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1 フォロー講義
本試験の問題は、このテーマの問題が出題されたら、このように出題されるという
ように、問題の問われ方に、一定の出題パターンというものがあります。
たとえば、今回お話した不動産物権変動と登記というテーマであれば、第三者保
護パターンであり、即時取得であれば、要件あてはめパターンなどです。
こういうパターン問題は、
本試験だけでなく、答練や模試などでも出題されますので、まずは、パターン問題
であることに気づくことと同時に、出題された場合、時間をかけずに、確実に得点
していくことが重要になってきます。
復習の段階においても、テキストの内容を理解するとともに、出題パターンという
視点から、テーマごとに、知識を集約化してみてください。
まさに、ゴールからの発想です。
2 復習のポイント
① 不動産物権変動(2)
まずは、テキストp95の事例で、取消しと登記について、取消し前の第三者と取消
し後の第三者に分けて、事案処理ができるようにしておいてください。
次に、テキストp96の事例で、契約解除と登記について、解除前の第三者と解除
後の第三者に分けて、事案処理ができるようにしておいてください。
取消しと登記と解除と登記の比較の問題はよく出題されますので、パーフェクト過
去問集の問題33で、事案分析の練習をしておいてください。
最後に、テキストp98の事例で、時効取得と登記について、時効取得前の第三者
と時効取得後の第三者に分けて、事案処理ができるようにしておいてください。
時効取得と登記については、判例の5つのテーゼをアタマに入れておくことが大
切です。
判例は、○○後の第三者の処理については、相続放棄の場合を除いて、177条で
処理しますので、判例の復帰的物権変動というロジックを理解しておいてください。
② 不動産物権変動(3)
まずは、テキストp101で、相続と登記の4つのパターンについて、家族法のテキス
ト部分も参考にしながら、共同相続、遺産分割、相続放棄について、理解してみて
ください。
次に、テキストp100以下で、相続と登記の4つのパターンについて、事案処理が
出来るように、知識を確認しておいてください。
相続と登記は、大問では未出題ですので、パーフェクト過去問集の問題37で、き
ちんと事案処理が出来るようにしておいてください。
相続と登記については、登場人物が多く、事案も複雑になりますが、パターン処
理が出来るようになると、あまり時間をかけないで答えが出てくるはずです。
最後に、第三者保護のマトリックスの図解で、第三者が保護されるための要件
(主観と登記)を、なるべく早めに記憶してみてください。
記憶すべきところを特定し、その部分を、早め早めに記憶しておくことが、資格試
験に短期間で受かるための「ツボ」です。
③ 動産物権変動
まずは、テキストp102以下で、引渡しの4類型について、条文とともに、定義を確
認しておいてください。
特に、占有改定と指図による占有移転が重要です。
次に、テキストp104以下と、問題39・41で、192条の即時取得の要件あてはめが
できるように、各要件ごとに、判例の知識を整理しておいてください。
即時取得の要件あてはめ問題は、典型的なパターン問題ですから、本試験で出
題された場合には、確実に得点していきたい問題です。
最後に、テキストp106以下と、問題40・42で、盗品・遺失物の回復請求権について、
事案処理ができるようにしておいてください。
動産物権変動について、最後の出題が平成25年(記述式)ですから、出題サイク
ル的には、そろそろ危ないテーマなのかもしれません。
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