない社会人のための勉強法です!
なお、法的三段論法(演繹法)について、もう少し詳しく知りたい方は、下記の書籍を参考にしてみ
てください。
民法の勉強とロジカルシンキングを結びつけた画期的な書籍です。
② 民法のフレームワーク
まずは、入門からの民法の目次とパワーポイント(民法フレームワーク①~⑤)で、入門からの民
法が、どういう体系で書かれているのか、その全体構造を掴んでてください。
森から木、木から枝、枝から葉へ
民法を勉強していると、膨大な量を前に、今何をやっているのかを見失ってしまう場合もありますの
で、まずは、大きな「森」をきちんと掴んでほしいと思います。
「物権」の世界
「債権」の世界
「債権回収」の世界
合格者の多くの方が云っているように、フレームワーク思考とは、仕事・ビジネスでも、資格試験の
勉強でも役立つ「思考法」ではないかと思います。
次に、入門からの民法p23、パワーポイント(第2章民法と民法典①②)で、民法典のパンデクテン
方式のフレームワークを理解してみてください。
講義中に、
売買契約で様々なトラブルが生じたときに、どの条文を参照すればいいのか、受講生の皆さんと
一緒に条文を引いていきましたが、おそらく、きちんと引けた方は少なかったのではないかと思い
ます。
民法典は、パンデクテン方式を採用しているため、条文の構造がわからないと、なかなか条文を
引いて問題解決ができないのかもしれません。
平成28年度の記述式の問題のように、今まで見たことがない何を書いていいのかわからない問
題が出題されたときに、民法の目次と体系(フレームワーク)が威力を発揮するのかもしれません。
受講生の皆さんは、
六法の目次をコピーして、常に、民法の体系(フレームワーク)を意識した勉強をしてみてください。
③ 権利能力
まずは、入門からの民法p33、総整理ノートp1、パワーポイント(第4章権利の主体①)で、権利能
力の始期について、原則・例外の視点から、知識を整理しておいてください。
次に、総整理ノートp2、パワーポイント(第4章権利の主体③④)で、権利能力の終期について、
失踪宣告を中心に、問題4の視点から、知識を整理しておいてください。
権利能力については、相続のところでも、相続人を確定させる問題として出題されていますので、
問題173も、同時に検討しておいてください。
基本書フレームワーク講座では、
出題が予想される問題を検討しながら、出題パターンを伝授していきますので、受講生の皆さんは、
問題と総整理ノートをリンクさせながら、知識の集約化を行ってみてください。
知識の集約化を行う際は、 最終的には、①何を、②どのように記憶しておけば本試験で得点でき
るのかという視点が重要になってきます。
記憶の方法は色々ありますが、視覚で記憶するタイプの方は、1枚のパワーポイント(第4章権利の
主体④)に、記憶すべき出題のツボを集約化していくのがいいのではないかと思います。
最後に、入門からの民法p34、総整理ノートp9、パワーポイント(第4章権利の主体②)で、意思能
力について、権利能力、行為能力、責任能力との相違点及びそれを欠いたときの効果の視点から、
知識を整理しておいてください。
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