2017年版 基本書フレームワーク講座☆民法4・5・6回(制度趣旨から基本の理解を!) | リーダーズ式 合格コーチ 2025

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「アタマ」と「こころ」を元気にする経営を科学する!リーダーズ総合事務所・リーダーズ総合研究所代表(中小企業診断士・社会保険労務士・行政書士・産業カウンセラー・キャリアカウンセラー・メンタルヘルスマネジメント検定Ⅰ種・FP)コンセプトは人と人の「つながり」

 

 

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1 フォロー講義

 

今回(第4回)から、本格的に民法の内容に入っていきました。

 

講義では、パーフェクト過去問集の問題を使って、各テーマについて、問題作成

者のキキタイコトをパターン化してお話していきます。

 

ゴール(本試験)からの発想!

 

受講生の皆さんは、 ただパーフェクト過去問集の問題を何回も繰り返し解いたり、

基本書を何回も繰り返し読むのではなく、そのテーマの問題が出題された場合、

①何を、②どのように記憶すれば得点できるのか?という視点から、総整理ノート

に知識の集約化を行ってほしいと思います。

 

 

復習の仕方は、 皆さんの到達度等に応じて様々かと多いますが、結局は、本試

験で得点が取れるように、知識を集約化しておけばいい訳です。

 

講義の中でもお話しているように、総整理ノートの項目は、基本的には、本試験

で出題される「大問」ごとに、記憶しておくべき条文・判例の知識を入れてあります。

 

知識を集約化するときも、この「大問」レベルを意識してみてください。

 

あとは、受講生の皆さんなりに、この総整理ノートを、「記憶」用のツールとして、

上手に使っていってほしいと思います。

 

2 復習のポイント

 

① 行為能力

 

まずは、パワーポイント(第4章権利の主体④)、入門からの民法p36以下で、制限

行為能力の制度趣旨について、もう一度、内容をよく理解してみてください。

 

制限行為能力者の保護とともに、ノーマライゼーションの観点が、今回の制限能力

者制度の改正において重要になってきます。

 

このように、淡路先生の「入門からの民法」には、各制度の制度趣旨がきちんと書

かれていますので、是非、こういう基本部分を再読して、各制度の「基本」を理解し

てみてください。

 

基本書フレームワーク講座で、

 

 「理解」用ツールとして、各科目、大学教授の基本書を使用していく理由は、各制

度の制度趣旨や理由付けが、きちんと書かれているからです。

 

 

その意味で、法律を制度趣旨という基本から理解したい方には、大学教授の基本

書は、最適なツールといえます。

 

次に、総整理ノートp11以下で、各制度ごとに、原則→例外の視点から、制限行為

能力者の保護制度(静的安全の保護)について、知識を整理しておいてください。

 

取消しの効果として、制限行為能力者は現存利益のみ返還すれば足りますが、こ

の現存利益については、失踪宣告の取消しでも登場しますので、「取消しの効果」を

キーワードにして、知識を集約化しておいてください。

 

知識の集約化

 

最後に、パワーポイント(第4章権利の主体⑦)、入門からの民法p44以下、総整理

ノートp10以下で、制限行為能力者と取引をした相手方の保護(動的安全の保護)

について、知識を整理しておいてください。

 

民法は、静的安全の動的安全の調和の視点から、条文・判例の知識を集約化して

いくと、上手く知識が整理できると思います。

 

② 法人

 

まずは、総整理ノートp5で、法人の種類について、どのようなものがあるのかを、も

う一度、確認しておいてください。

 

次に、入門からの民法p58、総整理ノートp7、パーフェクト過去問集問題1で、権利

能力なき社団について、組合との比較から知識を整理しておいてください。

 

 

共同所有の諸形態については、共有と組合のところで再度確認していきます。

 

本試験では、パーフェクト過去問集問題1のように、制度と制度の比較問題や横断

的な知識を問う問題も出題されますので、再受験生の皆さんは、日頃から、比較の

視点や横断的な視点を持って勉強してみてください。

 

③ 物権総論

 

まずは、パワーポイント(第6章物権と所有権①)、基本書p69以下、総整理ノートp

62で、物権と債権の大きな違いを、きちんとイメージできるようにしておいてください。

 

民法は、

 

物権の世界と債権の世界しかありませんので、この2つの世界の世界観を「アタマ」

に入れておくことが、民法を学ぶ上での基本となってきます。

 

パーフェクト過去問集問題31は、物権と債権の2つの世界について問う良問ですの

で、今後の記述式の予想問題としても、再度、検討してみてください。

 

《民法の問題を解く思考プロセス》

 

① 生の主張

   ↓

② 法律構成

   ↓

③ 要件あてはめ

 

次に、パワーポイント((第6章物権と所有権③④)、基本書p71以下、総整理ノート

p65・87で、物権的請求権と占有訴権について、比較の視点から知識を整理してお

いてください。

 

最後に、入門からの民法p73のCase6-2の事案と判例のロジックを、もう一度、確認

しておいてください。

 

Case6-2の事案と判例は、本試験で未出題の判例ですので、要注意です。  

 

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