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1 プラスα講義
前回の講義でご紹介した書籍です。
古川武士「力の抜きどころ」
~劇的に成果が上がる、2割に集中する習慣~
完璧主義の人と上手に力を抜く人の行動特性が、比較の「視点」から書かれていま
す。
直接的には、ビジネス本ですが、今回ご紹介した(12)(13)は、資格試験の勉強を
する際にも、参考になります。
上手に力を抜く人は、
売上や成績を支える最重要ポイントを見極め、そこの全力をそそぐ
その結果
限られた時間で大きな成果を上げることができる。
まさに、本試験で頻出している出題のパターンを掴むということです。
上手に力を抜く人は、
常に「目的は何か」ということを意識している
その結果、
プロセスにこだわらず、最善の手段をとることができる。
要するに、手段が目的化しないようにすることです。
資格試験の勉強では、最後は、精度の高い記憶ができるかどうかですから、常に、
①何を、②どのように記憶しておけば本試験で得点ができるのか、ということを意
識しながら、勉強をしていく必要がある訳です。
過去問というものは、資格試験の勉強をする際のツール(手段)ですから、その手
段が目的化しないようにしたいところです。
過去問の使い方についても、随時、講義の中でお話ししていますので、今後の勉
強の参考にしてみてください。
2 3つのふり返り
① 不動産物権変動①
まずは、パワーポイント(不動産の物権変動④)、基本書p101で、二重譲渡の理
論構成について、判例の考え方を中心に「理解」してみてください。
二重譲渡の理論的説明は、この後で学習する「○○と登記」というテーマで、二重
譲渡類似の関係として登場してきます。
次に、パワーポイント(不動産の物権変動⑤)、基本書p103以下で、「詐欺取消し
と登記」の事例について、取消前と取消後に分けて、判例のロジックと結論を「理
解」しておいてください。
判例のロジックを「理解」するためには、講義中にパソコンの消しゴムで消した、
遡及効というフィクションの世界をきちんと理解しておくことが重要です。
最後に、パワーポイント(不動産の物権変動⑥)、基本書p105以下で、「契約解除
と登記」の事例について、解除前と解除後に分けて、判例のロジックと結論を「理
解」しておいてください。
その上で、パワーポイント(不動産の物権変動⑦)で、取消しと解除の相違点を、
比較の「視点」から整理してみてください。
② 不動産物権変動(2)
まずは、パワーポイント(不動産の物権変動⑧)、総整理ノートp64で、「相続と登
記」の4類型を「アタマ」に入れた上で、それぞれの類型の処理が出来るようにし
ておいてください。
特に、遺産分割後と登記の問題と、相続放棄と登記の問題は、結論が大きく異な
りますので、その理由について、総整理ノートの理由づけをよく読んでおいてくだ
さい。
また、パワーポイント(不動産の物権変動⑨)、総整理ノートp62で、「取得時効と
登記」について、判例の知識を整理しておいてください。
もっとも、「取得時効と登記」については、平成25年度に大問で出題されています
ので、択一式での出題は、しばらくお休みかもしれません。
なお、本試験では、各事例を○○前か○○後かに「類型化」して、「主観」と「登記」
をチェックすれば、解答ができるように問題が作成されています。
したがって、最終的には、第三者の保護要件(主観と登記)について、パワーポイ
ント(不動産の物権変動⑪)で、知識を集約化して記憶しておいてください。
このテーマの問題は、
講義中に、他資格試験の問題まで含めて検討していったように、どの資格試験で
も、問われる内容は同じですので、きちんとパターン化しておいてほしいと思います。
次に、基本書p108以下、総整理ノートp57以下で、177条の「第三者」の意義につ
いて、背信的悪意者を中心に、判例のロジックを整理しておいてください。
本試験で出題されるのは、
背信的悪意者からの転得者事例(最判平8.10.29)ですので、問題(問題27・問題30)
で問われたときに、きちんと事例の処理ができるようにしておいてください。
最後に、基本書p111、及びp94で、94条2項類推適用と公信の原則の関係につい
て、動産物権変動との比較の視点から、きちんと「理解」してみてください。
③ 動産物権変動(1)
まずは、パワーポイント(第8章動産の物権変動①)、基本書p112で、動産物権変
動の対抗要件について、条文の文言にも注意しながら、きちんと「理解」してみて
ください。
特に、占有改定は、
事例で出題されたときに、その部分が、占有改定であると気が付かないと問題が
解けませんので、占有改定のキーワードを、きちんと確認しておいてください。
次に、パワーポイント(第8章動産の物権変動③)、基本書p118以下で、即時取得
の要件・効果について、問題を解くときに必要な前提知識を「記憶」しておいてくだ
さい。
次回講義の冒頭で、問題31・問題33を使って、即時取得の「あてはめ」の練習をし
ていきます。
大前提(要件・効果)
↓
小前提(具体的事実)
↓
結 論
法律の基本的な「アタマ」の使い方が、法的三段論法(演繹法的思考)であること
がわかってくると、復習の際、具体的に何をしておけばいいのかもわかってくると
思います。
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