人気blogランキングへ ← ポチッと1回クリックをお願いします。
1 フォロー講義
平成18年度の試験制度の変更以降、行政法の出題傾向が少しずつ変化してい
ることは、受験生の皆さんにも周知の事実かと思います。
かつての行政書士試験受験生であれば、薄いテキストを読んで、あとは、過去問
を何回もやれば合格できるという認識の方が多かったようです。
しかし、最近では、過去問を何回も繰り返し解いても、それだけでは合格点が取
れないことが、客観的データによって証明されています。
したがって、「ただ」過去問を何回も繰り返して解くような勉強をしている受験生は
少しずつ減っているように思います。
では、過去問は、どのように使うべきなのか?
大学受験の赤本(過去問)もそうですが、通常、過去問は、自分の受験する試験
の出題傾向や出題レベルを知り、勉強の広さと深さを決めていくためのツールで
す。
もう少し具体的に言えば、
過去問は、問題作成者(試験委員)が、
①どのようなテーマから、
②どのような「内容」の問題を
③どのような「視点」から聞いているのか
を分析するためのツールです。
したがって、大学受験でも、多くの受験生は赤本を利用しますが、過去問と全く
同じ問題は出題されませんから、過去問を何回も繰り解く受験生はあまりいま
せん。
このように、過去問「分析」によって、出題の「ツボ」が掴めてくれば、どこを重点
的に学習して、①何を、②どのように記憶しておけばいいのかも明確になってき
ます。
学習内容の明確化(選択と集中)☆
以上にように、過去問という大切なツールを、どのように活用していけばいいの
かがわかってくると、きっと、合格はすぐそこまで来ているのではないかと思い
ます。
2 復習のポイント
①行政行為(2)
まずは、パワーポイント047・カード024で、行政行為の効力について、顔と名前
が一致するようにしておいてください。
また、パワーポイント049で、土地収用法の収用裁決事例を利用して、取消訴
訟の排他的管轄という意味をよく理解しておいてください。
土地収用法は、
訴訟類型を問う問題として、本試験でも頻出していますから、パワーポイント051
で、行政事件訴訟法とリンクさせて、知識を整理しておいてください。
櫻井・橋本「行政法」p92の国家賠償訴訟と公定力については、カード026の最
新判例とともに、知識をよく整理しておいてください。
次に、パワーポイント054で、瑕疵ある行政行為の全体構造を、行政不服審査
法・行政事件訴訟法とリンクさせながら、しっかりと把握してみてください。
行政法の問題には、細かい知識ではなく、全体構造(ツリー構造)を理解してい
れば、簡単に解けてしまう問題が結構出題されます。
森から木、木から枝、枝から葉へ
受講生の皆さんは、他の科目と同様に、「森から木、木から枝、枝から葉へ」
という「視点」を忘れずに復習を行ってみてください。
最後に、パワーポイント053、カード029で、違法性の承継について、カード030
の最新判例とともに、知識を整理しておいてください。
②行政行為(3)
まずは、パワーポイント054で、取り消し得る行政行為と無効な行政行為につい
て、①区別の基準、②区別の「実益」の点から、知識を整理しておいてください。
行政行為が無効の場合の処理については、最近の本試験において頻出してい
る重要テーマですので、この後、詳しくお話していきます。
このように、行政法総論で学習することの多くは、行政事件訴訟法とリンクして
いきますので、行政事件訴訟法を学習するときに、再度、ここに戻ってみてくだ
さい。
知識と知識の「つながり」☆
次に、パワーポイント057・カード036と問題20・21を使いながら、撤回と職権取
消の共通点と相違点について、知識を整理しておいてください。
本試験で使えない知識では仕方がありませんので、アウトプット→出題のツボ
の「発見」→インプットの視点から、知識を集約化・定着化してみてください。
最後に、カード038で、行政行為の附款について、カード022とリンクさせながら、
知識を整理しておいてください。
行政法は、
本試験で得点していくためには、民法以上にカードとカードのリンクが大切にな
ってきますので、カードには、必ずリンク番号を書き込んでおいてください。
条件と期限など、民法(総則)で学習してきた用語と同一の用語が結構出てき
ますので、よく理解できない方は、もう一度、民法の復習を行ってみてください。
③行政上の義務履行確保(1)
まずは、パワーポイント065・066、カード060以下で、行政上の強制手段の全体
構造を、各レベルの相違点を中心に知識を整理しておいてください。
本試験では、「直接強制」と「即時強制」との相違点を問う問題がよく出題され
ていますので、出題の「ツボ」として押さえておいてください。
行政法(総論)は、講学上の概念中心の科目ですので、細かい「葉」の部分か
ら学習すると、何をやっているのかわからなくなります。
受講生の皆さんは、
行政法の復習をする際には、必ず、パワーポイントや櫻井・橋本「行政法」の
目次で全体構造を確認しながら、細部の復習を行ってみてください。
森から木、木から枝、枝から葉へ
パワーポイントのツリー図は、タイトルだけ残してすべて空欄にして、中身が
きちんと埋まるかどうか、復習の段階で試してみてください。
人気blogランキングへ ← ポチッと1回クリックをお願いします。
