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本日は、3連休にもかかわらず、再受験生のための無料公開講座④及び山田式!
講座説明会④に、沢山の方(約60名位)にお越しいただき、誠にありがとうございま
した。
法令科目に関するお話は、今回で最後になりますので、今までのまとめの意味も
兼ねてお話しをしていきました。
今回ライブに参加出来なかった方は、無料ストリーミングで、無料公開講座④、及
び山田式!講座説明会④ともに、是非、ご視聴ください。
今回のお話のポイントは、
どうして問題が解けないのか?ということについてです。
通常、本試験では、 まず問題文中の「キーワード」を発見して、その問題を解くた
めに必要な前提知識を「アタマ」の中から「検索」していきます。
次に、その「検索」した前提知識を、問題文の事例に「適用」(あてはめ)して、効果
が発生するか否かの結論を出していきます。
図解すると、以下のようになります。
これを時間軸の「視点」からみると、前提知識の①「作成」→②「検索」→③「適用」
という順番になります。
したがって、問題が解けないという場合、
この前提知識の①「作成」→②「検索」→③「適用」のどこかで躓いていることが、
その要因として考えられます(単純なケアレスミス等は除く)。
①「作成」
合格コーチも、約10年間、再受験生の方を中心に、数多くの受験生を見てきました
が、やはり、問題が解けない大きな要因は、前提知識の「作成」にあると思います。
つまり、問題を解くために必要な前提知識が「ない」か、あるいは、前提知識が「あ
る」けれども、その精度が低いため、問題が解けないということです。
例えば、平成24年の一般知識(政経社)の近現代史の問題(3問)が解けなかった
のは、近現代史に関する知識がなかったからであり、行政法の判例問題が解けな
かったのは、判例に関する知識がなかったからです。
問題が解けなかったのは、過去問を何回も繰り返し解いて、正答率を100%に出
来なかったからではないことは、冷静に考えれば、誰にでもわかることです。
この点に気がつかないと、毎年毎年、不合格という、同じことの繰り返しになってし
まう危険性がありますので、要注意です。
特に、山田式!講座説明会④でお話したように、
知識優位型の問題は、精度の高い正確な知識があれば解ける問題がほとんどで
すから、問題が解けないのは、この知識面に問題があることを意味しています。
知識の精度が「低い」というのは、理解が不十分である場合と、記憶が不十分であ
る場合などを意味します。
「二択まで絞れたのに症候群」などは、この典型例です。
この前提知識は、
最終的には記憶する必要がありますから、個々の葉っぱの知識ではなく、過去問
「分析」によって、①グルーピング→②抽象化→③構造化された、いわゆる汎用性
のある「使える知識」であることが望まれます。
この知識の「抽象化」=「使える知識化」の重要性ついては、以前ご紹介した代ゼ
ミの英語の第一人者でもある富田先生も、そのご著書の中で書かれていますので、
ご参照ください!
したがって、問題を解くために必要な前提知識を「作成」していく段階では、テキス
トや過去問の単なる知識を、どれだけ「使える知識」化できるかを意識していく必要
があります。
知識の「使える化」=モデル化☆
無料公開講座④でお話した、記述式の問題も解くことができる、下記のパワポは、
「使える知識」の典型例ではないかと思います。
「使える知識」は、図解化、あるいは、図表化していくと、記憶しやすく、結果として
精度の高い正確な知識になっていきます。
結局、本試験では、
こういう出題の「ツボ」について、手を変え、品を変えて、何度も繰り返し聞いてきま
す。
したがって、再受験生の勉強の中心は、
このような出題の「ツボ」=「使える知識」を、どれだけ「アタマ」の中にストックする
ことができるかではないかと思います。
そのために求められるのが、過去問「分析」です。
こういう「分析」については、中小企業診断士(経営コンサルタント)でもある合格コ
ーチの十八番とするところです。
ただテキストを何回も繰り返し読んだり、ただ問題を何回も繰り返し解いても、なか
なか合格点が取れない理由は、このあたりにあるのではないでしょうか。
再受験生を主な対象にした山田式!では、
ただテキストに書かれている内容を説明して、アンダーラインを引かせるのではなく、
他資格セレクト過去問集と大学教授の基本書をクロスリファーさせながら、過去問
「分析」に基づいて、この出題の「ツボ」=「使える知識」を伝授していきます。
受講生の皆さんも、初学者向けの講座と同じような復習をするのではなく、この出
題の「ツボ」を意識した復習を進めてみてください。
さすがにもう、どうして他資格の過去問を使うんですか?とか、どうして大学教授
の基本書を使うんですか?という、野暮な質問をする方はいないとは思いますが・・・
時間のない社会人のための大人の勉強「作法」☆
②「検索」
実は、問題を解くために必要な前提知識は「アタマ」の中に入っているにもかかわ
らず、問題が解けない場合も、かなりあるはずです。
例えば、あとで解答を見て、「ああ!あの話のことね!」というようにわかる場合な
どです。
