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3月11日の東日本大震災で、日本社会のトレンドも何となく変わってしまった感の
ある2011年も、残すところあと1日。
皆さんにとって、今年はどんな年だったでしょうか…
今年最後の記事は、
来年度の合格に向けて、民法のベースアップ戦略についてです。
まずは、今年の問題の現状分析(伊藤塾出口調査)から
平成23年度 民法得点率 48.65%(対前年比88.2%)
平成22年度 民法得点率 55.13%
合格コーチが、今年の本試験問題を最初に見たとき、今年は、昨年に比べてメジ
ャーテーマからのツボ問題が多く、民法だけは、前年に比べて簡単になったので
はないかと思いました。
しかし、蓋を開けてみたら、数字はかなり悪い結果でした。
合格コーチも、カウンセリング等で、受験生の皆さんの問題冊子を見せていただき、
皆さんがどうやって問題を解いているのかを、書き込み等の跡をもとに分析してい
ます。
やはり、民法であまり得点出来ていない方に共通して現れているのは、図解が出
来ていない点と正誤判断に必要な部分に何もマーキングがされていない点です。
つまり、出題の「ツボ」が掴めていないということです。
例えば、問題29(即時取得)の肢ウは、
「占有改定と即時取得」という行政書士試験でも出題されているツボ中のツボ
ですが、この問題を落としている方の多くは、「以後Cのために占有する旨の意
思表示をし、引き続きカメラを所持していた場合」という部分(=占有改定)にマ
ーキングが何もされていない方が多かったです。
このように民法は、問題文中のキーワード(事実)を要件にあてはめる作業を現
場で行う現場思考型の問題が数多く出題されます。
したがって、知識優位型の典型科目である行政法のように、単に知識を集約化し
て定着化しても、なかなか得点できない科目と云えます。
知識優位型と現場思考型の効率的な勉強法については
↓こちらで
⑤1月21日(土)御茶ノ水校ライブ14:00~17:00
第1部:「パターン」で学ぶ過去問商法
~「フレームワーク」と「ツボ」の賢い使い方~
第2部:山田式!「知識優位型」と「現場思考型」科目の効率的学習法
~過去問マトリクスから見えてくること~
受験生の皆さんの問題冊子を見せていただいた限り、おそらく民法が苦手な方は、
このあてはめ作業が現場できちんと出来ていない方が多いのではないかと思いま
す。
つまり、本試験では、長い問題文のすべてを読むのではなく、その問題文の中か
ら要件に関連するキーワードをきちんと発見できるかが試されているというわけ
です。
民法が苦手な方は、この長文に惑わされて、キーワードがきちんと拾えない方が
多いようです。
再受験生の方が民法のベースアップを図る上でも、是非、このあてはめ作業が本
試験の現場で出来るようなトレーニングをしてほしいと思います。
その前提として、重要テーマについては、図解化のトレーニングとともに、なるべく
早いうちに、要件→効果を記憶しておく必要があるでしょう。
要件→効果の記憶
もっとも、民法のあてはめ型問題は無数にある訳ではありません。
そこで、民法のベースアップを図るために役立つ「視点」が、問題のパターンを発
見して、その典型パターンごとにトレーニングをしておくという勉強法です。
①グルーピング
↓
②抽象化(出題のツボの発見)
↓
③構造化(パターン化)
今年の実践講義マスター民法では、
昨年よりも講義時間を増やした分(約18時間分)を、他資格セレクト過去問集の
問題を使って、このあてはめのトレーニングに、昨年より多くの時間を使っていき
ます。
実践講義マスター民法では、
講義中に、OHCを使って、合格コーチの問題の解き方(図解の仕方・マーキン
グするキーワードなど)を映していきますので、受講生の皆さんは目で見なが
ら、問題を解く手法を追体験してみてください。
なお、民法の過去問をパターン化する方法につきましては、無料公開講座(4時
間)で既にお話していますので、是非、参考にしてみてください。
山田式!ビジネスでも役立つ行政書士講座
無料公開講座(「パターン」で学ぶ過去問シリーズ)&講座説明会
↓こちらから
トップ画面から→「行政書士試験科」→「山田式!行政書士講座&ビジネス
実務法務検【講座説明会・体験講義】」へ
実は、民法については、平成21年度以降得点しづらく、結果として難しくなって
いる原因があると思います。
それは、特に、平成に入ってからの最新判例など判例の事案を知識として問う
問題が以前に比べて増えているという事実です。
平成23年度(平成の最新判例のみ)
問題28
肢3(最判平13.11.27)
肢4(最判平4.10.20)
肢5(最判平11.10.21)
問題30
肢2(最判平19.7.6)
肢4(最判平9.2.14)
平成22年度(平成の最新判例のみ)
問題28
肢1(最判平7.3.10)
肢3(最判平11.10.21)
問題29
肢エ(最判平8.10.31)
問題31
肢2(最判平2.12.18)
問題33
肢ウ(最判平7.9.19)
肢オ(最判平10.5.26)
判例の知識を問う問題は、現場思考型ではなく、知っていれば瞬時に答えら
れる単純な知識優位型の問題となりますから、解く時間をかなり短縮するこ
とができます。
現場思考型+知識優位型の混合化
受験生の皆さんは、今までのように条文知識に加えて、出題が予想されるテー
マについては、最新判例も含めて判例の学習もしていく方がいいのではないか
と思います。
実践講義マスター民法では、
大村基本民法シリーズ載っている最新判例に加えて、判例六法を使って、出
題が予想される最新判例については知識として整理していく予定です。
再受験生のための民法ベースアップ戦略
再受験生の方は、まずは、行政書士試験の過去問を「分析」して、①どのよう
なテーマから、②どのような内容の問題が、③どのような視点から出題されて
いるか、出題の「ツボ」を把握する必要がありそうです。
このように過去問を「分析」していけば、問題のパターンも発見できますし、まだ
問題が出題されていないテーマもよくわかると思います。
上位5%位に入る知的な勉強を!
時間のない社会人の方は、ただ問題を何回も何問も解く非効率な勉強では
なく、是非とも、「アタマ」(知恵)を使った効率的な勉強をしていってほしいと思
います。
有限な時間を、何に費やすのかということも大切な戦略です。
来年度、何としても合格するためにも、民法択一式で9問中5問前後、行政法
択一式と合わせて、28問中20問は確実に得点していきたいところです。
では、皆さん、良いお年を!
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