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1 フォロー講義
知識の抽象化の重要性については、
代ゼミ英語科の富田先生など、多くの受験のプロが書籍等で書かれていますが、
最近だと、受験コーチの池田氏も、勉強で結果を出す最大のカギは「抽象化」で
あると、その著書の中で書かれています。
『私の出した結論は、「今目の前にある問題が解けることが大事なのではなく、
今目の前にある問題から、他の問題にも通用する原理原則を学ぶことが重要な
のだ」ということでした。
1つの具体的な問題を見るのではなく、そこから抽象的な原理原則に目を向ける。
つまり、1つの具体的な問題を「抽象化」することができれば、ありとあらゆるどん
な問題にも対応できる力が身につくということです』(勉強の結果は机に向かう前
に決まるp62より)
代ゼミ英語科の富田先生、受験コーチの池田氏のように、本当の受験の『プロ』
というのは、試験勉強の『本質』というものが、きちんとわかっています。
試験勉強の『本質』=知識の抽象化
そのためには、池田氏が言うように、どの問題集を勉強したとか、1日何問解いた
か、そういうことは全く関係のない世界です。
よく受験生の中に、
過去問や問題集の正答率が100%になることを目標にしている方もいますが、本
試験では、全く同じ問題は、ほぼ出題されない訳ですから、そういう具体的な知識
を追う勉強は、あまりにも費用対効果が悪い勉強といえます。
まあ、勉強をやった気にはなるようですが・・・
こういう勉強してきた方がよく言う言葉は、 『過去問や問題集で解いた問題なら解
けるけど、本試験のような初見の問題には全く歯が立ちませんでした・・・』というこ
と。
要するに、過去問や問題集の問題を○○回解くことが『目的』になってしまい、資
格試験の勉強で最も重要である知識の抽象化をあまりやっていなかったというこ
とです。
手段の目的化☆
過去問や問題集の問題は、知識の抽象化を行うための単なる『手段』(ツール)で
あって、それ自体が『目的』ではありません。
資格試験は、多くの受験のプロが言っているように、知識の抽象化が上手に出来
た人の方が合格可能性が高くなります。
どの資格試験でも、
短期間でサクっと合格している方ほど、過去問や問題集の問題を解く量や解く回
数は少ないはずですから、このあたりが、試験に強い人と弱い人の違いなのかも
しれません。
つまり、資格試験の勉強で大切なのは、一生懸命、回数や量をやるという『形式』
ではなく、何をやるのかという『内容』です。
このあたりのことがよくわからないと、毎年毎年同じことの繰り返しになってしまい
ます。
山田式!では、
テキスト等に書いてあることを単に説明するのではなく、他資格セレクト過去問を
使いながら、本試験で使える汎用性のある抽象化された知識(出題の「ツボ」)を
伝授しています。
この本試験で使える汎用性のある抽象化された知識(出題のツボ)を、24時間で
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こういう本試験で使える汎用性のある抽象化された知識について伝授できるのは、
他資格試験の過去問も含めた、緻密な過去問分析を行っているからです。
受講生の皆さんも、
細かい葉っぱの知識にこだわるのではなく、各テーマの出題の「ツボ」を意識しな
がら、講義を視聴してほしいと思います。
山田式!の合格者の多くの方が言っているように、
こういう資格試験の勉強において最も大切なこと(『本質』)=アタマの使い方を
語ることができる講師は、意外と少ないようです。
逆に言えば、他の講師との講義の違いがわかれば、合格可能性が高くなるとい
うことなのかもしれませんが・・・
2 復習のポイント
① 計算など(2)
まずは、パワーポイント097で、違法な剰余金の配当がなされた場合の法律関係
について、ざっくりと知識を整理しておいてください。
次に、リーガルクエストp283、カード066で、資本金・準備金の額の減少について、
権限分配(役割分担)の「視点」から知識を整理しておいてください。
行政書士試験の会社法は、択一式で4問しか出題されませんが、通常の受験生
があまり学習しないテーマからの出題が多くなっています。
株式会社の計算についても、他資格試験では、結構出題されているテーマです
ので、問題75・76を参考にしながら、出題の「ツボ」を掴んでみてください。
資本金の額の減少と資本準備金の額の減少 ここでも、権限分配の「視点」が重
要になってきます。
行政書士試験であろうと、司法書士試験であろうと、司法試験であろうと、出題の
「ツボ」は、あまり変わらないはずです。
② 自己株式
まず、パワーポイント063で、自己株式の取得の場面をイメージして、どのような
弊害があるのかをざっくりと理解してみてください。
次に、リーガルクエストp276以下で、自己株式の取得の手続きについて、権限分
配の「視点」から知識を整理しておいてください。
リーガルクエストは、自己株式のテーマを、計算の章で、剰余金の配当の次に
持ってきていますが、この意味するところを、よく理解しておいてください。
最後に、カード018で、自己株式の取得・保有・処分について、試験でよく問われ
る点を中心に、知識を整理しておいてください。
自己株式の取得が解禁された平成13年商法改正など、商法の改正は、現実の
経済状況に対応して、頻繁に行われています。
その意味で、商法(会社法)は、生きた法律と言えます。
したがって、商法(会社法)をよりよく理解するためには、法律だけではなく、政治
・経済・社会についても、関心を持つことが重要ではないかと思います。
株式会社は、何のために自己株式の取得を行うのか、そして、自己株式の取得
を行うと株価はどうなるのかという「視点」です。
自己株式は、株式の中では、未出題の重要テーマですので、問題29・30の視
点から、きちんと知識を集約化しておいてください。
③ 資金調達
まずは、パワーポイント099で、資金調達の全体構造について理解した上で、カ
ード026で、株式と社債の相違点を理解しておいてください。
募集株式の発行においては、①既存株主と新しく株主になろうとする者との利害
調整と、②会社側の機動的な資金調達の必要性が問題となってくるテーマです。
パワーポイント023を参照しながら、募集株式の発行というテーマについても、利
害関係者間の利害調整という「視点」を忘れないようにしてみてください。
森から木、木から枝、枝から葉へ
資金調達については、試験委員の中に、金融商品取引法を専門に研究されて
いる先生がいるため、平成20年度・平成22年度・平成25年度に出題されています。
ということで、しばらくはお休みかもしれませんね。
次に、パワーポイント102で、募集株式の発行の手続のプロセスを「アタマ」に入
れた上で、パワーポイント104で公開会社と非公開会社に分けて、決定機関を整
理しておいてください。
最後に、カードで、不公正な募集株式の発行の救済策を、事前と事後に分けて、
知識を整理しておいてください。
パワーポイント090にあるように、手続を事前と事後に分ける「視点」は、知識を
整理する上でも非常に役立つ「視点」だと思います。
ニッポン放送事件は、
新株予約権の不公正発行に関するものですが、募集株式でも同じ議論があり
ますので、興味のある方は、リーガルクエストp412以下を再度読んでみてくだ
さい。
なお、新株予約権については、 平成22年度で出題されているため、しばらくお
休みかと思いますが、新株予約権の仕組みくらいは、パワーポイント105で理
解しておいてください。
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