2017年版 基本書フレームワーク講座☆行政法第1・2・3回 | リーダーズ式 合格コーチ 2026

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「アタマ」と「こころ」を元気にする経営を科学する!リーダーズ総合事務所・リーダーズ総合研究所代表(中小企業診断士・社会保険労務士・行政書士・産業カウンセラー・キャリアカウンセラー・メンタルヘルスマネジメント検定Ⅰ種・FP)コンセプトは人と人の「つながり」

 

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1 フォロー講義

 

いよいよ、基本書フレームワーク講座行政法が始まりました。

 

行政法は、300点中112点、全体の37%というように、行政書士試験の中で最も配点が高く、

その出来・不出来が、合否に大きく影響を与える科目です。

 

この行政法で、 択一式19問中15問以上取れない大きな理由は、①問題を解くために必要な前

提知識がないか、②知識はあるけれども、知識の精度が低いためではないかと思います。

 

行政法は、民法と異なり事例問題はあまり出題されませんので、前提知識の適用(あてはめ)と

いう作業がほぼありません・・・

 

受講生の皆さんの中で、

 

昨年度の本試験で、行政法の択一式で19問中15問以上得点出来ていない方は、まずは、その

理由のふり返りを行ってみてください。

 

このように、行政法は、最も配点の高い科目ですが、分野別の配点まで意識して勉強している

受験生は、意外と少ないのではないかと思います。

 

理論や判例の知識が問われている、行政法総論・行政事件訴訟法・国家賠償法の3分野で、例

年、60%前後の出題割合となっています。

 

したがって、行政書士試験に合格するためには、まずは、配点の高い行政法の中でも、さらに配

点の高い、上記3分野に「力」を入れて学習してみてください。

 

おそらく、行政法で高得点取れていない原因は、この3分野にあるはずですから、この3分野には

十分な時間をかけてみてください。

 

これに対して、 行政手続法・行政不服審査法・地方自治法は、条文の知識が中心に問われる分

野ですから、過去問「分析」によって条文の問われ方がわかれば、短期間で高得点が取れる分野

です。

 

この条文問題で、ボロボロ落とすのは、本当に勿体ないです。

 

このように、一口に行政法と云っても、分野によって出題内容が異なりますので、その内容にあっ

た効果的な学習を進めていく必要があります。

 

受講生の皆さんも、是非、行政法の各分野の「特質」に応じた効果的な復習を行ってみてください。

 

2 復習のポイント

 

① 行政法の基本構造

 

まずは、パワーポイント(第1章行政法の基本構造④)で、行政法の3つの柱について、LAN→DO

→SEEにあてはめながら、行政書士試験に出題される法律を確認してみてください。

 

国家行政組織法、内閣法、内閣府設置法、国家公務員法などの行政組織法も、試験科目に入っ

ており、ほぼ毎年のように出題されていますので、要注意です。

 

実は、地方自治法も、行政組織法からの出題です。

 

次に、行政法p3以下で、行政権の役割分担(権限分配)という「視点」から、行政権の概念を理解

してみてください。

 

最後に、パワーポイント(第1章行政法の基本構造⑥⑦)で、国家からの自由(近代)→国家によ

る自由(現代)というフレームワークの中で、侵害行政と給付行政を位置付けてみてください。

 

憲法で学習した国家からの自由→国家による自由という歴史の流れと、侵害行政・給付行政は対

応していますので、もう一度、憲法(歴史)の復習もしてみてください。

 

このように、行政法の勉強は、憲法の統治分野とリンクしていますので、復習の際には、是非、

「憲法学読本」も参照してみてください。

 

なお、侵害行政と給付行政という「視点」は、行政法を学習する上で重要な「視点」になってきます

ので、行政法p5以下をよく読んでおいてください。

 

② 公法・私法二元論

 

まずは、パワーポイント(第1章行政法の基本構造⑧)で、公法・私法のイメージを掴みながら、「行

政法」p6以下を、もう一度、ざっくりと読んでみてください。

 

公法・私法二元論については、

 

①公法・私法二元論(戦前)→②公法・私法二元論の否定(戦後)→③公法・私法二元論の再構

成(現在)という流れを掴んでみてください。

 

