2012年度 行政書士試験「分析」(1) | リーダーズ式 合格コーチ 2026

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「アタマ」と「こころ」を元気にする経営を科学する!リーダーズ総合事務所・リーダーズ総合研究所代表(中小企業診断士・社会保険労務士・行政書士・産業カウンセラー・キャリアカウンセラー・メンタルヘルスマネジメント検定Ⅰ種・FP)コンセプトは人と人の「つながり」


プログレ流 合格コーチ 2012


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現在、昨年の本試験を分析しています。


まだ、出口調査のデータは出ていませんが、合格コーチの長年蓄積されたデー

タと受験生の感想等から、現段階で、合格コーチなりに、今年の本試験を分析し

ていきます。


【総評】


問題全体を見て、例年と比べて、出題傾向(問題の出題の仕方)が、変わったと

いう印象があります。


出題傾向が変わったため、何となく解きづらかった問題が多く、記述式を除いた部

分では、思うように得点が伸びていない受験生が多いのではないでしょうか。


特に、法令択一式で約50%の配点を占める「行政法」と、14問中6問という基準点

がある「一般知識等」は、今年の本試験の合否を占う意味でも、大きな要因になっ

ているのではないかと思います。


まだ、出口調査の結果は出ていませんが、記述式を除いた「マーク部分」の得点

は、昨年に比べてやや低くなるのではないかと思います。


一方、記述式は、


昨年に比べて、出題「内容」は、やや易しくなっていますので、①一般知識等で基

準点をクリアーして、かつ、②行政法で大量失点をしていなければ、あとは、記述

式で、合格がかなり近くに見えてくるのではないでしょうか。


行政書士試験は、記述式の採点で、合格者の調整をしてきます。


今年は、受験申込者が、昨年に比べて約8千人減少していますので、結果として

合格率等は、例年とあまり変わらない結果になるのではないでしょうか。


【基礎法学】


英米法系の国の知識や民事訴訟法の知識を問うなど、昨年に比べて難化してい

ます。


【憲法】


10年位前に出題されていた条文プロパー問題(問題4・5)など、例年出題される

現場思考型の問題が、問題6のみとなり、昨年と比べて易化していると思います。


それにしても、ここ数年続いていた憲法の現場思考型の問題は、一体どこへ行

ってしまったのでしょうか?


【行政法】


今年の法令科目で出題傾向が大きく変わった科目です。


まず、行政法総論を中心に、最高裁判所の判例知識を問う問題(問題8・9・13・18・

19・20・26)が増加しており、判例の知識がない方には、かなり難しい問題であった

と言えます。


また、行政法総論からの出題は、信頼保護、行政契約、付款、行政裁量など、受

験生があまり勉強しないテーマからの出題であったため苦戦された方が多かっ

たのではないでしょうか。


次に、問題11・21・24・25のように事例形式で問う問題が増加しており、知識優位

型の行政法が、少しずつ「現場思考型化」しています。


特に、問題21・24・25は、「総合問題化」しているため、行政法の横断的理解が求

められています。


以上のように、行政法は、出題傾向が大きく変わったため、例年に比べて、比較

的時間のかかる問題が多く、昨年に比べて難しくなっていると思います。


なお、問題16は、答えが2と4になると思いますので、今後、試験センターが、どの

ような措置を取るのか、注視していきたいと思います。


【民法】


民法は簡単な問題と難しい問題の二極化現象が明確になっています。


問題29の囲繞地通行権、問題30の譲渡担保、問題35の相続の個数問題を除け

ば、比較的得点し易い問題が多かったと思います。


今年の民法は、現場思考型の問題(要件あてはめ型)が減少しているため(民法

の知識優位型化)、時間がかかる問題が少なく、昨年と比べれば、やや易しくなっ

ていると思います。


もっとも、今年の民法の出題テーマ・内容は、


過去問で出題されていないテーマ・内容からの出題が多かったため、過去問中

心で学習されてきた方には、意外と難しかったのではないかと思います。


【商法】


商事留置権の要件、委員会設置会社、吸収合併というように、例年通り、受験生

があまり勉強していないテーマからの出題が多く、例年と同様にレベルは難しい

と思います。


ちなみに、昨年は、全問「5」にマークすると2問正解、今年は、全問「2」にマーク

すると2問正解となっています。



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