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1 フォロー講義
前回、ライブの方には、教室で、インターネットの方には、PDF添付で、2014年版
の「出題のツボ」民法(B4判)を配布しました。
「出題のツボ」は、仮説思考に基づいた「ゴールからの発想」ツールです。
民法は、学習量も多く、かつ、現場思考型の問題が中心に出題されますから、費用
対効果を考えて、効率的に学習を進めていく必要があります。
パレートの法則
効率的に学習を進めていくためには、 ①どのようなテーマから、②どのような内容
の問題が、③どのような視点から出題されるのかという「視点」から、メリハリをつけ
て学習していくことが大切です。
そのためには、過去問を、①グルーピング→②抽象化→③構造化していく必要が
あります。
ゴールからの発想
といっても、行政書士試験の過去問(平成12年度以降)だけでは、民法の全範囲を
カバーできる問題数がありませんので、他資格試験の出題傾向も分析する必要
があります。
「出題のツボ」は、
行政書士試験・司法書士試験・公務員試験・司法試験等の民法の過去問を「分析」
して、すべての試験に共通する「頻出テーマ」をまとめたツールです。
①グルーピング→②抽象化→③構造化=「出題のツボ」
「出題のツボ」→他資格セレクト過去問→プログレカードという流れで復習をすると、
アウトプット→インプットの「視点」から復習をすることが可能です。
受講生の皆さんは、「出題のツボ」を有効に活用してみてください。
次回以降は、本試験で出題が予想される「頻出テーマ」を、この「出題のツボ」を使
いながら伝授していきます。
直前1ヶ月前に、
この「出題のツボ」の項目を見て、①何を、②どのように記憶しておけばいいのかと
いうことと、本試験での問われ方が「アタマ」に思い浮かべば、合格は、すぐそこま
で来ているのではないかと思います。
2 復習のポイント
① 意思表示(1)
まずは、カード019で、心裡留保の要件・効果を確認した上で、「代理人の権限濫
用」において、もう一度、心裡留保が登場することを覚えておいてください。
他資格セレクト過去問問題11(行政書士試験平成22年度)では、心裡留保に関す
る選択肢(肢4)が正解となっています。
講義でもお話したように、 心裡留保の知識(要件・効果)があっても、問題文のキー
ワードから、心裡留保という「テーマ検索」ができない限り問題は解けません。
キーワード
↓
テーマ検索
↓
前提知識(要件・効果)
過去問というのは、同じ問題が出題されることはほとんどありませんから、ただ何
回も解いてもあまり意味はありません。
過去問を「分析」すれば、 試験委員は、典型的な事例を設定して、心裡留保や虚
偽表示の知識を聞いていることがよくわかると思います。
皆さんも、どのようなテーマから、どのような内容の問題が、どのような「視点」から
出題されるのか、過去問から、是非、仮説を立ててみてください!
仮説を立てることができれば、
日頃の学習をする上でも、この部分が重要だとか、このキーワードは記憶してお
かなければならないというように的を絞った学習が可能となるはずです。
もちろん、こういう仮説思考は、ビジネスをやる上でも重要です!
次に、カード020で、虚偽表示の要件・効果を確認した上で、パワーポイント034で、
虚偽表示の典型事例(強制執行事例)を確認しておいてください。
民法は、具体的事例の中で考えながら学習を進めていくと、イメージが湧いてくる
科目ですので、日頃から、具体的事例で考えるようにしてみてください。
最近の本試験問題は、 長文の事例の中からキーワード(論点)を発見させる問題
発見型の問題が多くなっています。
大村基本民法には、具体的事例が、「たとえば~」という形で数多く書かれていま
すので、講義で触れなかった所もよく読んでおいてください。
なお、虚偽表示については、ここでは基本的事項のみで、この後で、本丸(第三者
保護・94条2項類推適用)が登場します。
② 意思表示(2)
まずは、パワーポイント040で、「意思表示理論」の構造について理解した上で、具
体例を使って、「動機の錯誤」と「通常の錯誤」との違いを理解してみてください。
次に、パワーポイント035で、意思の「不存在」グループと意思の「瑕疵」グループに
分けて、効果の面から両者の違いをよく理解してみてください。
講義の中でもお話したように、 プログレカードは、1枚1枚を葉っぱとして見るので
はなく、関連するカードをリンクさせながら知識を知識のつながりを意識してみてく
ださい。
知識と知識の「つながり」☆
本試験でも、無効と取消しなど、制度と制度のつながりを問う問題がよく出題されて
いますので、日頃から、こういう「つながり」を意識した勉強が大切です。
山田式!は再受験生の方を主な対象にした講座ですから、講義の中でも、制度と
制度の「つながり」を意識した講義をしていきます。
最後に、パワーポイント043で、「動機の錯誤」に関する判例と有力説の考え方の違
いを、静的安全と動的安全という「視点」から、「理解」してみてください。
民法には、条文(制度趣旨)や論点(A説・B説)など、静的安全と動的安全の調和
という「視点」が問題となっているものが数多くあります。
ものごとを学習するときに大切なことは、どこに光を当てながら内容を見ていくのか
という「視点」や「切り口」を持つことだと思います。
民法で言えば、「要件→効果」という「切り口」や、その背後にある静的安全と動的
安全の調和という「視点」が重要になってくると思います。
特に、「動機の錯誤」などは、戦前→戦後という時代の変化というものが考え方の
違いになって現れてきています。
合理的で強い人間像を前提にした「近代」という時代が終わりを告げている今、や
はり、新たな人間像を探究していく必要があるのかもしれません。
合格コーチの講義では、こういう「視点」や「切り口」を受講生の皆さんに提示しな
がら講義を進めていきます。
「フレームワーク」思考
受講生の皆さんも、細かい葉っぱの知識を「アタマ」に入れていく学習ではなく、「大
きな視点」からものごとを「考える」習慣を、是非身につけてみてください。
森から木、木から枝、枝から葉へ
なお、錯誤については、昨年、大問で出題されたため、昨年の講義と比較して、か
なりあっさりと説明しています。
今年は、出題の「ツボ」の他に、出題サイクル分析表も教材の中に入れてあります
ので、是非、出題サイクルという視点も、学習をする際に活用してみてください。
③ 内容の妥当性
まずは、カード045で、契約の客観的有効要件について、知識を整理しておいてくだ
さい。
次に、「基本民法Ⅰ」p65以下にある、強行規定と任意規定、効力規定と取締規定の
「名前」と「顔」が一致するようにしておいてください。
「基本民法Ⅰ」p68にある、最判昭56.3.24は、憲法の有名な判例ですが、判例は、民
法90条の問題として判断を下しています。
このように、法律の勉強は、科目を超えてリンクしていますので、知識と知識の「つな
がり」を意識した学習をしてみてください。
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