毎年、本試験の終了後、カウセリングを行っていますが、そのカウンセリングの際
に、受験生の皆さんに、本試験の問題冊子を持参してもらっています。
受験生の皆さんの問題冊子を見ると、その方がどのようなプロセスで問題を解い
ていったのかがよくわかります。
特に、その問題を解く際に気づかなければならない「キーワード」に、きちんとアン
ダーラインやマーキングが出来ているかを見るだけで、その方の成績がだいたい
分かってしまいます。
実は、「キーワード」というのは、その問題を解くために必要な前提知識を「アタマ」
の中から「検索」する際のインデックスになるものです。
その意味では、問題文中の「キーワード」に気づくかどうかが、問題を解くうえでも、
かなり重要な要因になってくると思います。
したがって、再受験生の勉強の中心は、
問題文中のこの「キーワード」を見たら、この前提知識を「検索」していくという、自
分なりの「検索」パターンを作っていくことだと思います。
合格コーチがよく云っている、キーワード反射の意味です。
プログレゼミなどで、受講生の皆さんと双方向の講義をやっているとよくわかるの
は、知識がある受験生ほど、正解を導くのとは全く関係がない「キーワード」に反
応してしまい、全く違う前提知識を「検索」してしまう方が多いということです。
再受験生を主な対象にした山田式!では、
他資格セレクト過去問集の問題を検討していく際に、OHCで、合格コーチが問題
を解く際のプロセスを映していきますので、どのキーワードに「着目」しているのか
を、よく確認してみてください。
キーワード部分は、黄色かピンクのマーカーで塗っていきます。
《記憶のプロセス》
①符号化(記銘)
②貯蔵(保持)
③検索(想起)
なお、この「検索」(想起)の重要性については、精神科医の和田先生もご著書の
中で書かれていますので、ご参照ください。
③「適用」
山田式!講座説明会④でもお話したように、
知識優位型の問題であれば、前提知識の①「作成」と②「検索」がきちんと出来れ
ば理論上は、解答を導けるはずです。
ところが、現場思考型の問題の場合、最後のステップである、③「適用」(あてはめ)
が上手に出来ないため、解答を導くことができないケースが多々出てきます。
民法が苦手な方の多くは、やはり、③「適用」(あてはめ)が出来ていない場合が多
いのではないかと思います。
③「適用」(あてはめ)が上手に出来るようになるためには、やはり、ある程度の「トレ
ーニング」が必要になってきます。
再受験生を主な対象にした山田式!では、
特に、現場思考型の民法については、
他資格セレクト過去問集の問題を使って、③「適用」(あてはめ)のトレーニングも
やっていきますので、受講生の皆さんも、OHCの画面を見ながら、是非、適用(あ
てはめ)のツボを掴んでみてください!
以上のように、問題が解けるようになるためには、前提知識の①「作成」→②「検
索」→③「適用」というプロセスが重要になってきます。
受講生の皆さんも、日頃の勉強をする際には、是非、このプロセスを意識しながら
学習を進めてほしいと思います。
さて、ここまでお話して、勘のいい方なら、このプロセスって、もしかして、法的三
段論法(演繹法)のこと?と気づかれた方もいるかと思います。
そうです。
まさに、法的三段論法です。
つまり、法律というのは、資格試験において問題を解くときも、実務において問題
を解決するときも、この法的三段論法に基づいた「アタマ」の使い方をしていきま
す。
法律というものは、この法的三段論法に基づいた「アタマ」の使い方が出来るよう
になると、実力もぐんぐん伸びてくるはずです。
法律を得意にするための「アタマ」の使い方☆
行政書士試験合格後、行政書士として開業予定の方は、是非とも、この法的三段
論法の「アタマ」の使い方を、受験生時代にマスターしておいてほしいと思います。
大前提=前提知識(大命題)
小前提=問題文(具体的事例)
結論=○or×
法律の勉強をしていく際に必須となる法的三段論法(演繹法)という「アタマ」の使
い方については、プレ講義で詳しくお話していく予定です。
山田式!は、この法的三段論法に基づいて講義を行っていきますので、プレ講義
を聴くことで、講義の「フレームワーク」と「ツボ」がよく見えてくるはずです。
お楽しみに。
なお、法的三段論法に代表される演繹法的思考については、大学受験の現代文の
第一人者でもある出口先生も、「受験に要求される思考法は、ほとんどがこの演繹
法だと思っていい。」と、著書の中で書かれていますので、ご参照ください。
色々と書いてきましたが、知識の①「作成」→②「検索」→③「適用」という「アタマ」
の使い方(ロジカルシンキング)は、実は、ビジネスでも役立つはずです。
山田式!「ビジネスでも役立つ」行政書士講座☆
次回は、再受験生のための無料公開講座⑤及び山田式!講座説明会⑤ともに、
一般知識についてお話していきます。
第5回:1月20日(日) 14時~17時 東京校
1部:「フレームワーク」と「ツボ」で鳥瞰する一般知識の「森」
2部:民法から学ぶ文章理解
平成24年度の一般知識で基準点をクリアー出来なかった方は、是非、ご参加く
ださい!
一般知識の勉強の「ツボ」が見えてくるはずです。
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