人気blogランキングへ ← ポチッと1回クリックをお願いします。
さて、まずは、①「作成」の段階についてです。
①「作成」
合格コーチも、約10年間、再受験生の方を中心に、数多くの受験生を見てきました
が、やはり、問題が解けない大きな要因は、前提知識の①「作成」の段階にあると
思います。
過去問の問題は解けるのに、模試や本試験の問題になると全く解けないという場
合が典型パターンかもしれません。
点数にすると、記述式を除いて100点未満のケースです。
つまり、本試験の問題を解くために必要な前提知識が「ない」(「量」の問題)か、あ
るいは、前提知識が「ある」けれども、その精度が低い(「質」の問題)ため、問題が
解けないということです。
知識の「量」と「質」の問題
例えば、今年の民法や行政法の問題が解けなかった方の最大の要因は、その問
題を解くための条文・判例の知識がなかったからであり、一般知識の問題も、その
多くが解けなかったのも、その問題に関する知識がなかった(「量」の問題)からで
す。
このように、知識優位型の科目については、本試験の問題を解くために必要な知
識の「量」が不足している場合が、ほとんどではないかと思います。
しがって、今年の本試験で問われている知識が、皆さんの使用していた使用教材
のどこに書かれていたのか、つまり、本試験問題と使用教材との照合作業をきち
んと行ってほしいと思います。
知識優位型の問題であれば、
今まで、自分が使ってきた使用教材に、今年の本試験で出題された知識が記載
されていなければ、当然に、知識では解けません
と同時に、今年の本試験問題が、過去問の知識だけで、どれだけ得点することが
できたのかについても検証してみると、今後の過去問の「使い方」が見えてくるか
もしれません。
テーマ別の過去問集や肢別本を使われている方は、すぐに検証できるはずです。
まずは、過去問の知識だけで、今年の本試験問題、記述式を除いて120点が取
れるかどうか?
知識が「ない」場合の対策は、
それに関連する知識、例えば、条文・判例知識等を、インプット用の教材を使って、
「アタマ」の中に入れていけばいい訳ですから、対策としては、比較的簡単です。
といっても、今年度出題されたのと同じ内容の問題が、来年度も出題される可能
性はかなり低いと思いますが・・・
他方、その知識については、きちんと使用教材を使って勉強したはずなのに、知
識が曖昧で、最後の最後まで選択肢が切れなかった場合もあると思います。
確かに、あそこで勉強したんだけど、どっちだったっけ?
「二択症候群」などは、この典型例です。
もちろん、問題作成者(試験委員)も、当然に、皆さんが迷うように、つまり、引っか
けを意識しなら問題を作っている訳ですから、それに引っかからないように、その
ひっかけのポイントを掴んでおくことも大切です。
このあたりも、同じ試験委員が問題を作っている場合、過去問を分析していくと、引
っかけのポイントが見えてくるのですが・・・
講義でよくお話していたように、また、この引っかけね!っという具合に。
こういう引っかけのポイントまで分析していくのが、まさに、出題の「ツボ」を掴むと
いうことです。
《出題のツボ》
①どのようなテーマから
②どのような内容の問題が
③どのような視点から出題されているのか?
この場合は、やはり、直前期の記憶の仕方に問題がある場合がほとんどですから、
どうすればきちんと記憶をすることができるかを考えていく必要があると思います。
特に、制度と制度の比較を問う問題は要注意です。
知識優位型の問題は、
本試験の問題を解くために必要な知識(「量」の問題)、かつ、精度の高い正確な
知識(「質」の問題)があれば解ける問題がほとんどですから、問題が解けないの
は、この知識面(「量」と「質」)に問題があることを意味しています。
この前提知識は、
最終的には「記憶」する必要がありますから、事前に、本試験で使える「知識」とし
て集約化しておく必要があると思います。
知識の「使える化」=知識の抽象化
この知識の「抽象化」=「使える知識化」の重要性については、以前ご紹介した代
ゼミの英語の第一人者でもある富田先生や受験コーチの池田氏も、そのご著書
の中で書かれていますので、是非、ご参照ください!
大学受験の業界でも、資格試験の業界でも、試験である以上、同じようなことを考
えているということですね。
したがって、問題を解くために必要な前提知識を「作成」していく段階では、テキス
トや過去問の単なる知識を、どれだけ「使える知識」に変換(集約化)できるかを意
識していくことが大切です。
知識の「使える化」
「使える知識」は、図解化、あるいは、図表化していくと、さらに記憶しやすく、結果
として精度の高い正確な知識になっていきます。
この点について、山田式!の講座の中でお話していたのが、ロジカルシンキング
という知識の整理法です。
「ただ」テキストを何回も繰り返し読んだり、「ただ」過去問を何回も繰り返し解いて
も、なかなか合格点が取れない理由は、この知識の集約化→定着化(記憶)にあ
るのではないでしょうか。
つづく。
人気blogランキングへ ← ポチッと1回クリックをお願いします。