公法・私法二元論の変遷も、 その背後には、戦前の国家主義(全体主義)から戦後の個人主義

へとシフトする歴史の流れがあります。

 

戦争を体験した世代にとっては、 「公」という言葉は、戦前の国家主義(全体主義)を想起させる

キーワードであったため、公益(公共の福祉)概念の中身を探索することも回避されてきたようで

す。

 

 しかし、行政事件訴訟法の改正により、「公法上の法律関係に関する確認の訴え」が明記された

ため、「公法概念の再構築」という点がクローズアップされています。

 

「行政法」の著者である櫻井先生と試験委員の神橋先生が「法学教室」で連載していた「エンジョ

イ!行政法」においても「公法概念の再構成」というテーマが連載の大きなテーマになっていまし

た。

 

これまで十分に議論されてこなかった「公共」「公益」など、行政にとって最も重要な概念の吟味が、

戦争を体験していない現在の世代において、真剣になされているようです。

 

最近の本試験で、 行政事件訴訟法において当事者訴訟が頻出しているのも、このような背景が

あるのかもしれません。

 

行政法において、高得点を効率的に得点するために大切なことは、問題を作成している試験委員

の問題意識をざっくりと知っておくことです。

 

問題作成者との「対話」☆

 

その意味では、大学教授の教科書は、試験委員の問題意識をざっくりと知っておくためのツール

として、かなり使えるツールなのではないでしょうか。

 

③ 行政法の一般原則

 

まずは、パワーポイント(第2章法律による行政の原理⑥)、行政法p14以下で、組織規範・根拠

規範・規制規範の意味を理解した上で、自動車一斉検問の問題点を、行政調査と関連付けなが

ら理解しておいてください。

 

法律による行政の原理は、 行政法を学習する上で、最も重要な原理であるにもかかわらず、意

外とスルーしている受験生が多いのも事実です。

 

次に、行政法p16で、法律の留保というテーマのなかの侵害留保説の考え方をよく理解しておい

てください。

 

法律の留保は、行政法を学習する上で、最も重要な基本原理であり、本試験においても、行政法

総論において頻出しているテーマです。

 

具体的には、行政機関が、○○を行うためには、「法律の根拠」が必要か否かという「視点」で選

択肢の一つとして問われています。

 

行政法にも、「法律の根拠」の要否という「視点」が、項目になっているところが多々ありますので、

該当箇所を探してみてください。

 

今年は、パワーポイント(第2章法律による行政の原理⑩)に、法律の根拠の要否について、すべ

てまとめておきましたので、有効に活用してみてください。

 

基本書フレームワーク講座では

 

基本書の内容をただ説明していくような講義ではなく、過去問分析によって、何を、どのように記

憶しておけば本試験で得点することができるのかという視点から、実践的な講義を進めていきま

す。

 

受講生の皆さんも、 ただ基本書を何回も繰り返し読んだり、ただ過去問を何回も繰り返し解くよ

うな勉強をするのではなく、①何を、②どのように記憶しておけば、本試験で得点が取れるのか

という「視点」から、より実践的な復習をしていってほしいと思います。

 

ゴールからの復習!

 

最後に、パワーポイント(第2章法律による行政の原理⑨)で、行政作用の諸形式について、典

型的(古典的)な行政作用と現代的な行政作用に区別した上で位置づけを記憶しておいてくだ

さい。

 

講義は、 パワーポイント(第2章法律による行政の原理⑧)の①法律(行政立法)→②行政行為

→③行政上の義務履行確保という三段階モデルを説明したあとで、現代的な行政作用について

説明していきます。

 

ここでも、①法律(行政立法)→②行政行為→③行政上の義務履行確保という、三段階モデル

のフレームワークを意識してみてください。

 

フレームワーク思考!

 

また、行政法p21以下で、法律による行政の原理以外の一般原則について、総整理ノートp3も

参照しながら、各原則を内容を理解してみてください。

 

アウトプット(過去問)→インプット(基本書)☆

 

過去問では、比例原則・平等原則などの「キーワード」を問う問題が頻出していますので、きちん

と両者の内容を理解しておいてください。

 

その意味では、総整理ノートp5の比例原則に関する最新判例は、要注意です。

 

 

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